ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

雑誌掲載 BARFOUT!

 表紙の松田翔太さんが迫力あってカッコイイ。親子でお仕事するのってどんな感じなのかなーとか、あと写真の翔太さんがとてもワイルドセクシーだったので、息子のセクシー撮るのってどんな気持ちなのかなとか、母親にセクシー撮られるのってどんな気持ちなのかなとか、興味津々で読んだ松田翔太/松田美由紀インタビューでした。が、ご両人とも、「息子を」「母親に」って全く思ってない、被写体とフォトグラファー、表現者表現者、という対等で対立項な関係でのセッションで、…そりゃそーか、と納得しつつも、凄いなぁ凄い親子だなぁと驚いたりもしたわけです。いやー親が構えるカメラの前で、って考えたら、私絶対無理だわ。自分が自分の子供を撮る、方がまだ…イケル気は、する。「自分の身体で表現する」ことを生業としている人との差、ですかね。翔太さんのインタビューもまた何か、…凄いなぁ。と思いました。予備知識がない分、計り知れないわ…。
 未來さんはKさんと対談形式のインタビューで、p46から5p。08-09秋冬コレクション風の写真がステキです。やっぱ長友・須賀コンビは安心できるな〜! 未來さんの頭は相変わらず面白いですが、でもふあんふあんしててこれはこれで…おもしろかっくいいですよ、うん。今回は白井さんではないですね(笑)。ボリューム抑えた前髪と、逆毛立てたみたいなトップ〜後ろのボリューム感のバランスが素晴らしい。久々にヒゲっぽくもないし!! 頬肉はげっそり落ちてますが!! そろそろ戻ってるといいなぁ…どうかなぁ。瞳の色が薄い印象?と思ったら、次ページのアップでカラコン入ってましたよ! これ再演エドガープレ時にしてなかったっけ? グレーがかったブルーのカラコン。再演エドガーはその後、うっすいアイスブルーになってましたが…*1。眉毛の形もちょっと違う感じ、眉尻長めな感じ。そして相変わらずのピンキィリップめ(笑)。カルマ王子の時がかなり唇の色をファンデで抑えてる風だったから余計に思いますよ(笑)。きっちり着た黒シャツに黒ネクタイ、膝が可愛い黒パンツに、鮮やかなブルーの…カーディガン?を合わせた、変則トラッドなスタイリングもとても良いです。ご本人の好みはともかくとして(笑)、こういうきちんと系のスタイルはやっぱり似合うなぁ、というか私が好きなのか。品のあるスタイルが良いですよ未來さんには。お顔立ちがノーブルだから…とかは云いませんが(笑)*2 *3 *4。それにしても、mmoohさんが「未來さんが華奢に見える秋」って云ってましたけど*5、これもほんとに…ほっそり見えるなぁ。あんなに良い二の腕とか、良い背筋とか、良い太ももとか、ナイス肩筋とか、なのに…どこに入ってるんだ一体…。恐るべしなで肩効果、なのかしら。お隣のKさんがまた、肩幅ガッチリしてるから…ほらー絶対Kさんの方がイイカラダしてそうに見えるよねー。いやKさんがどうなのか存じ上げないので、本当にイイカラダされてるのかもしれないですが。どうなんですかね。
 次ページのアップ。玉虫色のパーカーを白いボタンダウンシャツの上に着ておられます。玉虫色というか、水面に浮かんだ油色というか…チタン系というか。何かこの写真の未來さんは、人間ぽくないです。ベルナール・フォコンの人形写真みたいな顔してるよ…*6。作り物めいた感じ、は個人的にとても好きなので、この写真も好きです。モリヤマミライが映っているかどうかはともかく、写真として好き、綺麗。悪く云ったら生気がない、かもしれないけど。薄い目の色といい、薄く開いた口元といい、凄いね。…雑誌の写真見て嬉しい気持ちになるの、久しぶりな感じがするなぁ(笑)。
 写真ばっかりねちっこく見てしまってますが、対談インタビュー。…Kさん、未來さんのこと「森ちゃん」なんだ! そんな呼び方初めて聞いたよ(笑)。Kさんは歌番組のトークコーナーでやたら面白かった印象があるのですが、…そうかネタ帳があるのか…! あの笑いも計算されたものだったのか…! レントに関しては、たとえ海外の作品でも、必ず持ち合わせている普遍的な部分をしっかり掴んでおけば、日本で日本語で演じても伝わるものは伝わるはず、みたいな。ちょういやく、むしろ超訳レベルですが(笑)。でも、そもそもレント自体が、19世紀フランスの話をイタリア人がオペラにした作品*7をベースにしているのだから、その時点で国も時代も言葉も超える普遍性を持っているのであって。なら90年代NYの若者群像を2008年の日本で日本語で演じるくらいのジャンプ、大したことないない! そもそも、そのくらいの普遍性と懐の深さを備え持った作品だということで、逆に安心です。いつの時代のどの国でもきっと、その時その場所に合った作品になれるものなんじゃないかしらね。
 写真を撮られるのはすごく苦手、でも役の仮面を被ったら色んなことができる、という未來さんの言葉がとても印象的というか、納得というか。本当に、「森山未來」として出ることが、いつまで経っても、きっとずーっと、苦手なんだろうなぁ。役になってればかなり何でも、できるのにね(笑)。だからメタマクの罰ゲーム露払いはきよしでやれて良かったねぇ、ととても思うのです。きよしじゃなくちゃできなかったというか。あれ、ジュニアじゃできないもんねぇ(笑)。
 自分一人が主役でないことにちょっと嫉妬した、というKさんが面白いです。そういうのをさらっと云えちゃうの、すごくチャーミングだと思う。悪びれないなぁいい人なんだろうなぁ。
 目次ページにも作り物めいた未來さんが、あと久々にサイン入りポラプレもあります。写真の日付は9/22かな。インタビューは9/18とのことですが。

*1:アレはアレで何とも云えない良さだった…!

*2:云ってますが

*3:でも美形じゃないけど品の良い顔立ちしてるよねー! 一般的な美形じゃないけどー!

*4:なのにたまに、何かの拍子にびっくりするくらい美人さんな瞬間があるから困るんだ

*5:季語だ

*6:マイキーを想像してはいけませんよ!

*7:プッチーニラ・ボエーム