遅くなりましたが。
ついに最終回です…短い。あまりにも短い、足りない。でも仕方ない。実家からDVD持ち帰ったけど、しばーらく再生できなかったのは、これを見たら終わってしまう、といういつもの病気の所為です(笑)。最終回が見たくない病気。おかげさまで未だに「さよなら、小津先生」は10話までしか見ていません。最終回を見ると、当然だけどどうしても完結してしまう、何らかの形でその物語が収束してしまうので。終わりを見なければ、私の中でその物語は終わらないまま、どこかで続いていられるから。所持していないのは、イヤなんですけど(笑)、手元にありさえすれば、いつでも見られるけど見ない、という状態にしておきたくなってしまう。確保だけはしておきたいんだけどね。そんなわけでなかなかプレイヤーに突っ込めなかったけど、それでも有起哉さんも見たいし、4回しかないのの4回目を見ずにいるのもちょっとムリなので、お茶淹れて正座してきちんと見ました。
…良かった。すごく良かった。良かった分、これで終わりになってしまうのが本当に、もったいないです。せっかく4回で、それぞれのキャラクターも描かれてバックボーン説明も終わって、さてここから!という感じになったところなのに…あと6回…欲しかった…。でもあの終わり方、できますよねパート2! 面白いの育てる過程をもっと見たい見たい見たい!!! 伊勢崎さん退職までまだしばらくあるそうだし、その「しばらく」の間をもう5回ほど…お願いしたいです…延長戦を…冬の啓吾延長戦を…*1。
とにかく、あの、美人なんですよどこ切っても、どっから見ても。すごい、何なんだ名古屋の未來さんの美人度は一体。驚くわ。スーツでも美人、私服でも美人。谷でも金、ママでも金みたいになったな(笑)。特に今回は、鬼気迫る表情、緊迫した場面、抑えた内側で渦巻く感情、そんなシーンばかりで、造形の美しさに内面からの輝きが加わったような美人っぷりで…物語にも泣けたけど*2、啓吾が美しくて涙が出ました。綺麗だ、本当に綺麗だ。
最終回記念ツボ箇条書きしておきます。まとめられないので。
- 良介とチェーンカッター。何か、美人と無骨なモノの取り合わせってちょっとイイです。個人的な趣味でしょうが。
- アパートの外で張り込む啓吾と良介。…愛知でワルイコトすると玄関の外に仔リスちゃんズが待ってるんですか…それ犯罪抑止にならないわむしろ増長効果だわ…。
- 窃盗犯容疑のターゲット・山岡の子煩悩さに思わずシンパシー抱いてしまう啓吾と、「それでも泥棒は泥棒」という良介。この辺がふたりの差ですね…啓吾、まだまだ伸びしろあるよ! だから続編を!!
- 県警を追い返した副署長を「どうせここで骨埋める人だから県警怒らせても怖くないんですよ」と一刀両断する瀬戸山さん。…カックイイったらないなーもう(笑)。かなり好きです。可愛い顔して可愛い声で極辛口(笑)。
- 有起哉さんと子供。…なんてかわゆらしい…ヤバい話とは無関係にニヤニヤしてしまう…。子供が大変ナチュラルにお父さん登りしてて、ずいぶん懐かれてるなーと嬉しくなりました。…ドラマの話じゃなくなってるな。
- 病院の柱の影から山岡夫婦を伺う啓吾。…横顔が…美しい…。どうやらまた、同情してしまっているようです。そんな啓吾を見遣る伊勢崎さんの目が、とても雄弁で…(笑)。あーあ、こいつはまた…って顔してるー。
- それにしても啓吾が美人で困る。
- 窃盗現場から逃げた山岡を地下駐車場?で追いつめる啓吾。「金がいるんだ、一緒に暮らしてる娘が病気で!」と云う山岡を「わかってる!」と一喝する、紅潮した顔が美しい。声が切ない。すいません今回何度「美しい」って云うかもうわかりません。リミッター解除してますんで。
- 犯人取り押さえて自分が泣きそうな啓吾。震える表情筋がたまらない…。
- 逮捕の瞬間に隙を突かれ、良介負傷。「エラソウに説教しやがって!」と山岡に怒鳴られた啓吾の、あっけにとられた表情もまた美しい…。
- 山岡は県警の手に渡り、ひとまず一件落着。油断していた、と謝罪する啓吾に、厳しい言葉を投げる伊勢崎。余計な優しさなんかいらない、と云われ、「でも、俺は人間です。手錠をかけるだけのロボットじゃありません」と口答えする啓吾…悔しそう。気持ちはわかる、けど! でも!
