ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

ゲキ×シネ「五右衛門ロック」

 試写会で一度観ていますが、やっぱり…いいなぁ面白いなぁ! カルマ王子は美しいなぁ!! 五右衛門も左門字もかっこいいなぁ!! お竜もインガも綺麗だなぁ! シュザクもボノーもちっちゃいなぁ!! 本当に、最高の夏祭りでした…蘇る、し、また違って楽しめる。ほんとに何というか…こういう形でもう一度、あの素敵な舞台を、あの空気感もろとも、楽しませてもらえて、ありがたいなぁ…と思います。ゲキシネって素敵なアイディアだよほんと!
 カルマ様は本当に…可憐で。可憐ですよ。美しく悲壮で可愛らしくそして健気。全くもって文句なしにヒロインポジションだなぁ…可愛かったなぁ…。まぁゲキシネなので、生ではないので、オペラで好きなところ見たいところを勝手にズームアップしてガン見していた身としましてはこう…かゆいところに手が届かない感は色々ありましたが(笑)。えっそこでそっちがアップなの!?とか、ちょ、今! 今大事なのに!!とか(笑)。復讐のダンスシーンでバンドさんがアップになるのは、ええええ!?て思ったよさすがに…かいぐりかいぐりとかが見えなかったよ…。バンドさんはもちろん大好きですが、そこじゃない時に見たかったです掘ってー掘ってーとか、コアリズムとかで。
 細かい効果の追加が楽しかったです、火縄銃斬ると火花が散ったり、月生石がキラキラキランとしたり(笑)。ピアノ線も消えてたけど、蛾の棒(?)も消えてましたよねー。あと波用のロープとか…も消えてたような。細かい作業おつかれさまです! でも、クライマックスの効果は…いらなかったと…。試写でびっくりしたけど、さすがにちょっと…そのままじゃダメだったんですかね? 何か、舞台でちゃんと表現できていたのに、ああなると…何が何だかわからないというか…ウェディングケーキも良く見えないしホッタルたちもいるんだかいないんだかで…舞台で見たら涙ぼーぼーだったのに、…んっ?となって終わってしまった…。インガとお竜のデュエットでは泣きましたけどねあまりの格好良さに! あとカテコラストのハケ際の古田さんにもかっこよ泣きだった…。
 殺陣のエフェクトも…んっ?っていうのがたまにありましたが、何か仕方ないのかなー。他にやりようがなくああなってるのかなー。でも、その辺を差し引いても充分に楽しかったし楽しませて頂いてるし、大好きなことは変わらないし、ありがたいと思います。本当に。映像に残らない恐怖をイヤというほど味わわされているので!
 カテコで拍手とか、手拍子とか、できないで静かに見てるのがちょっとツライです。ああ、やっぱり大好きだよ五右衛門ロック! DVDも楽しみだ!
 ゲキシネオリジナルのパンフレットも凄く良かったですよ! 劇中写真てんこもりだし、コメントは新しいし、パンフに載っていなかった野波さん撮影のカルマ様写真があるし! また人間離れした低姿勢で…かっこいい…は虫類的な禍々しい美しさですよカルマ様…。とんがり帽子だけど美しいですよ…。
 コメントがまた、千秋楽の罰ゲームに言及されていたり、松雪さんが舞台挨拶で云っていた「ギャグが滑ったら古田さんが冷たーい目で見てきた」の真相が語られていたり、古田さんが未來さんのことを「ギャグがなかなか受けなくて悩んでいた」って云ってたり*1 *2、今になって初めて耳にする話がイロイロ…素敵です。デジタルシネマスタッフ鼎談*3でも、未來さんのカットは遠近感を利用した良いショットが多い、とか、カルマの父親に対する心情に力を入れました、なんて云われてますし☆ 確かにあの背中越しはかっこよかった…。
 とりあえず、未來さんファンじゃないお友達にもオススメできるので、お友達を無理矢理つき合わせて何度か行きたいです(笑)。
 で、さっき気づいたこれ。イーオシのチラシが可愛いことになってましたよ(笑)。


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 バルト9にて初回を見ます!
 新宿駅にはでかいポスター、劇場入り口には試写会時のサイン入りパネル、そしてゲキシネのパンフ800円は新取りインタビューに初出カルマ写真(パンフの)!!


*1:どのギャグだろうか。船縁マイムだろうか

*2:笑いにくいんだもんあそこ

*3:長い