遅くなりましたが東京千秋楽日2公演のメモを。
どうにも、小ネタ拾い集めたり、歌詞聞き取ったり、セリフ聞き取ったり、そういうことにかまけてしまって、「松尾版キャバレー」ときちんと向き合えていないというか、ちゃんと考えずにただオモシローイで回数重ねてしまったというか。次回観劇までに、もう少しきちんと落とし込めればいいなと思っております。思ってはいるのですが。
しかしシュルツさんとシュナイダーさんの気持ちの流れはとてもよくわかるのに、クリフとサリー、クリフ→サリーとサリー→クリフの気持ちの流れとか、変化とか、が…何か、いつの間に！？という感じを覚えてしまう。ナイスから「落ち着かないねぇ」の間に一体何があったのか、どんな日々がどのくらい流れたのか、その間にふたりの気持ちはどう変わって、どんな風な経緯を経てどんな変化を遂げて、今に至るのか、を、匂わせてくれる描写とか台詞とか場面とかが全然ないんだなー。透けて見えても来ないんだなー。
でもそういうのをじっくりじったり考える手がかりになるのは、セリフであったり歌詞であったりな訳で、それをやるにはまずセリフなり歌詞なりシーンの流れなりを頭に入れておかなくてはならないわけで。まだそれをやっている途中なわけで。とにかく、色んな意味で落とし込めてない状態で悶々としているのでした。
そんなことはともかく、楽日マチソワのメモを。まだ名古屋大阪と続くから、終わりってわけではないし、終わり気分にならなくてもいいのかも知れないんだけど、それにしても「東京は終わり！」「青山ではもうキャバレー観られない！」という、ショックとか、寂寥感とか、焦りとか、虚脱感とか、が…あんまりないのだなー。何でかなー。落とし込めてない所為かなー。
畳みます。
＜昼公演＞
- 痰ツボに小銭落としても微笑みながら探すシュナイダーさんに「ばっちいばっちい」って。毎回云ってるけど毎回拾わずにいられないほどかわゆいのです。すみません。
- 5番テーブルのボビーとビクターと電話してるクリフ。「面白いでしょこの子、面白いのよ〜」と云うビクターに「おもしろいね〜」と棒読みで応えるクリフの語尾、ビクターの真似してました(笑)。カマか！？ カマなのか！？
- その甲斐あって(？)、嚥下は割とスムーズでした。
- ホモ連呼後、「ボビーは僕の趣味じゃなかったんだ」がわやくちゃに(笑)。僕は…ボビーが趣味じゃなかったんだ、とか？ 無理やり辻褄合わせた！
- 映画だったら…の「まんがまつり！」が、何だかやけに高い声になってました。ひっくり返ったっつか上擦ったっつか。
- 予想外の人生に乾杯、に乱入するMC。「すみませんねぇ、お金、大好きなんです！」クリフ笑ってるよ！
- ラスト近くなって最近発見(？)したのですが、マネマネの「金持ちならドンペリ開けて川に流してフナを酔わせる」の後ろで、踊ってる女の子たちが「川魚！」って云いながら魚風な動きをしてたんですね！ ダメだ阿部さんの歌詞聞き取るのに躍起になってて聞こえてなかった(笑)。
- 電話の「リンリリン」の後に云ってるのは…「チェンジ！」ですか？ いまいち自信ないけど…。
- マネマネ後のMCが「江守か？」とか云ってる時*1、後ろの女の子がMCを叩いた？らしく。「何だ、何で叩くんだ？」とか文句を云うMC。実はMCが女の子のスカートを踏んじゃってたみたいで、どかして欲しかったようです(笑)。「それはすまなかったな」と殊勝な江守さん。
- アメリカ娘の一言は「クワイエットルーム！」…うん。
- ブリュンヒルデはサンダル履き。
- 婚約パーティでサリーと踊ろうとするルーディに攻撃するクリフ、何か…わき腹のお肉を掴むようなことを(笑)。なに、セルライト？
