ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「相棒」6thシーズン終了

 2時間スペシャルで今シーズンも終了致しました。…はぁ。すごかった、やっぱり面白いよ相棒。さすがだよ。最後の最後まで目が離せないよ! ゴールデンウィーク公開の映画へ引っぱりつつ、今シーズン1話目のスペシャル放送とも繋げつつ、2時間がっつり、ぐいぐい。もうねーラストのねーテロップ流れ出してからがねー! ひっくーい感じにテンションバカ上がりです、ぞくぞくしたわ。音楽がどうやってもSAWだったのはご愛嬌…なのか?(笑)いつ最前列の人がゆらりと立ち上がるかドキドキしたよ! この場合最前列さんはやっぱり右京さんになるのかな!
 刑事ドラマですが、犯罪発生→捜査→逮捕→解決、の勧善懲悪的な図式には決して当てはまらないのが「相棒」シリーズのイイトコロ。政治家は大抵悪い(笑)上に捕まらず大物になっていくし、警察上層部は大抵事件のマズい部分をうやむやにするし、全然スッキリしない。でもそこがいいんだ。
 あと、長寿シリーズならではの安定感というか、キャラクターと、キャラクター間の関係図がしっかりしていて揺らがないから、危なげない地面の上での遊びが生まれる。作る方も演じる方も、ちゃんと「わかって」るから、悪い意味での揺らぎがない。長けりゃイイってわけではないだろうし、長いシリーズならではの残念な部分もあるんだろうけど*1 *2、でも長く続けることによって生まれる良さが、良い方向に出ているドラマだと思うのです。たまに面白いことも起こるけどね、凶器はイカとかね!*3ゲストキャラかと思ったらレギュラーになってたりとか、そういうのもシリーズものならではです。ピルイーターさんがまさかレギュラーになるとは思ってなかったもんなぁ。
 …ねぇ、だから刑事の現場も3シーズンくらいやろうよー、そんで映画化…(笑)。

*1:今具体的に思いつかないけど…途中から見始める人にわかりにくい、とか?

*2:あ、定型化というかマンネリというか? でも相棒はそれあんまり感じないんだー

*3:イタリアンレストランで起きた殺人事件で、冷凍イカによる刺殺だった話。解凍して調理して食べられたので凶器は消滅しました