ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

雑誌掲載 レプリークBis

 きちんと座った松さんが表紙の、高くて重いレプリークBisです。高くて重いけど、珍しく全ページ興味がある雑誌でもあった(笑)。フライヤー特集と、タカラヅカの新トップさん*1特集が特に面白かったです。
 フライヤーは、デザインとして好きだったり1枚の作品としてかっこよかったりすると、お芝居の中身とは関係なく*2とっておいたりするので。作る方のこだわりとか製作過程がとても興味深かった。あと、「私が選ぶ〜」的なところでメタルマクベスがお二人から選ばれてたり、メタルマクベス〜Cat〜朧と新感線は(おそらく)抜けナシだったり、何か微妙に嬉しい(笑)。
 タカラヅカは、まるで知らない文化なので…「私が主演コンビに望むもの」アンケートの答えがどれも「…へえええ〜。そうなんだああああ」と…不思議な世界だなぁ。コンビって変わらないんですか。組によってメイクまで違うんですか。わーかーらーなーいーー!
 松さんはもちろん、いのうえ・染対談とかTOMMYインタビューとか、マリー・アントワネットは面白そうだし、社長は行定監督と対談してるし、蔵之介さんはこまつ座だし、首藤さんはいるし*3、チャートは「悲劇・不条理系」だし(…そうかなー)、捨てページのないぎっしりな1冊でありました。
 で、真打ち。
 …これ、いつ頃の取材だろう…けっこうまだ髪も短く色も黒く、さるくろちゃんの面影が濃いので…11月かな…。いやいいんですが。ハリネズミたちがだいぶ可愛らしかったので、そっち方向の期待がちょっと過大でしたスイマセン(笑)。
 何か珍しい方向性の衣装ですね今回。長友さんなのに冒険した感じが。ヒョウ柄…(笑)。2枚目の怖い顔が妙に好きです。別に怖い顔したわけではなかろうに…しかし怖い顔でも睫毛は長いなぁ。あと、3枚目の見返り未來さんの、ジャケット持ってる右手の人差し指がたまりません。柘榴も右手人差し指だったしなぁ。
 軽くヒゲっぽいんですが夕方だったんですかね?
 以上、写真でした。ワイルド系推しなのかいな。
 インタビューは…また。どうしてこの人はこう…ねぇ。めんどうくちゃいなぁ(笑)。その面倒くさいところひっくるめてというか、面倒くさいところこそがというか、モリヤマミライという人の中核を為していて、そこを私はやはり、どうしても、好きだなぁとしか思えないのですが、そこが好きだと思いつつ、もうちょっとラクチンに生きることなんかいくらでもできるのになぁ、とね。思わずにもいられないですね。ラクチンに適当に生きてる人なんていっくらでもいるのになぁ私とかさぁ。そうでないからこそ好きなので、そういう人だったらもうちょっとこう…気持ち悪くない感じに好きでいられたのかも知れないんですけどね。こういう人だからついつい気持ち悪いレベルに好きなんです…申し訳ない…。と最後の2段でぐるぐるしてしまいまいした。はぁ。
 「フィクションで遊べる役者が、リアルな芝居をした瞬間にすごく怖くなる」というのが、ああ、なるほど、と思います。怖くなるっていうか鳥肌立つっていうかクる。ああそういうものをたくさん見たい。いいなぁたくさん見たんだろうなぁ(笑)。
 「血の婚礼」に関して、未來さんは「淡々とした中に打ち込まれる楔」、白井さんは「じりじりと静電気が放たれるような緊張感の中で、パチッと弾ける瞬間」という云い方をそれぞれされてますが…静かに息詰まる濃密な芝居なんでしょうかね。もう何か、字面見てるだけで息苦しいです。肩に力入ってきます。その瞬間はカタストロフなのかしら。正直、字面のみの印象で云ってますが、何か好きっぽい匂いがしてきました…。さて実際はどうなのか!
 それにしても…観るのも大変そうな気がしてきませんか…。役者・森山未來のピリピリが滲んでしまうかもしれない舞台って…ああがんばれ私。

*1:って云うんですね! 面白い! 同担的な業界用語!

*2:それもどうかと

*3:私はコンテンポラリーしか見ないけどね