ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

花束抱えた父さんが

 母上の500回目くらいのお誕生日だったので、会社の帰りにりんどうのブーケ買って帰りました。ちっちゃくて青が綺麗だったので。で、食事に連れて行ってもらえるらしいので父親の帰宅を待っていたらば、何やら大きなカサカサ音がする物を抱えて帰ってきました。
 父帰るwith薔薇の花束。
 この人と一緒に暮らして何十年か経ちますが、花束抱えた姿を見たのは初めてです。もうちょっと長く一緒に暮らしてる母も初めて見た、と云っておりました。がんばったねパパ。でも車だったから出来た狼藉だそうで(笑)。出来ることならそのまま電車乗って、駅からうちまで歩いてくればよかったのに!
 花というのは男性が持ち歩くのはなかなか恥ずかしいシロモノらしく。だからこそ、その恥ずかしさを乗り越えて花屋に入り、花とリボンの色を選び*1、衆人環視のいたたまれなさに肩をすぼめつつ電車に揺られ、女子大生の好奇の視線を背中に浴びながら道を歩き、そうして届けられる花束には、単なる花束として以上の付加価値が付くってものなのです。よ。最近の若い男の子は花束なんか恥ずかしくないかも知れないけどね。それはそれでステキだと思います。花束照れずに持ち歩いてはいっと渡せる男の子。ステキじゃないか。でも、恥ずかしくてそんなこと出来そうもない子が、がんばってテレテレに照れつつくれる花束って…スゴイと思うよ。だからくれ*2
 がんばったお父さんは大いに照れておりましたが、それ以上に母が喜んでいたので、イイ夫婦じゃねーかコンチクショーめと娘は思いました。色々あるだろうがそれ以上にね。
 で、食事は回らない寿司屋に連れて行って貰いました。わー流れてない! お皿の色でお値段説明してない! こんなの家族で来たの初めてだよ!!*3とはしゃいだら「ごめんね…」と謝られました。いや、別にイヤミとかじゃなくね…?
 大トロうまかったです。口の中でしゅわっと消えてしまいました。鯵も何かこう…歯ごたえがね。違ったよ。トロサーモンのあぶりも美味しゅうございました。えんがわもはもも美味しかった。
 で、帰りにケーキ買って家に着いてからお茶しましたが、ケーキも初めてのお店だったにも関わらず大当たりで。美味しかった〜。メレンゲ流行り(笑)な昨今なので、迷わずメレンゲのケーキにしたのですが…やっぱ、やっっっぱ美味しいよメレンゲ! 焼きふわふわメレンゲさいこう!!
 そして電車男ドラゴン桜も見られませんでした。ああ初回…。

*1:まぁおまかせパターンが多いでしょうが

*2:いや…そうじゃなくて

*3:家族じゃなければ連れてって貰ったことはある、よ