ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「ネジと紙幣」ピーナツ6粒目(夜)

 ソワレ後は隊長と一緒に帰ってきました。これまた短いながらも有意義な。血糊の仕組みとか、そういう仕組みか〜、でした(笑)。正に。
 初マチソワのソワレ、なかなか頭重い感じで着席しましたが、始まってしまうと…ぐいぐい。重さもツラさも何のその。一気に引き込まれて、ラストまでそのままぐいぐい持って行かれてしまうので、ぴゅーっと流されるだけです。本流と合流するところも滝壺もそのままごおおおお、です。もみくちゃです。シロたすけてー!!*1 *2
 
 

  • 「そうですね、花火大会の辺りから始めましょうか」…やはりそこが「始まり」なのか。
  • 何となく、桃子も永太郎さんのことをちょっと疑っているというか…久留美ちゃんと話してた時もすごく気にしてたし、約束の時間に遅れたことを「僕は仕事だったんだ」って云う永太郎さんに「わからないわ」って答えるし…。
  • これは大変主観的な印象ですが、永太郎さんの「キャバクラなんて行ったことないし」がとても胡散臭く聞こえるんですが(笑)。多分キャラクターの所為だと思うんだけど! 高鹿さんが上手すぎるんだ!
  • 花火大会にもどして。永太郎さんに「さっさと消えて!」ていうのとか、…本心なのかなそれが…そこまで行っちゃってたのかなぁ…。
  • 草太が木刀の代わりの武器を探しに行っちゃった間、桃子と行人の会話に「あははは」って行ってる道也が何だか可哀想です(笑)。うん、その二人の間にはなかなか割って入れる人はいないんだ…。
  • サムゲタンの話がわからない赤地に、「だからそれはサムゲタンだよ!」とボート小屋から突っ込むゆきちゃんが可愛かったです。サムゲタンの話、久留美ちゃんから聞かされてたんだねぇ(笑)。
  • 久留美が土手を降りてこようとするのを「ダメ!」と止める桃子に、小屋から出かけてゆきちゃんが「ももちゃん!?」って云います。一回だけ。
  • ソワレは下手側前方だったので、小屋倒壊チームではなく久留美vs行人組でした(笑)。「説明してもらいてぇな、俺にはその、ほら、アレがあんだろ!?」…アレ=権利、ね。ゆきちゃんはおばかさんだなぁ!
  • 「お前らびっくりだな」も何か可愛い。で、「お前らがいなくなっちゃった後で、『あれ、いない』…とか云うわけかーー!!」の「なっちゃった」っていうのも可愛い。ゆきちゃんは可愛い。
  • 本物木刀と撲殺用木刀、どこですり替わるのかなーと思って観ていたら、ボート小屋建て直す時に一度地面*3に置くので、その時かなぁと。他にないもんな。
  • 愉快な看板で赤地を殴る道也、うっかり草太も殴ってるんですね。草太踏んだり蹴ったりだなぁ。
  • 赤地襲撃はまたジャンピング振り下ろしでした。で着地で石段を滑り落ちる…危ないから!
  • 目を覚ました赤地から逃げるように立ち去ろうとする行人、石段登ろうとして踏み外してた。ふらふらしてるみたいで良かった。
  • 納品ステップはサンバっぽい方。ああ…メンチカツ食べたい今…。
  • ヤスリとか使ってる行人を見て、ふと、未來さんはああいう工具使ったことがあるのかなぁとか思った。プラモデル作ってバリ削ったりとかさ、いらない枠部分をガスで炙ってにょーんって伸ばしてアンテナ作ったりとかさ。アロン厚盛りで継ぎ目消したりデカール水に浮かべてべちょってなっちゃったりマスキングして色塗ったりさ。サンドペーパーで銅線の塗装削り落としたりプライマー塗ってサンドペーパーかけたりしたことあるのかな。イメージ沸かないな(笑)。
  • うちは父の仕事上何となく、家にやたら電気工学系の工具がたくさんあったり、小学校就学時にマイドライバーセットを買い与えられたり、ペンチとラジオペンチとニッパーとプライヤの違いがわかったり、板金屋さんにアルミで特注の箱作ってもらったり、したんですが。
