ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

雑誌掲載 シアターガイド2007年11月号

 河童様じゃ〜表紙に耽美河童様がいらっさるぞ〜!!
 もとい。表紙巻頭キャバレー特集号です。松尾さんインタビュー、松雪さん・阿部さんインタビューに、康本さん×未來さん対談! 対談2度目だー嬉しい☆
 松尾さんインタビューからは、「華やか、ほろ苦」というキーワードを頂きました。敢えて具体的な中身には触れないインタビューです。快楽と後ろめたさ。…快楽って大抵後ろめたさを伴いませんかね。…違うな、後ろめたさが伴う方が快楽をより深める? 何か、そういうイメージを期待します。勝手に。ワキワキ。
 松雪さんは美しいなぁ。どうしても、映画しか見ていないので、サリーの印象がライザ・ミネリ版なんですが、松雪さんが演じたらまた全然違うんだろうなー。もしかしたら、一番想像がついていないかも知れない、私の中で。だからこそ初日の一発目、登場シーンがすごい楽しみです。
 阿部さん。…えっ、軽快なフリートーク!? うわああ!(笑)こういうのやらせたらきっと、右に出るモノはって感じなんでしょうね阿部さん。「訳わかんない物体と踊る」とか、何かもう、「なんじゃそりゃ?!」のカケラだらけだわ。断片しか見せてもらえないその断片がどれも「なんじゃそりゃ?!」なの(笑)。
 そんな「なんじゃそりゃ?!」舞台だからこそ、ダンスはクールでエレガントに、と康本さん。ぅわーいもうめっちゃ楽しみなんですけど! 未來さんは踊らないんですかクールにエレガントにビューティホーに!? とりあえず歌はあるようですが…アイドルっぽく? え、何か今「アイドルっぽく」て云われると「すけだち」の有起哉さんかもしくはトシちゃんの「抱きしめてトゥナイト」になってしまうんですが…あっそりゃ80年代アイドルか。
 キャバレーと云えばフォッシー、から始まる対談です。未來さんのフォッシー…あれは夢のように美しかった…と遠い目をしてしまうくらいです。ええ。大好きでした。あの、「ボヘミアン・ラプソディ」でおもちゃ箱から飛び出したような、ちょっと不気味な人形たちが、台上で魔法みたいに白い手袋を閃かす後ろ姿に操られるように姿を消していく、ビョークのアルバムに入ってるオルゴールの音が流れる一場面から続くフォッシー…今思い出しても好き過ぎる。好き要素が詰まりすぎている。ノースリーブハイネック白手袋(しかも片手)、という衣装から、後ろ姿のストップモーションみたいなポーズから、マジシャンみたいな指の動きから、何かもうね、滴るような色気でしたよ…。DVDにちょっとしか入ってないのが悲しくてねぇ…。帽子をぽんっと軽く叩く指先のしなやかさとかね…後ろ向いて上下にくねらす肩の筋肉とかね…あああああ。すいませんシアガと関係ない場所に居ます。それはそれはステキでしたよ…。
 でもまぁ今回はフォッシーとはあんまり関係ないようで。且つ、クールでエレガント、と。
 クールでエレガント、だけど出てくる喩えは「マカロニほうれん荘」であり「すごいよ!!マサルさん」であり(笑)。フーミンかー大変だなぁクリフ…。え、誰がマサルですか? そういう話はないですか? 小松さんキャシャリン?(笑) 阿部さんが気合いと共にファスナーを下ろすとか、そういうのはないですよね? 紙ちゃんが「モキュ?」とか云わないですよね?*1 *2 *3
 ていうか未來さん、マカロニほうれん荘は読んでないけど、ってことはマサルさんは読んでたんですかね(笑)。それも何か面白いなぁ。
 とにかく楽しそうだぞ、ということはわかりました。で、ダンスはクールでエレガント、歌はアイドルと。…さっぱりわからん!
 写真がまた…茶色くる髪いいなぁ〜! その頭の間にたくさん雑誌に出ればいいのにー。須賀さんにいろいろ可愛くしてもらえばいいのにー。どうせクリフは違う頭になるんだろうからさー。え、このままでも充分アメリカ人若手小説家イケると思うんだけどなぁ。もっと髪色明るくてもいいくらいなんだけどなぁ。色白いから似合うのはわかってるだろうになぁ。頬骨の形は相変わらずくっきりですが。お洋服はいっかにも私服な、サイケな柄のドクロががつんとでっかくアップリケ(っていうな)(でも他に言葉が…)されてる濃紺のTシャツにワークパンツ。康本さんも透ける様に色が白いですねー、ステキな方だ…。これで踊るんだもんなー、しっかり見てこなくちゃ。
 他にも色々面白い記事が。やっぱり「三文オペラ」気になるとか、「犯さん哉」面白そうだけどチケットないだろうなとか、玉野さんとHIDEBOHさんってだけですでにドリームタッグなのにそこに小堺一機まで!?とか、Noismやっぱり気になるよしかも金森穣踊るよぅとか、身も心もは高田聖子さん出るんだよねーとか、あっトミーが連載始めた!とか、麿赤児さんがマンガなんか読むんだ!?とか、教育テレビでM.O.P.やるんだ!とか、衛星第2でダンダンブエノもやっちゃうんだ!とか、シェイクスピアソナタまでやっちゃうんだ!!とか、「雨に唄えば」やるんだ☆とか、「見せない」ダンスってどんだけ実験的なんだよ!?とか、MGMすげぇ…とか、犬顔家だ!とか、ずいぶんぎっしりと隅々まで楽しませて頂いてしまった1冊でした。これで400円は安いわ。

*1:もういい

*2:マサルさん話ばかり

*3:弟がヒゲ部なばっかりに…!!