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ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「なむはむだはむ」@東京芸術劇場シアターウエスト(2/19)

 2日目行ってきました! 初日に、どうやら演目というかセットリスト(笑)が日替わりみたいだぞ?と判明したので、どこがどう変わるのかも楽しみに、座席も初日とは違う側に座って、見え方の違いなんかも楽しんできました。手前側ベンチ、座面が低めなせいかちょっとお尻痛かったけど*1、見上げる感じがまた新鮮で、より「舞台」を観ている感覚になったかな。ステージがステージ然として見えるのと、フラットな同じ床に見えるのとで全然違うよね。甲乙つけがたいです。次はどうしよう(笑)。

 この日はNHKのカメラが入っていました。収録用カメラが入ります、の貼紙があったんだけど、でも本編放送用の収録というよりはNHKのドキュメンタリーで流す用っぽい雰囲気だった。終演後のロビーで子どもがインタビュー受けていたりしましたよ。

 あとはネタバレメモです。セトリも下に。

 

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 本日のセトリはこんな感じでした。「金にぼし銀にぼし」と「ようこそおじさんの世界へ」が新しい。

  • 劇場に入ると、今日も岩井さんがいらっしゃいました。そういう演出なんですねー。向こう側の座席には舞台を渡っても行けるのが、ちょっとおそるおそるなんだけどちょっと楽しい(笑)。
  • 岩井さんの衣装が初日と違っていたので、3人ともそうなのかなーと思っていたら3人とも違っていました。岩井さんは不思議な柄ものの…トレーナー? トップス? ニットではなかった、の襟元から赤い襟を出して、ボトムは紺の…ジャージじゃないけど何とも云えないタックパンツみたいな。未來さんはベージュの、大きなハトメが襟にぐるっと付いているシャツを、紫のスポーツ用Tシャツの下に着て、ボトム&カマーベルトは初日と同じ。最初気づかなかったけど途中から、襟元にアスコットタイが覗いていたのは…最初からだった? マエケンさんは茶色の切り替え模様が面白いポロ生地じゃないポロシャツというかラガーシャツの長袖というか、にサスペンダーに作業着のパンツみたいなんだけどサイドにラインが縫い付けてあるのがちょっとフォーマルっぽいボトム。衣装変わるんだねーそこも楽しみどころだ!
  • 今日の子どもお客さんは開演前に暴れるタイプではなかった様子(笑)。岩井さんに遊ぶ?って訊かれて、恥ずかしそうに首を横に振っていた女の子可愛かったなぁ。
  • 初日の子どもたちが遊んだ痕跡がセットに残っているのを説明する岩井さん。セットを「これ何に見えます?」と男性のお客さんに訊くと、「SASUKE」と(笑)。云いたいことはとてもよくわかる…あるよね助走付けてあのてっぺんに登るやつ…。
  • 何を思ったか岩井さんが本気でチャレンジしてみる。と、最高到達点はかなり上(一番上のマスくらい)だったけど、そこから先をまったく考慮しておらず、死にそうな目に。そうよね上がったら落ちるわよね…危ない危ない。床には穴あいてるし。
  • セットを観ていると初日のことをぼんやりと思い出したり。穴からロープを登って出てきた未來さんの、ロープを掴む手だけが見えた時がすっごく綺麗だったなぁとか。
  • あと初日のどこかで未來さんがおくれ毛を止めているピン2本を差し直していたなぁとか。
  • そんなこんなで開演。今日の子どもさんたちはちょっとおとなしめだったかな。でも岩井さんが自分のトップスの柄を「何に見える?」って訊いて「箱」が出てきて転がり始めた。
  • 箱が子どもにビリビリに引きちぎられたけどセロハンテープで元に戻って家を飛び出して車にひかれそうになって森に入って爆弾を避けて動物たちがたくさん集まってうさぎと恋に落ちて川に行って溺れず濡れてふやけて(今更!?)箱の中からロボットが出てきてバリバリーってなってとにかく死んだ。森に入ってからもけっこう自由なんだな!
  • 撃たれたりもしてたような。ビリビリになっても死なないのに撃たれて死ぬの!とか(笑)。
  • バン!が好きです。意味がわからないけど死にそう。