- 「生意気な口きくんじゃない!」と一喝される。こう、煮えくり返る内側を、溜め息ひとつで何とか抑えて、その場を立ち去る啓吾が…青い。その青さが輝きを与えるのだけど。あと前髪越しに見える鼻筋が最高にして最強です。
- 野下さんと外呑みの伊勢崎さん。そしてみんなに心配される啓吾(笑)。
- 眉間にしわ寄せやけ食い気味にカップメンをすするやさぐれ啓吾。…しかし刑事さんたち、夜いっつもコンビニサンドイッチだの弁当だのカップラーメンだので…栄養良くないよぅ。
- 部屋の片隅にある野球グローブと*3プレステが気になります(笑)。あれ、プレステだよねー? いつやるの、やるヒマあんの??
- 副署長登場。途端にかしこまる啓吾が可愛い。「怒らせるような、口の利き方を…してた、みたいです」…(笑)。負けず嫌いだなぁ! 意地っ張りだなぁ!! 世渡りわかってないなぁ!! そこが愛しいなぁ!!
- ほーら副署長に怒られた。
- 20年前、啓吾の父が殉職した時、自分は彼の上司だったと語る副署長。…かつての同僚の子供が今、部下として目の前にいる、ってどんな気持ちなのかなー、と思ったのですが、同時に、私が以前、父の会社でバイトしてた時のことを思い出しました。それこそ、20年前にウチに遊びに来て私を膝に抱っこしてくれたおじさん、とかがたくさんいた(笑)。何か…不思議な気分でしたが、きっと相手も不思議な気分なんだろーなー。「こんなちっちゃかったのにねぇ」って3歳児くらいのサイズを示されても…はぁ、と笑うしかない(笑)。
- 父の殉職の模様を副署長に聞かされる啓吾。伊勢崎の抱える思い、背負ったものを、少しずつ感じられていくような、表情の…いや、表情はほとんど動かないんだけど、僅かな視線の動かし方、ほんの少しの顔の角度、そんなもので…どうしてそう雄弁なのか。それにしても美人だったらない。
- 夜道で襲撃される伊勢崎。…特殊警棒で佐藤祐樹を思い出してしまった…。
- 伊勢崎とケンカ別れ(?)して、その思いを聞かされ、次に会ったら集中治療室。白い顔、僅かにすがめた目に、言葉にならない思いがこもる啓吾…。
- 何か…泣きそうな小さい子供みたいな顔してる…。
- 弔い合戦(笑)。リストアップにも力が入ります。
- 広瀬の口から聞かされる、伊勢崎の意外な*4一面。云ってることとやってること違うじゃん!て思ったろうなぁ(笑)。
- 集中治療室の窓越しの啓吾…これがちょっと何というかヒッドい麗しさですよ…。色っぽくさえありますよ…。複雑な思いが去来しているであろうマナザシがたまりませんよ…すごいよ今回、ほんと美人加減が際立ってるよ…。
- 拗ねた様な口利きもたまりません。きゅんきゅんする…泣けてくる…。
- 岸田vs良介、というのも良いですね! コンビじゃないけど…徐々に良介がガンバり始めてるのがよくわかって良い。怖いけど食い下がる良介が良いです。
- そして竹内の名前が浮上。署に来た奥さんと面談する啓吾良介。…警察行って刑事ですってこんな若くてかわゆいコが二人も出てきたら、何か間違ったかと思いませんか。私は思うと思います。え、監獄バーにホスト付き!?みたいな(笑)。
- ここで出てきて、後半にも度々流れる、チェロのピチカートで始まるBGMが、どーにも「王を弔う歌」の冒頭に聞こえてしまい…どうしても冠くんの顔が浮かんでしまうのでした。だって…しょうがないじゃん…出てる人もアレだしさ…。
- まぁ合ってんのは最初の4音くらいなんですけどー。
- 県警に取り押さえられる仔リスちゃんズ*5 *6。かぁんわゆいったらなーい!!
