ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

ムック掲載 CLASS&CHIC

 知らなかったよそんなのに載ってたなんてー。10月発売ってずいぶん前の話じゃないですかー。
 昨日身動き取れなかったので、今日買ってきました。…が昨日我慢できなくて7&Yに頼んじゃったんだー(笑)。本屋で見つけたらやっぱり我慢できなかった(笑)。いいよビルケン未來のひとりやふたりうちに来ればいい!*1
CLASS & CHIC
 ドイツの健康サンダル*2ビルケンシュトックのコンセプトブックだそうです。そういや先日母上と自由が丘でお店見たなー。嫌いじゃない、んだけど、どうしても一歩が踏み出せなくて、眺めちゃー購入には至らず、を繰り返しています(笑)。可愛い、と思うんだけど、なーんかゴツいというか…嫌いじゃないんだけどなぁ。でも踵はある方がいいんだなぁ(笑)。脱げませんよ、ってお店の人にいっつも云われるんだけど。香椎由宇ちゃんが最初の写真で履いてるのとか、可愛いな〜と思うんだけどね。…いや高いよね。この値段出すならもっと自分の好みに合ったのを探すわ…と思って結局買わないんだきっと(笑)。そこまで「ビルケンシュトック」に対する執着はないんだきっと。
 いや靴の話はともかく。
 未來さんはp22から5ページ、なかなか雰囲気のある写真と、インタビューが1ページの掲載です。えええこれがどうして公式にないの〜?? 未來さんの長い足*3が大好きなわたくしにはたまらないんですが(笑)。しかも履いてるブーツがまたデカ!!って感じので…タマラン…。スタイリングもラフでオシャレで、でもきちんと感は失っていなくて、素敵ですよ可愛いですよ。裾ロールアップとか、上級テクだよなーもう。普段下駄履きのクセに!(笑)白井さんパーマもほどほどに落ち付かせてもらってて、3枚目の斜め横顔ゝ+伏せ目コンボなんてどう太刀打ちしたらいいのか。しなくてもいいのか。そっかそこは素直に負ければいいのか。完敗です。せっかくなら他のビルケン履いてるのも見てみたかったなー。
 インタビューは、…まぁビルケンさんのコンセプトブックですからね(笑)。無理矢理重ねなくても!とは思いつつ、でも興味深いことも云ってくれています。舞台の対価、とか。確かに、2時間半で12000円って普通に考えたらね、ええっ!?て思われるよね…もうその辺麻痺しちゃってるからわからなくなってるんだけどね…。時間に換算しても1時間4800円。時給と合わせて考えたらかなりがんばったキャバクラじゃないと稼げないわ(笑)。ファストフードのアルバイトじゃ日給だって1ステージ観られない。でも、そんだけ払ってでも…観たい、というよりは「身を置きたい」世界が、舞台にはあるのです。舞台と客席、テレビとこっち側やスクリーンとこっち側とは絶対的に違う共有空間だからこそ可能な、ほんの2時間だけだけど、そこに創造される世界に身を置ける幸せ。それが舞台を観に行く理由じゃないでしょーか。もちろん、客席と舞台の間には絶対的な境界線があって、それは不可侵な見えない壁であるけど、たとえ壁があっても空気は同じ、そこに発される音は同じ空気を伝わって自分の耳まで届いてくる。…お金じゃないんだなー(笑)。お金もだいじだけどねー。
 芝居やミュージカルは、絶対に嘘である、という約束。でもその約束を、その嘘を、共有できるからこそ、客は舞台の上に創られる別世界に身を置くことができるのです。役者と観客はある意味、共犯者。実行犯と傍観者かも知れないけど、嘘を嘘だと知りながら愉しむならそれはもう、共犯関係じゃないかしら。
 そうか、舞台を観に行く愉しみは、嘘や秘密をこっそり共有する愉しみに近いのかもしれないね。観た人にしかわからない、全然こっそりじゃないけど、でも何となくこっそり気分になる公然の秘密。観てる間の2時間しか持続しない秘密。だから、また行きたくなるのか。

*1:もしお嫁にもらって下さる方いらっしゃったらご連絡下さいませ→嫁入り先が決まりそうですありがとうございます!

*2:という認識しかありません

*3:レッグじゃなくてフット