ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

バレエって

 母上に頼まれていた、バレエのレッスンビデオをダビングしつつ眺めておりました。初めてでも大丈夫!とか書いてある、基本からバーレッスンの初心者向け…らしいので、まぁ見ながら一応やってみるわけですよ。ワタクシもそりゃーご幼少のみぎり、ええ幼稚園くらいの時、習っていたことがあります。第1から第5ポジションくらいは覚えています。が、幼稚園児にして自分が周囲より固いことを自覚していたので、小学校に上がる前…いやその前かな…には辞めましたが(笑)。
 で、初めてでも大丈夫!の誘い文句にほほーうホントだな?とやってみた訳ですが、…いや無理だよ第5ポジションで前屈とかさ…つかそもそも1の時点でお尻出てるし足開いてないし。初めてでも大丈夫じゃないよ全然!と早々に見切りをつけて鑑賞のみにしたのですが、これがまた。どんどん進む。バーレッスン? えっバットマン? クロワゼ? ナニソレ? エシャペは鋭く!とかもう全然わかりません。やってることも云ってることも、注意点も全然。何一つ初心者でも大丈夫じゃない。とにかくお尻を出さないことと膝は外側を向けることが大事、というのはわかりました。いやでも無理だから。
 で、何か初心者でも大丈夫なくせに、グラン・バトマンとかジュテとかシェネとかもうわけわかんねー技が次々と繰り出され、3コンボでKOでした。やーれやれ。
 しかしこのビデオ、何が一番気になったかって、お手本生徒役の女の子のメインが、やたらめったら痩せていること…背中側からあばらが透けるってどういうことよ…?とちょっと心配になりました。余計なお世話だ。でも手足長くて可愛かった。ちょっと痩せすぎで怖いけど。
 で、そんなものを見ながら脳内で二重写しになっているのは当然の如く誰かさんのことで。こんなのもできちゃうんだろうなーとか、7才のやんちゃ盛りのあの子にこんな七面倒くさい*1レッスン、大変だろうなぁ習う方も教える方も、とか、ぼんやり思ったのでした。
 その後「バリエーション・レッスン」のビデオも見たのですが、もうわけわかんねー。先生の注意点がわかんねー。すげーな、アレで意味がわかって直したら先生が「そうです、それでいいです」って褒めるんだよ。共通言語を持たない疎外感を味わえました。で、あの子はきっとわかるんだろうなーと思いました。やーれやれ。
 クラシック音楽…つかバイオリンのレッスンだったらわかるんだけどなー。

*1:失礼