ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

雑誌掲載 BRUTUS

 実は昨日、職場近くに所用で出かけたので、いつもの早売り本屋さんで買って帰ろーと思っていたのですが、おっと祝日のオフィス街。人いねー! 店やってねー!! ついでに本屋も開いてねー!! 何だか閑散としていました。お祭りがある休日なら違う活気に満ちあふれているんでしょうけどねー。お祭りは準備中だけは目にするのですが、お祭り自体に遭遇したことがありません。
 お祭りはどうでもよくて。
 BRUTUSです。真っ赤な表紙に黄色のタイポでナイキ着た毛沢東が表紙の、北京特集号です。お恥ずかしい話ですが、正直なところ、毛沢東氏が何をされたどういう方なのか良くわかりません*1。よくわからないながらもチャイナ系チープモダンお土産グッズに頻出したり、中国紀行を観れば至る所でその尊顔を拝見するに辺り、良くわからないままにインプリンティング完了。もう、私にとってそのお顔はアンディ・ウォーホールに於けるマリリン・モンローの如く、ポップアートのイコン的存在になっております。え、中国共産党のエライヒト、でいいんですか? え、文革? そんでポップアート化してていいんか? 大陸は懐が大きいのか?
 えーと毛沢東もどうでもよくて。グルメも美味しそうでカフェも緩くオシャレで素敵というか鳩山郁子的方向に目を細めたりしたのですが、私的一番の興味は「北京ブックハントの成果」ページに並ぶ本たち! こだわり過ぎの和綴じとか、表紙がタイル(!?!?)とか、ひゃあ! 見たいソレ! 共産主義のプロパガンダ雑誌とか、単純にデザイン的にかっこいい、クール。買わないけど眺めたいなぁ、目に焼き付けて帰りたいなぁ(笑)。本は基本的に、内容が読めればいい方なので、多少カバーが汚れていようが端が折れていようが50円の古本文庫だろうがかまわないのですが、それとは別に装丁好きという面もありまして。綴じ方とか表紙・本文の紙選び、印字の色、表紙デザイン、見返しの紙の選び方、花布としおりの色合わせ、そういうのでウキウキしたりときめいたり、するんですよ。そういうので買って中身も好みだととても嬉しい*2
 えーと装丁好きもどうでもよくて。
 未來さんです。北京とは関係なくご登場。「人間関係 思い出ごはん」というページに、香椎由宇ちゃんと! 花村さんと一緒に! 篠山紀信さん撮影で!! わーお豪華。しかもロケ場所が例の下宿してた門限のある旅館。ああ、ラジオで云ってたのはこれのことだったのか〜。
 窓外の緑とのコントラストが美しい、ほの明るい畳の一室で、お食事の並ぶ座卓を囲む未來さんと由宇ちゃんの写真です。未來さんは珍しくスタンドカラーっぽい白シャツの、襟の上に革ひも?のネックレスで、足は素足のあぐら。由宇ちゃんはすっと背筋を伸ばした、綺麗な正座姿です。綺麗だなぁ、綺麗だけど弱さはない。花村さんを思い出すと、大人になった、綺麗になった、ととても思います。美しいなぁ。
 テキストは何というか、冷めたというか、距離を置いたというか。二人とも、経歴紹介とコメントが少々、という引いたスタンスが逆に新鮮です。ウォーターボーイズの現場ではほとんど話さなかったそうですが…そうだよなぁあのボーイズの中に女子…3名?*3は…なかなか入り込めないよなぁ。
 未來さん曰く、門限破りばかりでこうやって朝ご飯を食べたのも数えるほど、とのことですが、じゃあその卓上のお料理は朝ご飯、なのですか。ご飯、おみおつけ、焼き魚に目玉焼き、あと小鉢は何だろう、おひたしとかかな。小皿にお新香、みかんとお茶。いいなぁ朝ご飯。私の朝ご飯、今日はマックグリドルですよ(笑)*4
 それにしても素敵な電灯だなぁ。

*1:学校で近代史を教わった覚えがない

*2:クラフト・エヴィング商會の本とか

*3:麻子と花村さんと仁美ちゃん

*4:だって食べたかったんだもん〜