ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

ゲキ×シネ メタルマクベス

 日曜日に行ってきました、バルト9。旧マルイインザルームの隣に新しいマルイが出来ていて、そこの9〜11階にある新しいシネコンでした。綺麗、女子トイレ広い、ロビーに何故かステージ?がある(笑)。
 軽いハプニングもありましたが無事切り抜け、ロビーのカフェでちょっぴりお茶をしていたら、映画の予告を流しているスクリーンに「メタルマクベス」の文字が。突然DVDの予告編が流れ、息を呑む我々。振り向く周囲。すみません…奇声までは多分行かなかった(と思う)のですが…。だってさーびっくりしたんだもんー。そして立て続けにSHIROH〜アオドクロ〜アカドクロとゲキ×シネラインアップ全部流れました。うわーうわーどれも楽しみ、すっごい楽しみ!
 開場したのでホールに入ると、やはり流石は新しい劇場。シートの座り心地がステキです。腰の辺りに絶妙な出っ張りがあってね、腰のラインにぴったりフィットなんです。首も。休憩中も席を立たなかったので、結局4時間弱座りっぱなしだったわけですが、腰は全然つらくなかったです。足はむくんだけど。
 そして開演というか上映開始というか…なのですが、ゲキ×シネすごい! 開演前と終了後に、館内に冠くんのアナウンスが流れました! ラストは「それでは恒例のシャウト1本締めに参ります。皆さんお手を拝借、いよーっ、シャウッッッッ!!!」って(笑)。お手いらないじゃないそれ〜! この準備したお手の行き場はどうすればいいんですか冠くん!?的な(笑)。面白かったのは、開演前アナウンスでは「…え? 何? 誰?」だったホール内の空気が、終了後では「おお〜!」となっていたところ。うん、本編見さえすれば、冠くんの良さがわかるってもんですよね! SCOMBの宣伝なんかもちゃっかりしっかりしていました☆
 本編は、映像そのものはDVDと同じなのですが、やはり…大画面で見ると迫力が全っっっ然、違います。見え方も違ってくる。同じはずなのに不思議だな〜。とりあえず未來さんは、アップ横顔時に目尻に入った吊り目メイクラインが三角にくっきりと見えました。あーこれで吊り目に見えるのねー。あと上條さんの目の回りメイクが、左目は目の下に影、右目は目の上に影が作ってあって、何か…絵画的なお顔に見えました(笑)。そんな風になってたっけ??
 画面が大きくて迫力ももちろんですが(引きの映像なんて本当に劇場かと思うくらい!)、音響がまた素晴らしい〜。やっぱりおうちのテレビのステレオスピーカーとは違うなぁ! いつも見てる時には気づいていなかった音声が色々聞こえて、すごく新鮮というかびっくりでした。えっそこそんな声入ってたの!? 聞いてなかった!!みたいなのがたくさん。いやそれは私の聞き方が偏っている所為も多々あるだろうとは思いますが(笑)。吉田が暗殺者と戦ってる最中に、グレコ夫人がローマンに向かって「立って、早く、立ちなさいローマン、男の子でしょ!」っていっぱい云ってるのとか…気づいてなかった…。あー私吉田に必死でそこまで神経回ってなかったのかな…。あと、「やるんですかやらないんですか」後にヘイヘイ云いながらぐるぐるしてるきよしのヘイヘイ声がすごく聞こえたり、ランディvsグレコ一騎打ち時、肩に傷を負うグレコが「うっ!」って云ってるのとか知らなかったし、他にもわりとしょっちゅう「えっそんなの云ってたの!?」と思う瞬間があって…覚えてないくらい(笑)。やはり本編主音声もイヤホンで聴いてみないとダメですね。
 改めて、作品としての全方向に関する質の高さを見せつけられた気がします。脚本、演出、役者、音楽、舞台装置、小道具、照明、キャラクター造形、間、何もかも。普段うちでDVD見ている時はあまり泣かないんですが*1、何か色々じーん…とキました。グレコの悲しみとか、夫人の哀れさとか、ランディの失意とか、ラストとか。もちろん吉田の最期は相変わらずボロ泣きでした(笑)。みんな笑ってるんですけどね!
 そして大画面で見る再会シーンは…何かすごかったです…。何なんだもう。面白すぎる。大画面で見るおばちゃんジュニアさまは…つらかったです…(笑)。

*1:吉田の最期以外