- 町中騙したシュナイダーさんが戻ってきたところ。エルンストがシュナイダーさんを指差して「ドッキリカメラ？」とクリフに訊いてました。がクリフはサリーに踊りに引きずられてて、「そ…そうなんだけど…」と何事か呟きながら、後ろを気にしつつ、連行されてました。
- エルンスト落雷の後、ルーディと顔を見合せながら「大丈夫だって」「大丈夫なんだ…」…かわゆい2ショット(笑)。
- 幕間のシュルツさんは拾ってたら切りがないからわりとスルーしてたのですが、この回でちょっと面白いこと云ってたので。チョコポッキーで突っつきながら、「貫通させていちごポッキーにするぞ」だって！(笑) わぁいきなりバイオレンス！
- 原理は一緒ですものね。
- 本日最大(？)にして瞬間発汗率最高をマークした瞬間。それは、タイプライターを拭く手を止めてクリフが振り返った、その時に起こったのです。
- 「ベルリンに…帰るんだ、」…え？「…アメリカに」…ぅえ！？
- …あんまり覚えてないのですが*2、いやクリフ、ベルリンには帰れないっていうかそこベルリンじゃっていうかえっとその。
- かなり焦った…だろうなぁ。思い出しても、いや思い出せないんですが、腹の底がヒヤーッと冷えていく感覚だけは蘇る…。
- その続きも軽くしどろもどろだったようで。「楽しい日々は終わったんだ」が、「新しい日々は終わったんだ」になってたり。いや新しい日々はまだ始まってないから、しっかり〜！
- 何とかサリーを椅子に座らせて、タイプライター抱えて部屋を出ました…あああこわかったあああ！！
- キットカットクラブでのクリフとサリーの口論。サリーが「少なくとも私は確実に仕事してます」て云うところ、の主語が抜けて…ちょっと、あれ？って思いました。…すみません些末なことを…。
- ラストのクリフが、列車の中で小説を書き始める辺りからヴィルコメンを口ずさむところ、で…鼻すんすんさせてて…心配になりました。いやまさかそんなことはないですが…私がスンスンしちゃうよ…。
- カテコは阿部さん挨拶…になるのかな。ファンの方からもらったお手紙に、カテコ時の顔が固いから、花井さん見習って下さい、みたいなことが書いてあったそうで。「どんな顔してるんですか？」「見せてよ、参考に」なんて花井ボビーを猛攻(笑)。確かに花井さんの笑顔は素晴らしかったですよね、エレガントなお辞儀でしたよね！
- 困っちゃって両手で顔を覆い笑ってる花井さんを、みんなが覗き込むように見てました。で、花井さんが会心のお手本笑顔を見せると、「はー、そういう顔ですね」って阿部さん。で、みんなで花井さんスマイルを真似？ておしまいでした(笑)。
- …の、花井さんスマイルな未來さんが…ちょっとORの黄色がかったような、可愛らしい笑顔でね…。いいもの拝ませて頂きました。花井さん阿部さんありがとうございます。
- 松雪さんも可愛かった(笑)。照れながらニッカリしてた〜！
とにかく、観てる方もガッチガチになる回、でした…消耗した…。これが楽じゃなくて良かった…。あ、今さらですが阿部さんの客席いじりとかはもう放棄しました。きっと阿部さんファンの方がどこかに書いて下さってるハズ…。すみませんクリフでお腹も頭もいっぱいです。
＜夜公演（東京楽）＞
- アーハン？からアハンハンハン…で世界の車窓からを鼻歌歌うエルンスト、マチネはふふんふんふんふ♪だったから、変更したのかと思ったら…夜には戻ってました(笑)。
- シュルツさんにマゼルで笑われた後のクリフが、ベッドのポール先端の丸いところを殴ってたのが…気持ちがよくわかりました(笑)。
- ママに云っちゃダメな歌の途中、いつもの「こーろーすー」ウェイブの最後。ボーイさんをちゃんと見てたクリフ、目を合わせるように待ち構えてた？ 見てるよ！って感じに…(笑)。
