ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「フィッシュストーリー」スペシャルトークショー(4/18)

 メモまとめ終わったので流しておきます! 基本的にうろ覚えなので、括弧の中は何となく…です。この通りの言葉を口にされていたわけではないので、こういう感じの事を云っていた、くらいの加減で見て頂けると幸いです…。
 畳んでおきます。
 
 

  • 司会の門間さん*1に、「まずは中村監督」と呼び込まれ監督登場、の後ろから続いて、ちょっとかなりな勢いで出てきてしまいそうになる未來さんがチラ見え。スタッフが全力で止めていました。今思うと、あわてて出て来ようとしたのかなー的にも見えたかも。
  • 上手側の椅子の横に立つ監督、続けて未來さんも登場。俯き気味に大股で出てくるいつもの感じです。
  • まずは一言ずつご挨拶。監督「初の立ち見も出て…」との言葉に後ろを見渡すと、ほんとだー立ち見が出てるー。「あと数分したら質問を受け付けますので、考えておいて下さい(笑)」はーい、ていうか考えておいたー。のにー。
  • 未來さん…は、何かあせあせした感じでしたよいつものように(笑)。「もう皆さん映画は…見終わった後…ですか?」とか何とか。見た見たーネタバレOKですよー。「では、あの、宜しくお願いします」みたいなことをもにもにと。ぺこぺこしながら。
  • しかしお洋服がオシャレというか可愛くて! わたし個人的にアーミーパンツのブーツインスタイルすごく好きなんですよ何となく(笑)。私服だろうと思うんだけど、可愛かったなぁあのバランス! 生成のトップスも、ナイロンみたいな質感のブルゾンぽいので、合わせがベルクロっぽい感じで、襟もスタンドカラーっぽく高そうで*2、良かったなぁ。でも上も下もペンキ付いてて、そういうデザインなのかそれとも…??と思った。
  • ら、角度違いで見ていた友達は、「あれは本当にペンキじゃないかと思う」と云ってました。デザインにしては汚れすぎ!だって(笑)。
  • 質疑に入る前に、門間さんから先に質問が。『監督と未來さん、お互いの最初の印象は?』と訊かれ、監督には「お任せ」で演じてもらえる(監督が付ける演技よりお任せで演じてもらった方が良いものができる)俳優さん女優さんが5人くらいいるけど、その5人の中に入ってます、と中村監督。わはーい! また是非使って下さーい!
  • 5人に入る、と云われて深々と頭下げながら「ぁりがとございまっす!」と照れたように云う未來さんが可愛かった。
  • 対して未來さんの監督に対する印象は、「鋭い」だそうです。「普段ゆるーい感じに見えるけど、次の瞬間には何を考えているのか良くわからない顔になる」と。何か、わかる気がする…何となく。
  • で、しばらく沈黙のあとに「…すきです(笑)」いきなり告白(笑)。を門間さんに「とってつけたような…(笑)」と突っ込まれる。
  • その後質疑に入りまして。最初何だったかなー。順番覚えてないので*3、思い出した順に書き出したものを、多分こんな感じの流れだったと…くらいに並べ替えて置いておきます。
  • 『アクションシーンが凄かったのですが、何か参考にされたものはありますか?』…ここは「トランスポーター」が出ました。で、よく見た「周りにあるモノを利用して戦う」方式で、みたいな。あと何だっけ、もう一個監督が映画のタイトル出してたんだけど…。ここでじゃなかったかなー??
  • 練習は3日か4日くらいで、ウォーミングアップをちょっとしてから基礎はすっ飛ばしてすぐに実際の動きを決めていく、という感じだったそうです。絵コンテがあって、その通りにやっていった、とか。で、そのアクションを付けてくれた吉田さん?だったかな?が今日も来てるんですけど、と下手側後方を見る監督と未來さん。「マッチョな…」「マッチョですね…」とマッチョ連発する二人。この辺から「マッチョ」「ムキムキ」が本日のキーワードになります(笑)。
  • ちっちゃい正義の味方が目隠しして道場で倒してた5人のムキムキな方々が、アクション担当だったそうです。あと、逆鱗がキャバレーで「長崎は今日も雨だった*4パンクバージョンで暴れるシーンで、江口のりこさんにビール瓶で頭殴られるムキムキなサラリーマンもアクションのヒト、とのことです(笑)。