  • 「ろうじんとハムスター」目まぐるしくナレーションと演者と役が入れ換わる。誰が何役とか決まってないしその場で出たとこ勝負なのね(笑)。息切れしまくってるナレーションも臨場感。
  • わかいろうじん役の未來さん面白かった。
  • おもしろくて死んじゃうってどういうことなんだろう。死なないでよ。でも苦しくて死んじゃうより良いのかな…。
  • 「ようこそおじさんのせかいへ」これは未來さんのTHE・顔芸というか顔ダンスみたいな(笑)。ばっちいおっさんだった…。
  • この短いの好きです。スネークマンショーを思い出すんだ…。
  • 「ガイコツ」子どもの書いたテキストの持つ力っていちいち凄い…悔しい(笑)。ガイコツ未來さんがたまにまりもみの時のエイリアン助けて下さいみたいになってて…なつかしたまらん…ってなった…。
  • 前野さんがポーキー役になる時に「ぽーきー! ぽーきー!」って高い声で鳴いてる(?)の好き。ポーキーって何だろう。イメージだとポークのターキーみたいな…ステッカーのイラストもそっち方向だよねきっと。
  • 前野さんの歌が初日と印象が違って思えて、メロディ同じだったかなぁ。「最後に見た鳥 真っ黒な海みたい」みたいなところとか…こんな物悲しかったっけ…。メロディ変わってなくても歌い方で印象変わったりもするからなー。
  • てつぼうしを腕にしたガイコツが云う「まがらないけどまぁいいか」が邪悪だった(笑)。
  • 脱獄するガイコツの華麗なステップ。
  • 肋骨っぽい未來ガイコツの腕を奪おうとする赤ちゃんマエケンさんに「そんな具体的なのアカン」とダメ出しする未來さん(笑)。肋骨奪わせてあげない。
  • 青い照明が当たると、海と逆巻く波にも見えてくるセット。綺麗。
  • ガイコツの最後、身体はサメに喰われました。ボン!で目の前に倒れてる未來さんの身体がギュイン!と伸びるのがすっごいびっくりした(笑)。昨日も観たはずなのに。
  • 「金にぼし銀にぼし」てっきり「クローバーストーリー」だ!と思ったら違った(笑)。けど基本同じです。柵をくれ!!も同じ。
  • クローバーに比べてもうちょっとお話が複雑というか長くなったので、聞き取る方に神経使ったけど、うん、あんまりわからなかったね! 金にぼしと銀にぼしとまねきねこ~~。
  • しかしクローバーストーリーのあまりのサビの完璧さにどうしても…あの短いストーリーを繰り返されるパワーにはなかなか敵わない。あやねとかりんのクローバーストーリーーー!!
  • 相変わらず顔ベース。マエケンさんはだんだんドクロベェ様みたいになっていた。クローバーストーリーの時は聖飢魔Ⅱみたいになってたけど。
  • ロープがゆっくり中央に降りてきて、それを眺めながら「上へまいりま~す」とエレベーターガールのマネみたいなことを繰り返す未來さん。「4階、婦人服売り場でございま~す」とか云ったら、「4階って婦人服売り場のこと多いよね」って(笑)。「そうなの?」「うちそうだったよ」「うち!?」「うん、武蔵小金井(笑)」岩井さん武蔵小金井なんですか!
  • そんな感じから、ロープの塊を服に見立ててデパートの婦人服売り場っぽい一幕が開始。昨日は赤ちゃんに見立てて修羅場ってたけど(笑)。
  • 婦人服売り場の女性*2店員未來さんに、服を買いに来た岩井さん、という体で。「これは…どうやって着るんですか?」「こちらキュロットパンツになります~」何となく穿いてみる岩井さん「これ…どうですかね…武蔵小金井から三鷹までって感じじゃないですか…もうちょっと行きたいんですけど」中央線下り側ユーザーに優しい展開だな!!
  • ざっくり云うと東京――新宿―中野―吉祥寺―三鷹――武蔵小金井―――立川――//――高尾 みたいな感じです。中央線。
  • そのうちマエケンさんが搬入しに来たおっちゃんみたいになったり、マエケンさんと岩井さんが母子になって娘だか息子だかの岩井さんに帽子をみつくろってあげたり色々あった。いろいろ(笑)。
  • で、帽子をかぶって見せる販売員の体で未來さんがロープをぐるぐる顔に巻き付け始めて、マエケンさんに「あんた職場にきちゃあかんていったでしょ」的なことを云いつつ薄く修羅場感が漂う(笑)。「ここに隠れてればええのん?」みたいな。何か好きなんだよなーここのうっすら修羅場展開。
  • ロープぐるぐるしながら「お洒落は我慢」とか云ってたのも可笑しかった。そうそう。
  • で、「きょうりゅうのえいがかん」何となく、詩の世界観とアンニュイなメロディに井上陽水を思い出してしまうんだ…。好き…。