  • …だからツナギとか作業着とかが大好物な人が出来上がるのか。始まりはそこか。
  • 閑話休題マイナスイオンぶっかけがやたらと長かったです。で、何かプフフフフフフ…ってなってた。ぶーーーーーーって繋がってなかった(笑)。
  • ホンダのおっさんとこにいることを「説明しようとしました」と云う栗尾を、「でもしなかった」と遮る行人。とても、大きな声で話していた。
  • 「ぱくぱくぱくぱく!」が、何か空気たくさん含んだような声で…おかしかった。
  • 栗尾さんが話せなくなっちゃって、口をぱくぱくしてるのを見ながら、一緒にぱくぱくさせる行人。いぢわる。
  • 「くーりーおーさーーん」がまたすんごいビブラートで若干ひっくり返り気味で何かすげぇ。ゆきちゃんもちょっときもちわるい。
  • でも「べたべたしてんな」との落差は素晴らしいです。酷いですが。
  • 跳び蹴りは、わかっていてもドキッとするので、最近はとてもお腹に力入れて身構えます。わたしも蹴られてるような気分だ!
  • 「お前俺を何だと思ってんだ! 何だと思ってんだよ!!」…栗尾は行人のこと、何とも思ってないんだと…思う。鼻で嗤ってるんだと思う。それを何となく感じて、だからすっごく苛つくんだろうな。
  • 赤地が来て、母も出てきて、栗尾を立たせてぱたぱたする行人。栗尾に「ばか*4」とか小声で云ってるのが聞こえました。
  • 赤地の銀行の話を騒音立てて消そうとするのは、奥にいる両親の耳に入れない為か。
  • 「大丈夫、これ絶対イイ出会い!」と赤地に肩をばしっと掴まれて、びくっ!て小さくなるゆきちゃんがめっぽう可愛い。怯えてる。
  • 和佳ちゃんが「お兄ちゃん来た?」ってお父さんに訊くのは、東本さんから電話があったからですね。輝紀と話したことを和佳にも伝えたんじゃないかな。
  • お父さんは栗尾に対する悪意を隠そうとする。変だなんて思ってない、と取り繕う。行人は隠さない。それがボート小屋の「バレてんだよ」「どいつもこいつもバレてないって面して」に繋がるかなぁ。的な。
  • ビールを断る和佳ちゃんに、妊娠したんじゃないだろうなと訊くゆきちゃん。に、和佳ちゃん「何で怒るの、自分で変なこと云ったクセに」てなるところが、何だかわやくちゃになっちゃってました。「何で自分で云って…変なこと…怒るの?」みたいな(笑)。ゆきちゃんが、んっ?て顔してた(笑)。
  • 1日1発回避。「ちょっ! ごめんもいっかい! こころのじゅんびが!」全部云った。
  • やっぱりつまみのスルメが固そうです。ぶっちんと噛んで引きちぎるゆきちゃん。
  • ピーナツを手でぽん!として食べるお母さん。1粒がテーブルから落ちて、和佳ちゃんが拾ったのを受け取って「あらありがと」っつって食べてた(笑)。
  • お父さんがぱっと振り返ると、あわててぺこんっと土下座するの…可愛い。そして土下座が美しい。
  • 土下座計画頓挫で寝転がってテレビ見る行人が、口からスルメはみ出させたまんまだったので、セリフ云う時どうすんのかなーと思って見ていたら、「じゃあ和佳は誰に断って男とつき合わなきゃいけないんだ!?」て激昂するところで、はみ出たスルメを口から引き抜いていました。
  • 輝紀が来てつかの間の団らん中*5、ゆきちゃんがビールをこぼした。「あっわり」って布巾でテーブル拭いてました。コップから零したようです。倒したりはしてない…と思うんだけど…何せ居間セットは下手側から遠いのでねぇ。角度的に顔は良く見えるんだけどねぇ。
  • どうにもやっぱりゆきちゃんは、工場でのお仕事には向かない気が…するんだな。そういう合う・合わないって努力ではどうにもできないんじゃないかな。
  • やっぱりパンツにハートはナシ。
  • 行人を蹴り出して勘当を云い渡す父。桃子が来て、「子供は?」「今日は泊まるって」→薬缶を置いて居間へ上がって腰イテテテテで暗転、が、イテテテする前に暗転しちゃった。どこかで伸びてたのか。
