粟根さんバースデー公演、夏休みのカードを切って行ってきました。今年の夏は鳥に捧げるよもう…。
そういえば、粟根さんお誕生日で思い出しましたが、つまり6年前の今日がワカドクロ初日だったってことですね！ いろいろあったワカ初日…それも懐かしい思い出です…。
いつものを。
- オープニングの殺陣で北条軍の誰かが、上手から下手方向へ派手に刀をふっ飛ばしていた…キラッと光って飛んでいったよ…後で空手の人が取りに走っていったよ…。
- 一桁列どセンで、運よく前列の方が小柄だったようで、ものすっごく良好な視界でした…すごく良く見えた…いつもこうならいいのに…。
- 無界屋の女子衆ダンスを覗いてる少吉さんが、後ろ首をトントン叩いて鼻血を止めていた（笑）。
- 太夫の脱ぎっぷりがなかなか…左の脇下まで落ちてたよ着物…。
- 今日はすっぽんぽん捨之介を笠で仰いで寒がらせていた狸穴さん。
- お客さんの飲み残しのお酒を舐めようとする荒武者隊、それをけちらすおるつ。
- おるつにプロレス技かけられた後の兵庫が「…こわい…」って（笑）。
- よっぱ蘭兵衛さんのいろんなもので人は殺せる殺陣、鉄機兵の槍を奪ってから下手方向へびゅっと投げて刺すところで、珍しくちょっと乱れていました。投げる前にわたたっとして、真っ直ぐ飛んでいかなかった。珍しい。
- 沙霧に向かって手を出して云う「確認したい」がやたらソフトでなぁ。優しいなぁ。
- ワガドゥーシ様登場。捨之介に斬りかかられて「ワーオ！」、針1本目打たれてフハハハって高笑い。
- おててにマントが絡んで、振り払ってから生駒の頭もしもししてお手手握ってぷらぷら。
- 蘭兵衛さんに「貴様ごときが殿の衣鉢を継ごうなどという思い上がり、俺が正す！」って云われる前の天魔王さまが両手パチパチしてるのは何に対してなのかなぁ。
- 何か、今日のファサ…がすっごく良かったんだけど、具体的に何が違ってどう良かったのかがわからない…何かすごく良かったんだけど…。
- 狸穴さんが撃った銃の煙が綺麗な輪っかになった。
- 何となーく今日も左目の方が重いというか黒目が…というか何でだろう。伏せ目になった時にすごく左目の方が重い印象があるんだ…。
- 走る捨之介と蘭兵衛さんの歩幅の違いにコンパス…って思ってしまってごめんなさい。
- 太夫が蘭兵衛さんに、「助けてくれたのはあんたじゃないか」って仲良くしてる最中、兵庫がむーって顔してた。そりゃそうだ。
- この辺ちょっとマイクの調子が良くないのか、スイッチングのタイミングがずれたのか、捨之介のセリフがマイク入ってなかったり、沙霧のマイクも入らなかったり。
- 今日も太夫に両目突かれる兵庫。
- 今日もお尻触られたのよって云いつける太夫、あの人が？って指差す蘭兵衛さん、撃っていいよってけしかける蘭兵衛さん。
- 少吉さんの「おっとろてぃーところだ！」が昨日辺りから「おっととてぃーとことだ！」にグレードアップ（？）されている。
- 「くんろ…くんろ…くんろ霧島を人にもらったので一緒に飲みませんか？」「人からもらったものを一緒に飲みませんかって！」「うるせー！！」「あきらめないで！！」
- 蘭兵衛さんの、「ったーく、あの狸親父が！」がなかなかにガラが悪くておらおらんべぇさんの名残を感じて好き。
- 手拭い咥え今日も素敵でした…。
- 「救いの里、か…」ってちょっと笑ってた。
- 贋鉄斎コーナー。「刺激だ…！」って玄翁で床叩いて「すごい…（笑）」って何かびっくりしてる捨之介。
- 寸止め…が贋鉄斎の頭に当たっちゃう。「大丈夫だっつってんじゃん！ 心臓ね！ あの、ここ頭だから！ …何だお前元気いいな？（笑）」
- 発明の説明をする贋鉄斎の、「えーーーー先ほどから」って最初のえーーーーがとても長かった。
- カタナガトゲール（仮）を実演してみて捨之介「刀がとげーる！ 仰るとおり！！」
- 逆流蘇生「生き返って！ 贋鉄斎！ うそだろ？！ うそなんだろ！？ がんてっちゃん！ 生き返るって云って！！」贋鉄斎が起き上がってからも床を殴り続ける捨之介、「おい！ そこの全力中年！ 生きてるから！！」それでも床を叩き続ける捨之介、あっ…て叩くのをやめたら音だけが1回多く鳴っちゃって、ばっと振り向くふたり（笑）。