- マイン・ヘルのラスト、サリーのロングトーンが短くてちょっと残念でした…いつも松雪さんの肺活量には感嘆してしまうので。あんなに細いのになぁ。
- 今日のまかないは、「時間ある時に入れちゃいな！」でした。
- そういや5番テーブルのボビーは、クリフを見つけて「あれ見て！」みたいにビクターに教えてるんですね。なかなか2階見られないから新鮮に思えてしまった(笑)。
- ソワレの「おもしろいねー」は普通に棒読みでした。
- ベッドに捕まって斜めになるエルンスト。何か…怖かった！ いつにも増して危ない感じだった！
- 今日に限ったことじゃないけど、サリーと勝手に契約してから部屋を出るシュナイダーさん、それを追いかけるクリフ、で、クリフが顔前でドアを閉められるのが何か可愛くて好きです。ゝなお鼻がごちんてしちゃう！*3 *4
- プレイリーオイスターが危なかった！ しっかり混ぜてあったし、最近すんなり飲めてたから、あまり心配してなかったんだけど…詰まってた…ウッてなってた…(笑)。
- 東京公演中に一体いくつ生卵を飲んだんだ…あといくつ飲むんだ…22個飲んだんだね！ あと9個飲むんだね！
- どうでもいいですが、朝起きた瞬間に、…ああ…今日も生卵…と思ったりは…しなかったですか、ね(笑)。
- シュルツさんが引っこ抜くドアノブ、びっくりして投げちゃうのが飛び過ぎでした。ソファーの遥か向こうに転がったから…ハラハラしたよ…(笑)。無事回収して投げ*5てました。
- 「ドア…から入ったことある？」おお、ちょっと新しい！
- アメリカ娘の一言は「ジーンズメイト！」前にも聞いたなぁ(笑)。どのくらい日替わりなんだろう。見てない日の一言がとても気になります(笑)。
- 婚約パーティで、「すごいプレゼント買ったの」と可愛く両手の平を開くサリー、同じのを可愛く返すクリフ。真似っこ！
- サリーと踊ろうとするルーディの脇肉をまたつかんでました(笑)。あと、エルンストにコートを預かってくれと頼まれるまで、またルーディに脇肉掴む真似してました。何でそんなに水兵と馴れ合ってるんだクリフ(笑)。
- 町中騙したシュナイダーさんたちを見て、ドッキリカメラだよね？とクリフに云うエルンスト。クリフは「そうなんだけど…！」とか云いながらサリーに引きずられて行きました(笑)。
- 赤く染まった婚約パーティを2階から見下ろすクリフ。この、俯瞰な視点を持てるのも、クリフが「ストレンジャー」だからこそ、なんだろうな。常に一歩外から、一段上から、全体を見下ろすことができる。でも、だからこそそれは、その場所での生活を自らの現実として受け止めることが出来ない理由にもなる…。
- 友達が休憩中に云っていて、あわてて2幕で確認したのですが、クリフの腕時計が変わってました。私マチネの1幕で、けっこう前方席だったのもあって、時計ほんとに動いてるのかな〜なんてオペラグラスで軽〜くガン見してたんです*6が、その時は茶色いベルトで長方形の文字盤の、ちょっと華奢な腕時計だったんです。いつもの。で、ソワレの幕間に変わってるって聞いて、見たら…黒い艶のあるベルトに、正方形に近い文字盤の時計になってました。おじいちゃんが持ってたやつ、みたいな(笑)。文字盤金色だし！(前のも金だったと思うけど、もう少し控えめな金でした)壊れたのかなぁ。前の方が華奢で好みでした個人的に。
- 珍しく秋山さんがセリフとちりを。シュナイダーさんの「大家には免許がいるの」が、「ナチスに剥奪されたら…」が先に出ちゃって、シュルツさんが「剥奪なんかされないよ！」と肩を抱いてから、「大家には免許がいるのよ」に。云いたいことはわかるから大丈夫です。