  • 中村監督は、まさか自分がアクションを撮ることになるとは思っていなかったそうで。すごくたくさんアクション映画を見た、そうです。
  • 『もし正義の味方になれるとしたら、何がしたいですか?』…両者考え込む。未來さんが「何をする、という主体的なものじゃなくて、何かがあった時に動くものだから…」みたいなことを(笑)。組織化して、これが悪ですよと教えてもらいたい、とか、マニュアルが欲しいとか、監督と二人で云い合ってました。デスヨネー(笑)。未來さん、「これが悪なので倒して下さいと云われたら、そこで一周考えて、悪だと判断できたら倒します」みたいなことを云ってました。
  • ここで門間さんより、お二人にとって正義の味方みたいな存在は小さい頃にありましたか?みたいな質問が入り、監督は何だったかなー、具体的に何とか誰とかは挙げてなかったけど、とりあえずバレちゃダメだよね、みたいなことを云っていたような。正義の味方は秘密の存在でないと、みたいなことなのかな、と勝手に受け取りました。未來さんは、公式ブログにもあった、阪急電車の話をされました。小学生の時に、満員の阪急電車の扉のところにべたっと張り付いて乗ってたら、扉に指が引っかかって*5、ドア開かないし困ってたら、ホームにいたぴちぴちのTシャツ着たマッチョなお兄さんが、ガッ!と(と云いながら下から上へ何かを持ち上げるような動作をする)(てことは窓なのか??)開けてくれて助けてくれて、それが僕にとっての正義の味方です、みたいな。
  • 『映画はひとつの曲が大事な鍵になっている話ですが、そういう何か影響を受けた曲はありますか?』…監督も未來さんも悩む悩む(笑)。未來さんは俯いて、マイク持ってない左手でずーっと左の目元をこしこし縦にこすりながら困ってました(笑)。先に森山さん、と振られて「えっ」となってから、「実は、斉藤さんの音楽はもうずっと中学校の頃からすごく好きで、ギターで弾いたりとかしてたんで…」みたいなことに。打ち上げで会えた時は、もう絶対話しかけなあかん!と心に決めて、隣に座りました、と云ってました(笑)。良かったねぇ!
  • で、監督が、実は未來さんに逆鱗の「フィッシュストーリー」をずーっと聴かせなかった、というお話を(笑)。正義の味方が聴いてるわけがないから、森山くんはすごく聴きたがってたけど、「後でCD渡すから」って云ってなっかなか渡さなかった、って(笑)。最終的には撮影終わってから聴かせてもらえて、未來さんは「すごく…斉藤和義な曲だなぁと思った」とか。
  • 監督も、1曲は選べないけど、みたいな前置きをしてから、「でもこの後の映画を撮ってる時は、ずっと斉藤さんの曲を聴いてましたね」みたいな答えを。「ボックスもらったのでそれを…」と監督が云うと、「僕ももらいました」とアピールする未來さん(笑)。
  • 門間さんに『森山さんはフィッシュストーリーの曲を聴いてどう思われました?』と訊かれると、「いや…すごく、斉藤和義だなぁと…」「かっこよかったですよ(笑)」何か困ってましたよ(笑)。
  • すると、斉藤和義さんファンの方が挙手されまして。その方が関西言葉で、すかさずそこに食いつく未來さん(笑)。「大阪の方ですか?」「いえ、京都です」「京都からいらしたんですか?」「いえ、出身は京都で今はこっちに住んでます」「ああ!」みたいなことに…食いつくと思ったんだー(笑)。
  • で、斉藤さんファンの彼女の質問は、『実際会ったら斉藤さんはどんな方でしたか?』みたいな。未來さん、普段も酔っぱらっても音楽やってても、全然ずれない印象です。って云ってました。逆鱗のレコーディングの時に、1テイク録って、「『いぇい!』*6としか云わないんですよ」だそうです。「『もっかいやってみよっか』『いぇい!』でしたね」…何か可愛らしい方だなぁ。
  • あともうひとつ、と京都の彼女。『銃で撃たれて倒れるシーンで、実際撃たれるわけじゃないのに、どういうタイミングで倒れるんですか?』…これは滑らかに答える未來さん、「あのね、服の下に火薬仕込んであるんですよ」「それがぼーんっ!て破裂するので、そのタイミングでこう…*7」中村監督も「実際、全然痛くないわけじゃないよね」と。服の下で肌に近いし、結構衝撃あるみたいですよねー。