- 「何だよ生き返るって、生きてるよ！」「あっ…良かった…」「速すぎない？！ うそだろ？！って何だよその全力一人芝居！！」「芝居！？」「芝居だろうがこの全力中年！」ここはお前が自由に全力中年の芝居やっていい場所じゃない、シモキタじゃない。
- 水蒸気！！「素晴らしい…やっぱり、さすが演劇賞を受賞されているだけある」「…あざーす！」贋鉄斎、しておるのですポーズで返す。「つづけまーす！」
- 「お前ら愚民共のはったりにひるむとでも思うか？！」を噛んでやりなおす贋鉄斎、捨之介はスルーした。
- 「良か考えが、…んえっ、んええっ、えろえろえろえろーー！えろえろえろーー！！って浮かんできたとよ」「…浮かんだのそれ…？」「くんろ霧島飲み過ぎたの(笑)」
- 兵庫のネタをここに繋げる贋鉄斎好きです。
- メモ渡し、ぺろぺろしまくる贋鉄斎に「自由すぎるぞ！！」
- 「聞いてくれ！」ってメモを渡そうとする捨之介にじゃれつく贋鉄斎、無理矢理渡すとすぐ顔にくっつける。「地図だよそれ！！」で「あのやろ～笑いながら！！」
- 黄泉の笛。浮かせ持ち直し、すっごく綺麗だった…きつねの手みたいに人差し指が浮いてるの…。
- 奥の黒が一瞬見えた。
- 黄泉の殺陣中に帯に差してる蘭の花が落ちちゃって、階段上がる前に拾い上げ、手に持ったまま「さぁて、無界屋蘭兵衛最後の大商いだ」を始めた蘭兵衛さん。
- 2幕の天魔王さまのメイクがめちゃくちゃ綺麗で…目の下の赤が頬骨のラインに沿って半月状にこめかみの辺りまでたっぷり入ってて、外側に向けて濃いめにぼかしてあってほんと綺麗だった…。
- チョン！に合わせて中指立てを解除するのかっこいい。
- DJ天魔、めっちゃ縦に沈む。
- じぺーんぐ！もだいぶ…だいぶ待ったね…（笑）。
- ワクワクするなぁ、なぁらんまる～、までワクワクした声で云ってて、何かのキャラクターですか？みたいな声になっててとてもワクワクでした。
- 今日も着込むが美人でした。
- そんなことの為に殿はお前の命を救ったのか！ 久々に繰り返しなかった。
- 仮面ちゃんは可愛いし大魔神は美しいし。
- 今正に天下を掴まんとしたその手で、の手の表情がとても美しいんです。
- 天の意思は誰がなすのか？が久しぶりに両手人差し指ぴん！でした。あれで迫られるプレッシャーすごいよな…。
- 貫け、は中指と指の背でついーっと往復。
- 成し遂げたい、お前と共に、が甘い。
- 差し出された手は拒否するけど、仮面を差し出されて顔がくしゃっとなってしまう蘭兵衛さん…。
- 夢見酒飲ませた後の天魔王さまの表情が…飽いたお顔から悪い無表情って感じで…最高です…。
- 夢見酒は4回くさってしてもういいって生駒に返す。
- 御伽衆ちゃん可愛がりは頭もしゃもしゃたくさんしてから後ろに回ってお腹もしゃもしゃして、頭をもう一度くしゃくしゃしてた。
- 「それがやつの正体なんですぅ～」なんでそんなぶりっこすんの（笑）。
- 肘掛髑髏ちゃんこねこねは見えず。
- 左目の下を赤く涙にしてる蘭丸。刀に凭れて苦しげな表情だった。
- 捕らえなさい、お前たちも、では奥の間で軍議を、どうした、すぐに行く、のいちいちの動きが、全部仕掛け人形みたいで、軸が固定されていてくるん、くるん、って回ってるみたいで…ほんとお顔も人じゃないみたいで動きも人じゃないみたいで…良い…。
- 弾き語り捨之介、「涙を見せなきゃ愛が見えない」って歌ってたぞ？
- 階段上、わっつあっわっつあっ、わっつあっぶろーー。ぶろーーが平坦。
- で見てるよサインからの、生駒の髪をまっすぐ立たせる。
- 蘭丸の左目は全体的にぼかして、線っぽさはなかった。
- 「あのお方はひとり早駆けで先に逝かれてしまわれた」の時に天魔王が反対側に目を逸らしていてちょっと…つらかった…。
- 渡京の変な見得で拍手が起こる。「ありがとうございますありがとうございます」って云ってたよ（笑）。
- 鉄機兵に囲まれる贋鉄斎「蒸し暑いねぇ～。これ台風のせいですよね。さぁ、みんな一緒にお願します。おーい台風5号ー！ こっちに来るなー！ （鉄機兵に向かって）さぁ皆さんもご一緒に！！」ご一緒せずに終わりました。