- シュルツさんとの結婚をやめると決めたシュナイダーさんには、「ダメですよそんなの…」と云うのに、自分はサリーを連れてアメリカに帰ろうとするクリフ。何か…ぼっちゃんだなぁ、というか…安全な場所から夢だけを見ていたいんだな、というか、何かそういう、未熟さというか、甘ちゃんな感じというか、を受けるのです。所詮、現実は別の場所に確保している人間の身勝手さ、とか。良い悪いの話ではなく、ね。
- タイプライター抱えて部屋を出るクリフと入れ違いに入ってくるMC。息切れに混ぜるのは「だっふんだ」と「がばい」…意味がわかりません！
- サリーの「マックス！ 何か云って！」の後のマックスのセリフ、「だめっぷだお前…」まで聞こえたところで「黙って！」と切られました。
- マックスのセリフってこれだけ、なんですよね(笑)。すごいなぁ。
- 乱闘シーン。飛び蹴り後にプロレスみたいなポーズつけながら「ぅらぁああ！」と雄叫び、「どぅああああ！」とエルボー…た、楽しそうですクリフォードさん…。
- マチネで「んっ？」と思ったクリフのセリフ「もうすぐ列車が来る」、ソワレで確認したらやっぱり、「もうすぐ列車が出る」でした。何か変だと思ったんだ〜。だから何だってアレですが。
- ラストの、ゆらゆらと立ち昇るベルリンでの思い出たち。キャバレーガールズたちが、「どううぞ、お上品に、時々…」で一斉にタバコに火を点けるのが、いつもすっごく綺麗で、泣きたくなるのです。
- ステージ中央から、思い出たちを背負って、前を見るクリフ。席の所為か、睫毛の所為か、目元が…煙るような美しさで…。
- 夢を見ている最中には、夢を書き留めることは出来ない、よね。夢は覚めてから初めて、思い出して書き留めることができるもので。サリーと一緒に暮らす、夢のような日々の間に、クリフが小説を書き出せなかったのは、当然なんだよな…。
- 書き始める＝夢の終わりを、夢から醒めたとを、自覚する。代わりに、眠りに就くようなMC。クリフの「夢」の部分を司る何か、なのかも知れない、MC。
- 夢たちが消えていく頃から、低い爆撃音が重く響いてくる。もう、現実はそこまで迫っている、そういう感じがして…すごく怖い。んだけど、すごく好きな終わりなんだよなー。
- カテコは、まず普通に2回。銀テープのタイミングが絶妙で、久々にびっくりしました(笑)。慌てて逃げてく未來さんの中腰が可愛かったのでした。
- 3回目、やっぱりバンドさんが帰らないぞ？と思ったら…あああ松尾さんがまたもや！ 妖怪人間ベムの歌を！
- 何でその歌なのか、選曲に何か理由とか、関係とか、あるんですかね？ こう、大人計画を見続けているファンにはわかる、とか。大人計画の楽には恒例とか。そういや2レイディーズとか「3人で」の手(薬指と中指の間、人差し指と親指の間を開く)が、早く人間になりたーいっぽく見えない気もしないでもない、かもしれない。
- ノリノリで熱唱の松尾さん、歌い終えて「…何か質問は？」…土曜日ソワレと同じだわ(笑)。客席から「元気ですかー？」の声が出ましたがわりとぐだぐだな感じに。「これにて閉店です」と、やっぱり蛍の光を歌いながらハケて行かれました。
- しかしこれで終わられたら困ります。何の千秋楽なんだかわからないっつの！ 許さないんだから！(笑)
- で、もっかいキャスト勢揃い。出てくる時、阿部さん松雪さん未來さんが、何やらでこ突き合わせて密談？しながら出てきて…何か打ち合わせてた？ アイツ一度も挨拶してない、とか？(笑)
- しかし今回の皆さん、ほんとにまぁ誰も前に出たがらないなぁ(笑)。メタマクに於ける内野さんとか、朧の染様みたいな人がいると…お互いにやりやすいんですけどね！