- たとえ目出し帽着用でもわかる有起哉さん(笑)。
- 車の運転席にいると、免許取って良かったねー、と思ってしまいます。
- 息子と戯れる竹内。というか子供と戯れる有起哉さん(笑)。すげーほんと懐いてない? 短い間だろうに、よっぽど遊んだんじゃあなかろうか。
- 仔リスちゃんズがいる車内。何か…ファンタジックな空間なんですけど…。
- ああバスジャック突入。追跡仔リスちゃんズ。バックミラーに映る啓吾もまた美しい。
- そして立てこもりへ。…なんかもうタマンナイ。身のこなしも上着脱ぐのも「何かの巡り合わせで」も「啓吾!!」絶叫もダッシュの後ろ姿もタマラナイ。
- あああ車内突入。「ちょとまっ、ちょとまっ!!」…いきなり飛び込む仔リスちゃん…危ないったらないよ…。
- あーもうツボとか全然わかんないや。ぜんぶ。全部すごい。放棄します。
- ちょ、伊勢崎さん! さっきまでICUにいた人がスタンドプレーしちゃマズイですよ!!
- びくびくしても、声裏返っても、視線の強さは負けてない啓吾。綺麗だ、本当に綺麗だ…。
- すごい。魂のぶつかりあい。息が出来ない。
- 伊勢崎が来るたびに、自分が犯罪者の息子だと思い知らされる、という竹内。…わかる気がする。伊勢崎はそれはわかってなかった、だろうな…それがまたつらい。
- 被弾、そして急展開。う、撃たれて尚美しいよ…。
- 伊勢崎本人も知らないうちに、刑事であること、それ自体が竹内を追いつめていた。自分が刑事であるが故に。…つらいな…。そんなつもりじゃなかったのにね…。
- 前回、母と子の関係を何重にも重ねて描いていたけど、今回は父と子の関係を、また幾重にも、薄い色彩の絵を重ねるように描いていく。
- 「この加藤だってそうなんだ」と云われた後の、見上げるような啓吾…というか未來さんが、初演エドガーを彷彿とさせるお顔してて…何か、胸がぎゅっとなりました…。
- 息子はまだ小さいから自分のことなんかすぐ忘れる、という竹内に「そんなことはない」と静かな声で告げる啓吾。…そんなこと、ないよね。あんだけ懐いて、登って、じゃれて、大好きなお父さんだもんね、忘れるハズがないよ。
- …ユッキの泣き顔は…ずるいよ…泣けるもん…ずるいよ…。
- 視線の動きと、瞬きひとつ。本当に、どうしてそれだけで雄弁なんだろう。
- バス外の伊勢崎と啓吾。くううううう! もおおおおおお!! こんのおおおおお!!! くっそおおおおお!!!
- …ありがとうございましたごちそうさまでした。とても美味しいものを食べさせて頂いた気分でございます。
- どうしよう伊勢崎さん…このひとったら…えええええ(笑)。ちょ、なに、ひろい…ん…?
- ふくれっ面の啓吾がまた!! ちょっと!! あの!!!
- 「どんな場合でも、命は大事にしろ。他人の命も、自分の命もだ」うううう。この伊勢崎の眼差し、啓吾の表情、視線、言葉の暖かさ、重さ、この瞬間に、これまでの4話分の全てが詰まってる。やっと全部、受け取ったね啓吾…。
- 「…ハイ」…すみませんげきちんです。ティッシュどこティッシュ…。
- そして守本さん退職の日…。さみしい。わたしベテラン組では守本さん贔屓なので非常に寂しい。
- そんでもってまたここでの仔リスちゃんズ2ショットがさー右も左も美人でさー何なのー。ねっとりしちゃうわよもー。
- あああ大島さんも退職かあああ。やだーベテラン組贔屓がどんどんやめちゃうー。続編にはもういないってことじゃーん!!*7
- 守本さんと大島さんに、啓吾の号令で敬礼! …あの、敬礼のスピードが尋常じゃない人がひとりいらっしゃるんですが…そんな、ちょ、かっこいい…!
