ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「世界の中心で、愛をさけぶ」地上波!

 初登場〜。もう何回見たのかわかりませんが、やはりリアルタイムはまた別です。見てしまいます。がもう何回見たのかわからないので、見方がよっぽどアレになってきてる(笑)。ごめん、もうあんまり泣けないよ…こころがくもってるからさ…。
 エピソードをざくざく削って編集しているので、冷静に見ると色々ワカランところが出てくるのですが。葬式時の棺を見送るサクが何でびしょ濡れになってるのかとか、雨宿りに逃げる生徒たちの中でサクだけ突っ立ってアキを見てるシーンがさっくりなくなっているので、よくわからなくなってます。まぁそんなところフツウは気にならないんだろうけどさ。フツウは気にならないといえば、冒頭の堤防走り→転倒→立ち上がって絶叫、の立ち上がるサクの右の手のひら、絆創膏が剥がれてるのが見えます。未來くん手やら足やらいっぱい擦り剥いてズボンも破いてがんばったからね…。猫の石のエピソード*1 *2も丸々ないから、空港で倒れたアキの横に転がる小さな物体は一体なんだろうという感じ。ああ、あったハズなのになくなっているシーンを並べだしたらきりがない。アイスキャンデー食べるシーン、蛍、唇の端っこのキス、墓地に入る前の一騒ぎ、夢島で眠ってるアキのとなりで悶々とするサク、トイレで号泣、学校の屋上でドラム練習、あああああ。そのどれもがメモリアルボックスにさえ入ってない! 完全にお蔵入り!! アキが小さい律子に手品見せるのも、あれ別のシーン用に撮ったもののつぎはぎですよねー。尺の問題でしょうがもったいない。
 と、何か色々云っていますが、しょせんはメモリアル買うくらい好きなんですよ。セリフ云えるくらい好きなんですよ(笑)。だいすきだよ!! わるかったな!!
 今回の歪んだ鑑賞ポイントは、「ドーランチェック」でした(笑)*3。11月に撮った…確かバイク2人乗りのシーンは寒い中がんばったんだよね、とか、まっさん*4が髪落としたのは撮影後半のハズだからその辺り、とかそんな見方を。しっかしわかんなかったよ! キレイにドーラン塗れてたよ! 衣装ドロドロもわかんなかったよ(笑)。で、お祭りの中を歩くサクのシーンは顔アップだしチェックポイントだ!と思って観たのですがドーランはやっぱりわからず、代わりに劇場やらDVDやらで見た時は「未來涙出てないよ!」とハラハラしたお祭りシーンのサクが思っていた以上に涙目というか、滲んでいたのに驚きました。何度見てるんだよ一体。あれー? うちのテレビの数十倍の大きさで見てるのに何でだ?
 えーと、別に文句云いながら観ていたワケではありません、よ? やっぱり、公開当時からそうだったけど、一番クるのは体育館のピアノ前の…大沢たかおさんとまさみちゃん、なんだよな。未來は全シーン好きですが、映画の中で一番の泣きツボは、現在のサクとアキが出会うところです。あのシーンで、過去と現在、未來とたかおさんが私の中で、ひとつのサクという人格で繋がった気がする。好きだなぁ。サクは大人になっちゃって、サクは時間が流れてるのに、アキの時間は止まったままで、でもあの瞬間に大人のサクは高校生のサクに戻ってる。すごくキレイですごく悲しいシーンで、大好きです。ええ。で、あの、覗いてた律子は何を見たんでしょうか。…何か見た、よね? カノン、聞こえてたよね…?
 ああ、これでここんところ続いていた、「テレビ点けたら『たすけてください!』絶叫でこっちがたすけてくださいだよもぅ!」状態を脱せます。はぁ…だから心臓に悪いんだって。

*1:がどんなエピソードなのか知りません。原作にはあるの?

*2:原作は読んでない

*3:TVnaviインタビューより

*4:長澤まさみちゃん