ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

まるまるちびまる子ちゃん

 携帯ワンセグの極小画面とイヤホンでこそこそ観賞終わりました。
 …やべ…家庭教師、惚れるわ…。
 えっと、七三瓶底鼻が一個半、というルックス的アレさは予想外にその魅力を損なわず、むしろ人間的な面白味を引き出し、奇嬌な言動もまた彼のパーソナリティに上手くはまり、結果大変に興味深くも魅力的な家庭教師が出来上がりました。わーんうちにも来てー! 間違えた事情を詳しく説明させてー!!
 予告で見た、妙ちくりんな横歩きが、そんな事情だったなんて…たまりません。ツボった。ちんまり正座で勉強を教える「お兄ちゃん」が、ちんまりと佇んでいるにも関わらず、姉妹と較べると明らかに大きい、その当たり前ながらも歴然とした差異に…おぶおぶしました…お、おにいちゃんだ…かっこいい…*1
 最後の渾身のギャグが、アレだったのが惜しくも悔やまれます。まる子さん…何故にそんな難易度の高いギャグをトレースさせるのですか…もう少しこう、平易なところから始めさせてはくれないのですか…東大4年の家庭教師にプップクプーは難しすぎやしませんか…。
 お話的にはありがちでベタながらもうっかり、非常にオーソドックスに、いい話でした。雨以降まずかった、本気でかっこよくしか見えなかったもの。予想外の期待しなかった部分で、とても良いものを見られました。うん、かなり…敢えて云おう、珠玉だと。
 ワンセグの極小画面で1度見ただけなので、非常に薄いですが*2、未來さん的ポイントは、

  • 家庭教師なのに甘くなってしまうラ行の発音
  • 確実に裏拍を取ってくる「いいくにつくろう鎌倉幕府」の合いの手
  • まる子に「大っきらい!」と云われた後のまばたき2つ
  • 微妙過ぎていっそ秀逸な絵
  • 傘を持つ手の先まで無駄に神経使いまくりの完璧な後ろ姿

 ああ見た端から忘れていった…何か色々たまらなかったんだけど…帰宅後にじったり見直します…。
 何より、絶対本人楽しんでやってるでしょ!的作り込み方がたまりませんでした。うん、うっかり名作だった! 素晴らしい! 惚れた!!

*1:本気です

*2:粘着に見直す気まんまんですよ