- そして忍成修吾の手の美しさに目を奪われる。あなた、ちょっと、女優陣差し置いて何ですかその白魚っぷりは一体!? 美しすぎるでしょちょっと!! え、じゃあ駐車場でその白魚が傷ついたってこと…!? うわーだめーそれは国家の損失ー!!
- 啓吾の敬礼は中指の第一関節が曲がってるのが気になります。何だろう。
- それにしても凛々しい美しい。左の口元よりちょっと頬寄り、の辺りが薄赤くなってますが何かできてる?
- ほんでラスト。ちょっとーラストにまたそんな愛されっぷりを…(笑)。
- そうよアイツを一人前に育てて上げてよ! 水やったり餌やったりするところを見せてよーじっくりー。変わったヘンな可愛いのを育ててる過程をじっくりじったりねっとり見せて下さいー。だってまだ退職まで時間あるでしょ? これからだよその変わったのが育っていくのはさ!!
- …愛犬の散歩に行くような終わり方ですね!! 前を歩く啓吾の首に赤い首輪が見えるような気が…しませんいやすいませんちょっとしました…。
- あああ終わっちゃった…終わっちゃったよ…終わっちゃ…うううう。
- …なんか、はじめて…エンディングの歌詞が…染み渡った…「頼りなかった僕も少し大人になり、今度は僕が支えてゆきます。アナタの願うような僕になれてますか?」って…ううううう。ううううう。けいごおおおおお。
- 今こころからありがとうを云いたいのは私です…でもおかわりほしーの…。
…ぼちぼち打ち終わって、初めて今、「ああ、終わったんだ…」って実感がこみ上げてきました。…終わっちゃったんだ…。ちょっと、メソメソしてます…。もっと見たかったんだ…。
あー、感謝祭もやろうと思ってたんだけど…ツナギ半脱ぎフェチとしてはねっとり云いたいことたくさんあったんだけど…ちょっともうむりー。明日もまた明日でラッシュですからねー…。
とにかくここでちょっと吐いてしまうけど、ツナギ半脱ぎは以前雑誌*8であった時に散々どどずぎゃんとか云いまくったように、本当にもう、10年くらいのフェチ歴を誇るんですよ。しかもインナーが白Tシャツでツナギの色が明るいブルーって、本当にもう直球ど真ん中でドツボなんですよ!! さらにそれをお召しなのが金茶髪の未來さん、って一体どういうコトですか!? 何の祭りですか!? 私に感謝してくれてるって意味の感謝祭ですかありがとー!! コレに関しても今心からありがとう気分でした…しかも手袋してロープワーク…とんでもないツボですよ本当に。これ、未來さんでなくてもかーなーりずぎゅーん☆な状態なのに、なのになのに、やってるのが他でもない森山未來なんですよ!? もうテレビの前で私がどんな状態だったか(笑)。とてもお見せできるよーなアレではござんせんでしたよ全く。ほぼマジ泣きでしたよ。ええ。だって好きすぎるんだもん。そしてそんな激ツボ☆ド真ん中の未來さんがあんだけの大活躍ってさー。もう。ねぇ。どんだけ私に優しいのTBS。あまり甘やかさないで下さい、いやうそうそもっと甘やかして! 喜ばせて!!
ついでに張本も、ちょっと、ねぇ。どうしましょう。金髪カチューシャとかいって、一瞬「え、ごくせんの小栗くん!?」と思ったら顔が未來さんでびっくりでしたよ。何だよあの美人ヤンキーは!! 本当に楽しみでなりません、しかも2話分登場だし!! 楽しみすぎるんだっつーの!!!
…あ、刑事終了の痛手が少し回復した(笑)。明日のハケグチくんもとても楽しみです!