  • 永太郎さんの中では、手をさしのべる=お金を貸す→貸せるお金なんかない+逢いたいから逢うだけ、で、ひとつの既成事実が出来上がってしまっているんだなー。
  • でも、そんな意識なんかないままに「逢いたいから逢うだけ」なんて言葉が口から出る、その言葉の意味の大きさに気づかないままに口にする、桃子も…誤解されても仕方ないよなぁ…ある意味誤解じゃないもんなぁ…。
  • 赤地に見つかってボッコにされる行人。倒れて咳き込むのを髪掴んで引きずる赤地。イテテテテテテ!の行人。が見える下手前列。ごちそうさまです!
  • 行人が赤地に「根本的に間違ってるから人間として!!」って激昂されまくるところ、で、どっちのかわかりませんが、うっすらタバコの匂いが流れてきました。
  • 桃子の工場に現れた行人、「あっつい…」は仰向けに仰け反り黄色い箱の中に後頭部がイン。
  • 頭の血糊がほっとんど付いてなかった! 桃子の手も、頭触った後の行人の手も、治療中の桃子のガーゼも血ぃなかった!
  • 後で聞いたところによると、ゆきちゃんの頭を桃子が掴むところで、桃子の手の中で血糊小袋が破裂、それがゆきちゃんの頭に付着、という流れのようですが、今回はその小袋がちゃんと破裂する前に飛んでっちゃった、そうです。上手のやりとりは遠くてわかりませんでした(笑)。
  • 治療が沁みるゆきちゃん、「ちょ、もうちょっと何かこう…!」丁寧に、とか、優しく、とか、ね(笑)。云いたいことはわかる。
  • 桃子へ謝罪に来た輝紀とお父さん。お父さんのセリフ、「あいつはバカだから」が2回入って何か変になっちゃってた。「あいつはバカだから、必ずまた桃ちゃんのところに来る」はOKですが、その後「あいつは死んでももう俺らの前には出てこないだろうから」が、「あいつはバカだから…俺らの前には出てこないだろうから」になっちゃってました。うん、ゆきちゃんはばかです。
  • ゆきちゃんに桃子が投げつけた封筒、また片方がおうちの中に飛んでっちゃった。
  • 先のことを考えて、と桃子に云われ「考えてる、生まれて初めてってくらい本気で考えてる!」と応える行人。ちゃんと説明してたら…もしかしたら、赤地に返済する分だけでも、何とかなったかもしれないのにね…。
  • 桃子は赤地と行人の間の取り交わしとか、全然知らないんですかね。知らないですよねきっと。
  • 染み出す油。入り口のカーテンまでびしょびしょになってたんだ…洗濯物しか気づいてなかった。
  • 上手作業台向こうでめった刺しにされる前、センター手前に倒れ込んでもつれ合う時かな。桃子のワンピースの青いベルトが外れて落ちた。びっくりした。
  • 最後、行人に縋るようにしがみつく桃子は、やっぱり、あの瞬間、行人の手でとどめを刺して欲しかったんだろうな…。ずーっとずーっとおんなじ、から、抜け出す唯一の道だったんだろうな…。
  • 鳴り響く調子っ外れのイッツ・ア・スモールワールドを、「これ面白いよねー」と笑う赤地が、涙が出るほど憎く思えた。あんたが面白がって笑ってる小さな世界が、この子たちの全てだったんだよ。この世界の人たちが、壊れた、ぼろぼろの、調子外れの小さな小さな世界を、どんな思いして必死に守ろうとしてたか、それを見てあんたは笑うんだ。一生懸命な姿を眺めて笑うんだ。
  • だって赤地はこの世界の人間じゃないから。
  • …や、そゆとこも含めて赤地大好きなんですけどね!(笑)
  • 袖を捲り上げて腕までしっかり洗う行人。血も油も汚れも全部ぜーーんぶ、洗い流せればいいのに。何もかもなしにして全部最初から始められればいいのに。
  • …あんなに毎回ガッシガシ手洗って、かさかさになっちゃいそうです。ハンドクリーム塗ってね…?

 眠さのあまり非常にざっくりですが。如何様にも取れるお芝居、面白いけど大変ですね。でも面白いの!

*1:

*2:勝手に名前付けない!

*3:尚かつ木材の影

*4:ほら早く立て、的な感じで

*5:お茶飲む間くらいだね