本屋に行きましたらば、鳩山郁子さまの新刊が出ていましてホクホクと購入いたしました。そういえば最近マンガ買ってないなぁ。買い続けていたシリーズの新刊が出ていても、何となく通過しちゃったりして。あまりマンガ読みにベクトルが向いていないようです。小説は「12Y.O.」読みました。あー…「亡国のイージス」より先に読んでおけばヨカッタ、かな。ワクワク度もイージスの方が高かったです。やっぱり艦好き要素は大きいと思いました。12はヘリパイのおじさんが出てくるので、その辺りの描写はギューギュー来てた*1んですが、何だろう…ちょっと惜しい感じかな。物語としては面白いし、エンターテインメントとしても充分だし、ラストのカタストロフも宜しい感じなんですが、何だろう。足りないのは…あっ、やっぱり如月行か(笑)。や、ウルマ可愛いかったんですけどね!
次は「川の深さは」が待っています。電車に毎日乗るようになったらサクサク進むんだけどね〜。
で、鳩山新刊なんですが、…やっぱ大好き…。線がすっきりしたような、キャラクターの顔がマンガ的になってきたような*2感じがするかな。でも、珍しく後味のいい作品が多くて、ステキでした。でも後味謎なのも好き(笑)。葡萄園の話がすっごく…官能的で…よかったです。蔓性植物っていいよね。あと碍子な話が、話としてもすごく好きなんですが、鳩山さんの碍子好き*3が滲み出ていて楽しかったです。ステキだよホントに。
何度も読んで噛み締めたい一冊なのです。うっとり。
今見たら発売8月、だって…。遅すぎだよ私…。
*1:元ヘリ会社勤務なのでヘリ好きです
*2:それが悪いわけではありません
*3:御本人がお好きなんです。http://www5d.biglobe.ne.jp/~calico/04-@spangle/@spangle-top00.htm参照