ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

地味に新聞掲載 朝日新聞

 明日の刑事が感謝祭とかぶってしまうので、実家に録画予約をしに行ったら、母上が「今日の新聞にいたわよ」と主語も云わずに教えてくれました。娘は「あードラマあるからねー」と主語も云わずに応えました。らくちんだなぁ(笑)。
 地上波各局が載っている所謂テレビ欄ではなく、真ん中の方のデジタルチャンネルなんかが載っている方のテレビ欄に、「サブCh.」という枠がありまして、そこに貫地谷しほりちゃんと並んでスーツ姿の未來さんがお行儀良くモノクロでいらっしゃいます。「眼鏡姿初披露」の会見時の写真ですね。記事の方は、ドラマ云々というのではなくて、「公募作品をマルチメディア展開」というドラマ原作大賞の特性をメインに取り上げたものでした。従来の脚本賞とは違い、あくまでもドラマ化したくなる原作、という観点で選ぶこの賞ですが、その背景には、小説・マンガの他メディア展開が広まり、権利の取得が困難になってきている事情がある、と記事は伝えております(笑)。ふむ、確かに、人気漫画のドラマ・映画化が多くて、次はどこがどれをやるのか!?みたいなことが多いですよねー最近。正直、マンガ原作のドラマ化されたもので、これは良かった!と思えるものはそう多くなくて、大抵は「原作読んでなければ楽しめる」くらいの評価に留まる印象が強いので、もういい加減ドラマ「化」じゃなくてさーちゃんと仕事しようよ脚本家さん、という気分になるのですよ。大体、マンガとドラマじゃそもそもスパンが全然違うから、どうやったって1クールに収めようとしたらぶった切りの詰め詰めなものになってしまうのはもう、回避できないし。人気漫画を何でもかんでもドラマ化すればいいってもんでもないですしねぇ。正直、番組改編時の新ドラマラインナップを眺めては「まーたマンガ原作ドラマー?」と思うことが多いのです最近。ちょっと辟易。
 で、「マンガのドラマ化」から違うステップへの移行を模索する、という意味で、この「ドラマ原作大賞」は面白い試みなんじゃないかとわたくしは個人的に思ったのでした。応募する方も、選ぶ方も、「ドラマにする」という前提で書いて選考して、ドラマ制作まで、やる。「小説のドラマ化」や「マンガのドラマ化」みたいに、ひとつの作品形態としてすでに完成しているものを、ドラマへ落とし込むのではなく、着地点を初めから「ドラマ」に設定している。作る側のベクトルが最初から、ドラマの方を向いて動いている。それって、ドラマという作品を作るにあたって、ベストとは云いきれないかもしれないけど。少なくともベターではあるんじゃないかと思うのです。
 …眠くて何云ってんのかわからなくなってきました。あー、その、あれだ。ドラマ作りの新しいパターンつーかセオリーつーか、がひとつ増えたら面白いんじゃないかと、面白くなる余地が増えるんじゃないかと、まぁそんなことを思ったので第2回も是非がんばるといいよ。最近、マンガも原作の人と実際にマンガ描く人と別々だったりしてるけど、ドラマも何かそういう新しい定型が出来てもいいかもしれないよー。
 すいません眠くて投げた。しかも未來さん全然関係ない。