- 今日は「磁石の山からやってきた、ちょっぴり」まででした。贋鉄斎の自己紹介。
- やっぱり掌にトゲが刺さる少吉さん。
- なるほどですねなるほどですね、は短い方で。びゅーてぃふぅ～がやっぱり面白い。
- 顔芸がすごくて、片腹痛いでわたしがしぬ。
- 途中で蘭丸のポニテが乱れてて、口に入ったのかなんか気にしてた。
- 荒武者隊の股間をびびびっと突いて、女子の手？をつんつん、荒武者隊のわき腹をつんつんしてから、女子のお尻をつんつん。
- …そんなだけど階段上の双子は本当に美人なんですよ…綺麗な双子なんだよ…。
- 途中で蘭丸が口を気にして唇舐めた？か何かで、いつもより階段上の蘭丸さんの唇がつやっつやしていた。
- 「あれ？ がんてっちゃん？」ってびっくりしてから、にやーって笑って見てるよサイン。嬉しいのかな。
- 炎上する無界屋を感慨深げに見回す蘭丸。満足げなのな…。
- この沙霧が一族の長っていうのが…たまらん…可愛い…。
- そういえば数回前くらいから角丸のキメポーズの手が増えているような。
- 短くなっちゃった刀を、「こっち長くてこっち短いねー、ここ（鞘）入れるねー」って何か中華料理屋のシェフみたいになってる兵庫。
- わざとらしいうろたえっぷりが激しくなっていくような気がするよ天魔王さま。
- 夢見酒に溺れてな、で白目剥かんばかりに溺れる。
- もーったーいなーいくらいだ！は伸びやかです。大好き（笑）。
- 生駒を刺した後のべろーんがとても良く見えた。舐め終えて仕舞うべろも見えた。
- 「蘭丸ー！ 所詮お前も、私の駒だ！」がものっすっごい悪い声で云ってて、「お前に天は掴めぬぅフフフ」って笑いもくっついて、ほんっと…悪かった。悪いよ。でもそこがいいよ。
- 天魔王を斬れない蘭丸のお顔がポニテのしっぽがかかっちゃって見えなかったなぁ。
- 「哀れなやつだ」ってすごい笑って、いや嗤って云った。
- 天魔王を庇って撃たれてから倒れた蘭丸が天魔王の椅子に伏しててちょっと…良かった。
- 階段下で行かせぬ！ってしてからべちょっと倒れるのは最近良く見る気がする。倒れたまま「所詮、外道だ」って云うの。
- 「さぁ来い、」がか細くて、「来い、太夫！！」は真っ直ぐな目で絶叫。
- 贋鉄斎の「捨之介！ 斬鎧剣だ。さぁ、針を抜いてもらおうか」に被せ気味に「今はそんな暇はねぇ！」って云う捨之介。そこ被せてさえぎるのいいなって思った。お笑い側にいきそうになる空気をぴしっとさせる感じ。
- 100人斬り、捨之介が贋鉄斎の背後に隠れるようにして出てくるのが好きです。忍びっぽいし、ちっちゃいのを生かしてる！
- 今日もキャッチ成功。
- その鎧にひびが入ってるぜ！って云われた天魔王さまが「ぬぬっ」て云った。いつもぬ！なのに（笑）。
- 仕込み刀を止める天魔王さまがまた上手く掴めていなくて、でもあの長い爪をうごうごさせながら絡め取るみたいにしてて、あっそっちがいい…ってなりました。
- 流血たっぷり、口の中も目の中も真っ赤に染まる。
- 噴出も綺麗でした。壁に飛んだ飛沫が垂れて落ちていくのも綺麗。
- 「天魔王として、死ぬがよい…」がほんと、顔が真っ赤に染まっていて綺麗で…良かった…。
- しかし天魔王さまの最期から畳み掛けるように進んでいくから、余韻ないなーって思う（笑）。蘭兵衛さんと大違いですよ！
- シルエットは良いものだ…泣ける…。
- 捨之介のボロボロな見得が本当にかっこよくて、あんなボロボロになって、あそこまで逃げ延びたのに、最後に捨てちゃうんだよな命。
- 徳川の兵に捕まって、「だったら、好きにしな」って座り込む捨之介が天を仰ぐ捨之介の表情がちょっと悔しそうで泣きそうででも諦念に満ちていてすごく…来ます。
- 沙霧が、この仮面をお持ちくださいって家康に云うところで、捨之介が顔を逸らすんだけど、もしかしたら沙霧がここで斬られるかもしれないのを見ていられないからなのかなって。自分が助けられるなら身を挺してでも助けるだろうけど、自分は縛られてて動けないから、見ていられなくて顔を背けるのかなって…。沙霧に良く似た若い娘が腕の中で死んでいったのが、捨之介のトラウマになってるのかなとか考えてしまう。ので、そもそも最初に追われてる沙霧を助けたのもその娘に似ていたから…？とか。芋づる式に。まぁ妄想ですが。
