8月15日は終戦記念日、なのだけど。
「僕たちの戦争」のラストを読んで/見て、思い出したのは、弟が昔貸してくれたこの本でした。
この小説がノンフィクションなのかどうかはわからないけれど、8月15日を過ぎても終わっていない戦争があった、という事実は、頭の片隅に留まっています。歴史の上での意味なんてわからない、関係ない。ただ、8月15日にあの放送があって、それで「ハイ終わりです」とはならなかった、そんな当たり前の現象を全く知ることなく「ハイ終わりです」だと信じていた自分の非現実感が、ちょっと怖かった、それだけ。