ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

音楽の持つ力は侮れない

 会社帰りに駅構内を歩いていたら、突然聞き覚えのある曲が耳に飛び込んで来ました。
「close the window, calm the light〜」
 ああ…泣きながら聴いた曲だ、と足を止めたら、懐かし系安価CD販売コーナーが。この時私が聴いたのはリタ・クーリッジの「We're All Alone」だったんですが、WLで使ってたのは結局誰のだったのでしょうか。女性ボーカルだった、って聞いた覚えがあるんだけど…。

  • We're All Alone/Rita Coolidge →試聴

 で、面白そうだったのでちょっと覗いていたら、見つけました。OR黄色のサラ・ヴォーンの「LOVE」、ORラストの号泣曲エンゲルベルト・フンパーディンクの「ラストワルツ」。別々のディスクだったけどどっちも買っちゃった(笑)。ギャー色々見える、最初の「えええええええ〜る!」で走り込んでくるパジャマメンズとか! 痛気持ちE〜中川先生とか! 「anyone that you adore」でちょんちょん跳ねてから両手首フレックスで可愛く歩く白い子の後ろ姿とか〜! すげい…息が切れる…どうして見られないんだろうアレ…。
 ラストワルツはまずいです…イントロのピアノのちゃららん♪って聴いただけで涙腺が決壊する…小さくお辞儀して木に「どうぞ」ってする白い子が見える…光に触らせてあげない子が見える…だめだ苦しい。ああ木が綺麗なターンひとつ決めて橋渡って行っちゃうよ…。
 はぁ。やっぱり何というか、好きとかそういう言葉じゃ追いつかない、何だろう…心臓掴まれて揺さぶられるような、感情の起伏を、引き起こされる。そんな作品だったなぁと今でも思うのです、Over the Rainbow。見られないからなおさら、なのか、もしまた目にしたらこんなもんじゃ済まない、のかはともかく。
 ああ暑くなっちゃった(笑)。