  • 多部ちゃんファンかな? 男性の方からの質問、『多部さんのインタビュー記事で、現場で森山さんと監督は色々お話されてた、みたいなのを読んだのですが、前に監督はテレビ番組で、「色々訊いてくる役者は嫌い」と仰ってましたが、その辺は…?』…私もそのテレビ見ました! 芸人さんでオーディションして、実際に映画に使えるヒトを選ぶみたいなやつですよね? 三池監督とかも出てたやつですよねー? 云ってた云ってた! そういやそんなこと云ってた…とちょっとひやひやするわたくし(笑)。でも、そんなに話してなかったそうです。衣装合わせの時に外でタバコ吸いながらちょっと話したくらい、とか。で、その時に未來さんは、もっとモッサーとしててもいいんじゃないかとヒゲなぞ生やして行かれたそうですが、いやナイね、ということになった、と。監督ありがとうございます…そこでナシにして下さって本当にありがとうございます…(笑)。
  • で、リハーサルやった時に、モリヤマミライ違ったかなー…と監督は思われたそうですが、実際本番でフェリーで撮影になったら、がらっと変わってて、こんな感じで…と監督が思ってたのよりもさらに良いモノを持ってくる…と。お任せ俳優ですね!
  • 関節外して縄抜けするところで、「ほら、この通り」という台詞を痛そうに顔を歪めて云ったのが凄かった、というのをここで云ってたのかな。
  • 「弟子」を読んだことがありますか、ていう台詞があって実際読んだり、アクションでヒトの首を蹴ったり、「準備が大切」という台詞を実感できた撮影だった、みたいなことも云ってました。
  • あと何だっけ…ピークを本番に持って行けるのがいい俳優、ということを監督が云っていて、リハーサルにどんだけ良くてもピークがそこで本番が頂点に持って行けないと、結果的には残念なものになってしまうし、台詞全然覚えてなくてもリハーサルの間に覚えて、本番で良ければ良い作品になるし、みたいなお話をされていて。未來さんはその、本番にピーク、一番いいものを持ってくる、合わせてくる、というのが素晴らしい、と…褒めて頂きました。
  • マイクを口元に持って行かないでしゃべることが多い未來さん(笑)、どこかで監督に「マイク使った方がいいよ」と突っ込まれていました。そーだそーだ! DVDになる時に音小さくて困るじゃないか!
  • 『映画の中に、正義の味方になりたかった、という台詞がありますが、なりたかったものとか、今なりたいものとかありますか?』…今ですか!?となる監督と未來さん(笑)。監督は、今はないです、と云いつつも、昔はラジオが好きだったのでDJ*8になりたかったとか、俳優になりたかったとか仰ってました。監督は実際俳優もされてますよね?と門間さんに振られ、「最近はお声がかからなくなりました…(笑)」と。それは監督業がお忙しいからじゃないですかね??
  • 未來さんは、手塚治虫が好きだったので、漫画家とか、医者とか…ダンスやってたので、踊る医者とか…と。あと、インディ・ジョーンズも好きだったので踊る考古学者、と聞いたことあるお答えでした。
  • 門間さんが、質問者を指名する時に、「青い服の方が目に付いたので…」みたいなことを云ったら、未來さんが何か絡んでました(笑)。「門間さんて、映画のインタビューとかされる方なんですか?」とか何とか。「目に付いたって(笑)」と何か、面白かったみたいです。
  • これが最後の質問かな。『デッキで戦うシーンはどんな風に撮影しましたか?』…「あそこ、なかったんですよ最初」と未來さん衝撃発言!(笑)急遽入れることになって、その場でアクション担当の、ムキムキの人たちと集まって、こんなことができます、あんなこともできます、みたいに話し合って付けた、と。へーへーへー!! そうなんだー! わー入れてくれて良かったー!!
  • 弾避けジャンプをキック?と勘違いしている監督(笑)。いやあれで弾を避けたんです、と説明する未來さん。監督! 覚えてない!
  • で、その弾避けの最中にやられたと間違って倒れちゃう田村くん(笑)。もう数えとけば!?って監督に云われてました(笑)。ムードメイカーだったそうです。
  • あと、あの弾避けジャンプのことを、未來さんが「センシ」って云ってたんですが…穿刺? センシって何か技名なのか、カタカナなのか単語なのかわからなくて…何ですかセンシって。あのジャンプの技名なんだろうとは思うんだけどどのセンシなのか謎です。地面と水平に身体を浮かせるジャンプだというのはわかるんですが! 昔のラララでよくやってたー!