- 贋鉄斎別れ際「爆発はしねぇよ」「ハーイ？」何だそれ（笑）。
- 肩や腰のツボに打っておきましたよ！ってちょっと可愛く云う捨之介。どっちも可愛い（笑）。
- さてカテコ。まずはふつうにエンディング、また無界屋の下手端で源右衛門さんにびっくりしてる男衆いた（笑）。
- 最初はふにゃんとしないお辞儀で、拍手多めにして片手挙げてぶんぶん振ってハケ。
- この時点でチョン！が2回鳴って、おっあるぞ？って感じでした。
- 真ん中から出てきて全員定位置に着いてから、阿部さんが「本日お誕生日の人がいます！」みたいに仕切ってスタート。両サイドのスクリーンにバースデーケーキのイラストが映し出されて、粟根さんと、おりかちゃんと、荒武者隊の子（は明日だそう）がお誕生日です！って。
- 下手から源右衛門さんが四角いケーキにろうそくが3本立っているのを持ってきて、粟根さんと荒武者隊の子が集まって、おりかちゃんが出てこないのを、早く真ん中おいで！ってする未來さん。
- 荒武者隊の子も一緒にやるのをあんまり把握してなかった？っぽい未來さん、阿部さんが「明日だって」って教えてました。で、ハッピーバースデーの歌が流れる中、ろうそくを吹き消す3人、なかなか消えなくて心配そうに見てる未來さん（笑）。粟根さんのが最後まで消えなくて、消えてないよーっていろいろしてた。ケーキは火が着いた状態で出てきたので、今年はチャッカマン担当なかったね（笑）。
- ひとりずつ何か一言、と阿部さんが促して、粟根さんが「53歳になりました！」それを聞いておおー！と仰け反る未來さん。天魔王さまの扮装メイクのままでニコニコしてたり未來さんの表情になるの、誰だかわからない感がすごくて不思議だった…（笑）。
- その流れでおりかちゃんと荒武者隊くんもいくつになったか報告して、阿部さんが「20代、30代、…50代と各世代揃って（笑）」とか云って粟根さんが「それ引っ張らなくていいから！」とか云っていました。
- で、ケーキ出てきておめでとうしたら後は特にないようで（笑）、何かグダグダになって、じゃあそろそろ…って阿部さんが締めようとすると「ええ～！！」って文句云う客席（笑）。「何か音楽でも…皆さんほら、立って拍手とかしたいですよね？」って阿部さんが云ってくれて、音楽鳴るかな？と思ったら追い出しのさやかちゃんのバラードで（笑）、「それじゃないよ！！」って。それじゃ手拍子とかできないです…ペアレンタルじゃないのか…。
- で、結局音楽が一度止まって、何となく締めでお辞儀とかして、終わりっぽくなったところにチョン！が鳴ってまたバラードのイントロが流れ、みんなずっこける（笑）。未來さんもカクッてしてたー笑いながらハケる。
- けど、スタオベで追い出しアナウンス流れてもやまなくて、もう一度出てきてくれました。…ら、天魔王さまと…兵庫が…おててつないで出てきて…。
- 天魔王さまの長い爪の左手が兵庫と繋いでそのままセンターまで出てきて、阿部さんが何で手繋いでるの（笑）みたいに見てて、真ん中でふたりともあっ！って感じにパッと手を離して照れ笑い、してました…何なの…何だったの…めちゃくちゃ可愛かった…ボーイズタイム組…。
- 定位置に並んで、お辞儀して、両手でバイバイいっぱいしてくれました。阿部さんだけ引き出されて、バラードに合わせて揃えた両手を頭上で左右に振るやつをみんなでやって、バイバイしておしまいでした。何のフェスだ（笑）。
カテコの楽しさで本編の印象を一瞬忘れかけましたが、いやいやどうして熱量の高い、特に後半はほんと、自在な緩急と共に情念のうねりが凄くて、クライマックスで吹き上がるマグマみたいなそれが天魔王の血かなって感じで…観ながらギリギリしてしまうくらい。あと、捨天一騎打ちがクライマックスではあるのだけど、その後を蛇足とかおまけとかに感じないところがね、すごく好きです鳥髑髏…クライマックスの次もクライマックス…っていうか2幕後半クライマックスがずっと続いてるよね100人斬りからこっち（笑）。
