で、今日はハウって参りましたよ! 城が動いてたよ!!
はっきり云って、キムタクの声に激しく見るのを躊躇っていたのですが。全然期待していないというかむしろ心配だったのですが。はっきり云って無理だろと思って、いたのですが。
すんません侮っていました。ゴメンナサイ。完敗。杞憂どころの騒ぎじゃなかった。ふんげーふんげー格好良かったです!! 第一声から御本人の影は欠片も感じられず、その声は他の何でもなくハウルそのものの声としか思えませんでした。つーかスマン登場シーンで私の心臓盗んでいったよあの金髪のキザ男!! かっこいいいいいい!!! 宮崎駿のカッコイイ描写はベタといえばベタですが、そのベタさがカッコイイです。「耳をすませば」の空飛ぶダンディ猫男爵とか*1。もう、ハウルの格好良さだけで2時間強がハッピィでした。たまらん。カッコイイ可愛いキューツ。すごい、キムタク!って強く念じながら声聞いてもなかなかわからなかった(笑)。素晴らしいです。ゴチソウサマです。
少女から老女まで幅広い声を出されていた倍賞千恵子さんも、綺麗な声でよかったです。さすがに少女はたまーに…たまーに、ん?というところもありましたが、それでも振り幅の広い役を見事にこなしておられました。あとお歌上手なんですねー。個人的注目は今や宮崎映画に欠かせなくなりつつある神木隆之介くん*2と美輪さまと我集院達也氏。後ろふたりはもう安定したキャラですが、神木くん…やっぱり凄いねこの子…しかも可愛いし。画面でもマルクル可愛いし。ピコピコはねた髪が可愛い可愛い! わんこもイイねー、登れない・行けないところでぐるぐる回るのとか、良く見てるなぁと思います。
お話は…うん。素敵なラブストーリーだと思います。メッセージ性も盛り込みつつ、でもメインはラブストーリーなところがよかった。うん、ハウルにはソフィーくらいのしっかりお姉さんタイプがちょうどいいよ! どうしても、アニメーション的な所(よく動かすなーとか綺麗だなーとか)やら、盛り込まれた宮崎テイストやら、些末なところに目を向けてしまうので…ろくな感想が出なくてちょっとアレな感じです。でも宮崎映画集大成って感じでした、キャラクターもメカニックも美術も。
個人的な趣味では金髪おかっぱハウルが一番可愛かったです。次点で冒頭の乱れ髪遊び人風。あと頭抱えて半ケツ拗ねっコとか、装飾過多な華麗なお部屋とか、小さいのとか、ああハウルかわいいなぁ!
あと先生のお世話係ちゃんたちが可愛かった。
もう一回観に行ってもいいです。ソフィーの年齢がくるくる変わるのが、どういう法則なのか見極めたいです。結局ちゃんとわからなかったよー!(阿呆)
そしてtomkoさん*3にならい、黒髪のへたれたハウルをかわいくて品のよい子にこっそり変換してみたり。…いいよ、すっごく!(笑)。