  • なんだけど、未來さん顔面ロープぐるぐるでほぼ見えてない状態で、穴に落ちた…よね。足からすとん!と落ちてそのまま歌い続けてたから一瞬、あれっ?ってなったけど…びっくりした…。
  • 舞台の端(高さのある方)きわっきわで動いてる時も、そこもう床ないよ~!ってちょっとハラハラしたり。手とか完全にはみ出てたし…落ちないでね…。
  • きょうりゅうたちはえいがかんを作ったけど大きすぎて入れなかった、入れなかった、入りたかった、のリフレインが哀愁漂う…のだけど、途中から何故か大縄跳びになってギター抱えたままの岩井さんと前野さんが入る、という。入りたかった! 入れた!!
  • ロープぶん回しながら「カモン!」とか云う未來さんの嬉しそうなこと。
  • 「長い毛」未來さんが貼りめぐらせていくロープが長い長い毛に見えないこともない…かもしれないけどいやあんまり見えないかもしれない(笑)。
  • …どうして子どもって排泄物や汚物が面白いんだろうか。あと臭いとか、臭すぎて失神とかも面白いみたい。不思議。おとなが眉をひそめるのが面白いのかなぁ。
  • 忌避とか禁忌とか秘匿に興味を持つのは理解できるんだけど楽しくなっちゃうのが面白い。
  • 俺たちの戦いは始まったばかりエンドからすぐさま2が開始するのスピーディで良いですね。
  • 「長い毛2」ロープを貼りめぐらされたセットが、帆に風を孕んだ船に見える。
  • 初日のマエケンさん「木は毛を舟にした 木はそれを許した」って歌ってて、ん??って思ったんだけど今日は「毛は木を舟にした」になってたからやっぱり逆だったんだな…。
  • 貼りめぐらされたロープの間で身体を撓らせる未來さんがただただ美しい。またぐ、くぐる、手を伸ばす、背を反らす、そんな動作が物語を帯びる。
  • 目くらいの高さに張られたロープにそっと手を添えて、ただ歩いていくだけなのに、物語が、詩が生まれるの、何だろうね。
  • そして窓のような穴から顔を出して毛の物語を朗読していた岩井さんに近寄り、その手を取って降りてくる。完全にエスコートだったし、その瞬間だけあの窓がヴェローナの窓に見えたし、ロミジュリみたいだと思った。何でだ(笑)。
  • で木と毛のチークタイム発動。好き(笑)。どっちが木でどっちが毛なのかを確認しつつ。未來さんが毛で岩井さんが木ね。
  • どっちが木でどっちが毛かを確認する時に、岩井さんが未來さんの腰に回していた片手を浮かせて「木?」って自分を指差そうとしたらその浮いた手をすぐさま未來さんの手が掴んで腰に戻してたのがめっちゃ面白かった。離しちゃいけないのね。
  • 木と毛、の最後、チークタイム終了して離れた未來さんが何となくまだふわふわと音にたゆたっている感の前野さんをとても冷めた目で見上げていた(ように見えた)のも面白かった。
  • 「こまごまかってきてのいみ」毎回展開が変わるのね…今日は「内木くん? 名前?」から始まった。
  • 今日もここでヘアピン差し直してた。
  • うちきって木? 樹木? なら樹齢106年ってこと?とか。母は樹齢300年くらいの木とか?って。
  • 「こまごま刈ってきて」説、新しい。日当たり悪くなっちゃうからいらない枝を落とす意味! なるほどー(笑)。
  • 前野さんは母が浮気していた説がお好きなようで。
  • ことばの岩井さんがしゃべり、からだの未來さんがうごめいて、うたの前野さんがギターをぽろん、と鳴らす。それぞれに、ちりぢりになっていく物語。
  • 「ガイコツ」の、砕けた骨がさらさらと風に吹き飛ばされていくような、そんな少し遠くて寂しくて、でも美しい最後が好きです。
  • …なので、この日暗転後に前野さんがぶっ込んだ「東京だよおっかさん…」の一言は、個人的にはいらなかったな(笑)。そこはディミニエンドで消えていく方でお願いしたい~!
  • っていうかびっくりした(笑)。あと舞台上から舌打ち聞こえたんだけど(笑)。

というわけで最後ちょっと、えっ!?ってなってしまったけど(笑)、それも含めて面白かったです。どのくらいまだ物語のストックあるんだろう、セトリ決め写真見る限りけっこうありそうだよな~。バンド演奏曲も他にもあるんだろうか。「クローバーストーリー」を超える名曲が隠れているかもしれないよねー楽しみだ!

 

*1:子どものクッションが羨ましかった…

*2:たぶん