ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

雑誌掲載 野性時代

 いつもの早売り本屋さんで買ってきました。表紙! 表紙!! …何でだろう、メンズファッション雑誌の表紙だと、わぁすいませんすいません!って気になるのに、文芸系雑誌だと何となく「…でしょ?」的な、「何か?」的な…レジに出す時も若干顎が上がり気味な(笑)気持ちになるのは。おかしいなぁメンノンの表紙だって顎上げて出したいんだけどなぁ(笑)。
 そんなダロ表紙*1野性時代です。タイトルのない本を片手に、静謐な空気を纏い、ひたりとこちら側へ目を向ける未來さん。すっきり髪だけど、スタイリングがふんわりめなので、ナチュラルで柔らかい雰囲気になっています。薄いグレーのカーディガンも春らしくて…今日寒いけど…。未來さん関係ないけど、表紙のタイポがピンクなのも何かイイカンジです。似合ってますよタイポまで。
 ぺらりと表紙を捲ると、左側が目次ページになっていて、何とも思わず次をめくったら…右側に未來さん。…こうなってるのを知らなくて、うっかり電車で開いてあわあわしかかった(笑)。だって! ポケットに両手突っ込んで、両目を閉じて、軽く仰け反るみたいに白い白い喉を晒して、らっさるんだもの…! しろい、しろいよ喉が…ミルク色だよ…。そしていつもあんまり思わないんだけど、これはちょっと、首が太いと思いました。髪の所為かな、トップのボリュームないからかな。別にかまわないんですが、太くても(笑)。あー目つぶると垂れ目が如実だわー。次をめくると、ここまで来ればもう予想範囲内ですが、やっぱり右側に未來さん。今度は座って、本も終盤まで読み進んでいる様子です。…これ可愛いわ…(笑)。読んでいる最中にふと目を上げたような、柔らかいお顔しています。左の口の端が、微かに上がってるからかな、この後笑うのかな、という感じ。あと、あんまりこれも普段思わないんですが、この写真見て*2、ああ目が離れてる、と思いました(笑)。云われるとああそうなのかと思うけど、自分で写真見て思ったことは今までほとんどなかったんだけれど…でも可愛いからいいや(笑)。次、もまだ続きます。え、表紙から3連続!? わぁ豪華、ありがたい! 今度の未來さんは、椅子の上で体育座り的な。ここで、パンツがハーパンだったことに気づく(笑)。いやちゃんと見れば、目を閉じてる写真でもわかるんですが…顔ばっか見てたわ…。すげーひらめ筋すげー! 向こう臑から繋がって見える足の甲の腱も美しいです。腱フェチ気味です。あ、裸足です。また人差し指だけ浮かすような足指で…真似してできないわけではないけど、軽く攣りそうになるんだよこれ(笑)。膝を抱えて、本から顔を上げ遠くに視線を泳がすような…読んだ物語の中身に思いを馳せているような、反芻しているような。すね毛が井本の頃より薄い気がするのは気の所為ですかね。どうでもいいですね。
 で、どこまで続くのかしらこれ、と次をめくると…あわあわあわ。ひゃー! アップがアップ過ぎる(笑)。判型が大きい本ではないから、そんな巨大アップってわけでもないんだけど、でも突然コレは困ります。何なんだこの艶ぴかふんわりマット肌はー!! 上睫毛と下睫毛が目尻でコンニチハしちゃってんのとか、たまりません。すいません。何か面白い顔してるんだけど…どうにもマクロに見過ぎて良くわからなくなってくる。それにしてもしっかりした二重になっちゃってまぁ…さすがに見慣れたけど、それでも一瞬、えっ?てびっくりするわ…左側からのアップだから余計にね。
 …と、表紙からの写真5連発にハガハガしてしまいましたが、インタビューもね。さすが文芸誌という感じでね。カギカッコの外にも読み甲斐が感じられるインタビューは良いです、嬉しくなります。未來さんが語るのは、正義の味方の絶望と焦燥、「静と動」の表現。確かに、踊る未來さんを見ていて感じるのは、動いている時の動作の速さと、止まる瞬間の静止の完璧さ、そのコントラストの鮮やかさと、連なりの滑らかさ…そんなものたちが次々と繰り出され、淀みなく流れるように動くのを、総じて「目が惹かれる」とか「勝手に目が追う」とか、そういう言葉で表すハメになるのだなぁと。身体表現的に、それをデフォルメして作り上げられたのが、正義の味方のあのアクションなのかなぁと思いましたさ。動を見せるには、まず静から。そして静から動への身体的切り替えを唐突なものと感じさせないのは、その根底に流れる感情もまた、静から動への切り替えを伴っているから…決して流されず、淀まず、静かにたゆたう水面のような精神のまま、不安は確信に、焦燥は自信に、開放され昇華して爆発した結果、があの「キラッ☆」なのではないかと…ああもっかい見たいなぁ正義の味方…。
 全体ざっくり読みましたが、全体ざっくり面白かったです。小説も連載はともかく、読み切りっぽいのはざくざく読んだー。「ドールズ」は以前少し読んでいたので、久しぶり…というか、まだやってたんだというか。「めをとじるまえのこと」が何かすごく…ずしんと来た。現実だ。で、特集の「文系女子のためのお酒入門」は全然入門編じゃないというかお酒飲める人用というかで下戸は端から相手にしてもらえず入門すらできないじゃないかーと思ったのでした。えええやっぱうらやましいよ飲める人。そんなザルとかじゃなくていいからさーこれ美味しいとかこっちとこっちならどっちがとか云えるくらいはせめて、アルコール耐性が欲しいですよ。比べる前に撃沈するんだから。味も何もよくわからないんだから。くそぅくそぅ。
 あと、レプリークbisも立ち読みしてきました。松田龍平さんR2C2インタビューとか、阿部サダヲ×片桐はいりR2C2対談とかあったので。しかし読んでも全くR2C2については新しい情報が得られず(笑)。要するにまだわからない、ってことですね了解! ALTAR BOYZのステージ写真なんかもあって、ロウマくんがいいお顔で歌ってました。蜉蝣峠で古田さん×高岡さん対談とか、Wりょう対談とかもありました。

*1:「だろぉ?(ニヤリ)」な気分の表紙

*2:もしかしたら初めてかも知れない