  • あのシーンを撮影する直前に、アクション指導の方に、「格闘技は踊るように敵を倒すって師匠が云っていたんですよ」という話を聞いて、というのは雑誌にも載りましたが、それを聞いて未來さん、もっと早くそれを云ってくれてれば、すっごく参考になる言葉だったのになぁと思ったそうです(笑)。最後の最後に…って(笑)。
  • 以上で質疑応答は終了。最後に一言ずつご挨拶を頂きました。監督は、気に入って頂けたら、周りの方にもオススメして、ぜひまた来て下さい、みたいなことを。未來さんも、ぜひまた足をお運び下さい、ありがとうございました、的な。何か…可愛かった…*9
  • えーと、あとは。ボトルの水をちびちびくぴくぴ飲む未來さんが可愛らしかったです。
  • 監督は、マイク持ったままボトルのキャップを開けようとして、こすれる音をマイクが拾っちゃって、それに気づいてマイクを足に挟んで両手でキャップを開けていました。すごいどうでもいいな。
  • 未來さんは基本的に落ち着かない感じで…よく悩んでました(笑)。どれだっけな、正義の味方になったら何がしたい?の時かな、本当に考え込んじゃって、んー……って唸ってましたよ。
  • なりたかったものは?て質問の時には、考え込む中村監督に、未來さんが逆に「小さい頃なりたかったものとか、お医者さんになりたいとか、なかったですか?」と訊いてて、おお司会者のようだ!と思いました。
  • 話している時じゃない時は、巻きものを鼻の上まで引っ張り上げて潜ったりしてました。でも水飲めないからまた下げるの(笑)。そんなに隠れたいのか…。
  • 悩みながら目の下を縦にこしこしするのを何度も見た。あと左手の中指で後ろ頭をかくのと、左手の親指で片鼻をぎゅーっと押すのと、左手の中指薬指で唇の端触るのと…くらくら…。
  • いちご発動→少し収まる→すぐに再発動→収まる→発動、のくりかえし、みたいな。面白い。
  • スツール的な背の高い椅子に腰掛けて、足の間の座面にマイク持った手と反対の手とどっちも置いて、時折椅子の中で前後に身体を揺するような貧乏揺すり的なことをしていました。落ち着かないなぁ!
  • とにかくほやほやのぽよぽよのぽやぽやのふにゃふにゃのほこほこでしたよ、ってことで。個人的に感じた印象ですが、対MCさんのみ、とか、対監督・共演者とか、そういう対談形式のトークの時は、時間の経過と共に緊張がほぐれていく感のある未來さんですが、今回みたいな、常に対お客さん、な状態だと、なっっかなかほぐれないというか…結局ほぐれないまま終わったというか…やっぱり緊張するだろうなぁ、と…思いました。常に違う人から言葉を投げかけられて、それに応えて行かなくちゃいけないので、慣れないまま終わったというか(笑)。別に、慣れたからイイとか、慣れないから悪いとか、ってことではなく。対談形式の時の、時間の経過とともにほぐれていく感があんまりなかったなぁと思ったので。まぁ緊張するよねー。
  • 正味30分くらいのトークショーでした。お疲れ様でした!

 ちなみに、私が訊いてみたかった質問は、「正義の味方の職業をコックにした理由は? スティーブン・セガールの「沈黙の戦艦*10」とか関係ありますか?*11 また正義の味方として育てられた彼が、コックという職業を選んだ訳や背景を、演じる上で考えていたら教えて下さい*12」でした。あとついでに、小さい正義の味方くんの左目が二重なのは偶然かそれともアイプチか何かでわざわざ作ったものか、も訊きたかった…!

*1:この方、CUTとかロッキンオン系映画雑誌の編集とかライターされてる方なんですねー。道理でオシャレ男子だ(笑)

*2:巻きものしてて見えなかったけど

*3:質問がいくつあったかだけは数えておいた

*4:を「長崎はいつも雨だった」と云って監督に直される未來さん

*5:って云ってたんだけど挟まったってことかなぁ

*6:と両方の親指を立てる

*7:とちょっと倒れる身振りをする

*8:ディスクジョッキーの方

*9:結局それか!

*10:米軍の戦艦がテロリストに襲われ、コック長が戦う映画

*11:←監督に

*12:←未來さんに