- 仕方なさそうにボソボソと、いや、もう、ね、何もないんで、と阿部さんが口を開く。途端に黄色い(？)サダヲコールが(笑)。さすがだ！ 一族！
- 何かこの時、ふっと未來さんの顔が…堅くなった気がしてしまったのですが…気のせいかな。何となく、そう見えただけです。何だ、負い目か？(笑)
- 軽く阿部さんご挨拶(「MC役と聞いてどうしようかな〜と思ったけどやって良かった」みたいなことを云ってらしたような)(まるまる捏造かも知れませんが！)の後、松雪さんへ。そりゃそうだよなぁ当然だよなぁ。
- 松雪さんもまた何か…小さく前で手を握り合わせて、肩をすくめるようにして何度も頭を下げてたのが印象的です。さっきまであんな、網タイツの脚全開で椅子で開脚してたのと同じ人とは…！
- で、未來さん。そりゃ順当ですよね？ 当然ですよね？ 他にいませんよね？
- …こらー！ 目を逸らすな！ 後ろに下がるな！ 顔を背けるな逃げるな背中向けるな！！(笑)
- 力一杯静かなる抵抗を見せてから*7、やっとご挨拶です。本当にありがとうございました、くらいの軽いご挨拶。なのに軽くしどろもどろ(笑)。
- そして突然すべらかになるお口。「実はこれまで一度もご挨拶してない、星野源から一言！」うわー、まさかの丸投げですか！(笑)
- …ホレスタのアレを見てからだと余計に…(笑)。
- びっくりな源ちゃん、真ん中に立たされて、他のみなさんは当然の如く後ろに下がります。源ちゃん、「罰ゲームですよねこれ〜」って(笑)可愛いなぁ！ みんな酷いなぁ！
- 「松尾さんが元気になって良かったです」との源ちゃんの言葉に会場も拍手。「松尾さんまだいますか？」と袖に呼び掛けて、松尾さん再登場です。
- マイクなしでご挨拶始めかける松尾さんですが、全く聞こえません。最前〜2列目くらいまでなら聞こえたのかな。私の席にはさっぱりでしたが(笑)。
- で、マイクマイクとみんながキョロキョロ。花井さん？が自分のヘッドマイクひっぺがして渡そうとしたら、源ちゃんが自分のヘッドマイクを顔ごと差し出して(笑)。松尾さんも顔近付けて、何かもう熱い抱擁状態でした！ 私の席からは、松尾さんの背中に回された源ちゃんの手が主に見えてましたが、うん、ラブっこかったよ(笑)。ゴーゴー！って右拳振り上げてみたくなるような。
- 未來さんは階段の所で笑ってました。松尾さんのご挨拶はすみません覚えてません…。
- で本当におしまい。下手にハケながら、未來さんが源ちゃんの腰に腕を回して、ごめんごめん、とか、おつかれ、とか、っぽくポンポンしてたのが微笑ましかったです。
とにかくおつかれさまでした。大幅な演出変更はなかったけど、それでも日々変化して進化する舞台だったと思います。特にサリーとクリフ（笑）。初日からしばらくは、えっ付き合ってんの？ 同棲なの？ 同居じゃなくて？という感じだった*8のが、16日に観た回を境に、ちゃんと…男女関係が透かして見えるふたり、になった。ラヴ度は少し落ち着いちゃったけど（笑）。
未來さんに関しては、ミュージカルで「森山未來から歌とダンスを奪う」という、謂わば手足を縛られたような舞台にもかかわらず、そのハンデを一向に感じさせない、伸びやかで清冽なクリフをきっちり演じてらっしゃったと思います。唯一のお歌はその1曲だけで客席を魅了し、見終わった後にまで記憶に残らせるだけの甘さと魅力に溢れていたし！ これから地方公演を経て、青山劇場よりさらに大きい舞台で、どんなナイスな魅力でこちらのハートを粉々にしてくれてしまうのか。どうしたって楽しみなんですよ仕方ありませんよミリキってすごいねぇ！
