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ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「メトロポリス」11/30昼(千秋楽)

 ついに楽日が来てしまいました。地方公演がないから、もうこれでおしまいなんだけど、何となくそんな気がしないというか実感が薄いなぁ…2週間後くらいに大阪で観られたりしそうな気がしてしまう(笑)。
 でもおしまいです。カメラ入ってるから、きっと何らかの形で映像は目にすることが出来る…と信じていますが! またフレーダーの背中追いかけて100年も1000年も行ったり来たりの旅が出来る、はずだから!! 覚悟しておりますから!!

  • 楽は後方下手からでした。最後の最後なので、あまり野鳥の会になり過ぎないように、たまに覗くくらいで全体を捉えよう…という意識で。意識だけは一応。あと風邪の事情でオペラ覗くのがちょっとつらいんだ…。
  • 見えない見えないはやっぱり平泉寄せで。
  • 鳥の羽ばたきで「…サバサバサバって云ってる…ワッサワッサ云ってる…」って笑ってた。
  • 「理屈っぽくなんかなーい!!」って云われてる時、何か一緒に声出てるよね(笑)。
  • 見たままの僕じゃないのなら一体僕は何者なんですか、も何かぐねぐねした声で。
  • 「おうわかりました~ほんならワテは」って野太い低い声で。この辺は楽しくなったよねー。
  • 最後の巻き毛。何か…きちんと感があった(笑)。しっとりめで、綺麗に全部縦ロール。で、ドレッドっぽいの(笑)。右側の短い方に美しいロールが4本並んでいてずいずいずっころばししたくなるやつ…。
  • 心や声が、身体からきままにプイ、と出かけていく、の「プイ」が何だか可愛かったです。プイッて可愛かった(笑)。
  • 「そうとも、僕は孤独な旅人なのさ」を妙に芝居がかった*1風に云うようになったよね。前回も思ったけど。
  • マリアがスイスチーズみたいに穴だらけ!とか云っている後ろで、吊り輪に片手でぶら下がりながらちょっとだけ回るフレーダーが素敵です。
  • ネオバビロンタワー、今日はそんなに高くなった…後ろだったから…。
  • 「世界中のどんな雄大な景色と比べても」でちょっと引っかかったの珍しい。
  • 今日一瞬だけ、ふと頭をよぎっただけの戯言なので、すぐにわたしもないなーと自分で思ったんだけど、あのふたりが開ける木箱の中に、ラストシーンのマリアとフレーダーだか未來だか未来、がいたりして、なんて。あの木箱の中に100年後のメトロポリスが入ってたりし…ないね。
  • マリアのお話を聞かない子供たち、今日は若い衆のサスペンダーを馬乗りになってぺしぺし引っ張ってた(笑)。
  • ゲオルギに声をかけるフレーダー。「ねぇ君、ちょっといい? ねぇちょっといい? ねぇちょっといい?」突き飛ばされながら3回云った。押せば何とかなると思っている系お坊ちゃまかな。自分の云うことに耳を貸さない人間なんているはずがないと思っている系指導者のご子息かな。
  • フレーデルセンとロートヴァングの言葉遊び、ロートヴァングの言い回しが遊んでた。「やがて破壊や…破滅へと…つーづーくーー…」怖い話みたいになってた。
  • 「いない、らしい」でばたんと倒れた時に、床に散らばる髪の房が…少女マンガのようで…。
  • マリアにちょっかい出すフレーダー、払われた手の小指側を何度か見ていたような。痛かった?
  • ここで、何で払われるんだろう?みたいに自分の手を見るフレーダーも面白い。
  • うっちゃっとけるかってさ!でマリアの足の上に投げ出したフレーダーの足、マリアが立ち上がる前にどけようとしてもどいてあげないの(笑)。頑張って足を引き抜くマリア。
  • 100年も1000年も遡る、で手を合わせる前、フレーダーがマリアの手を探るというか導くというか、リードするのが、めちゃくちゃジェントリィで…たまらん…。
  • ヨシワラの佐野くんの見事な馬アクロバットも見納めかー…。ほんと、すごいです。知らなかった…たくさん跳び箱飛ぶのしか知らなかった…。
  • 跳び箱未來さんは何段くらいまで跳べるんですかねっていう余談。
  • やっぱり馬の人の心臓引き抜いて貪り食っていた…気づくとつい見てしまう…。
  • そして物見遊山なフレーダー。ものめずらしげにきょろきょろしてるの可愛いなぁ。
  • からの機械仕掛けの入れ替わり!! これも見納め!! 早く映像を!! ちゃんと、入れ替わりが完了して止まる衝撃でカクン、と揺れるんだよ…マネキンだよ…。
  • 最後の「ン何故なら~」は短めだけどとても良く響いていました…甘露…。
  • 郵便も見納めかー。ありがとうはこっちだよ…良いものを見せて聴かせて頂けました…。ゆうびん、のyuの音がね、良いよね。euの音だよね。
  • そして急転直下のバビロンタワーの悪夢。首絞められるフレーダー、いつもお口イーってなってたけど、今日は閉じてました。
  • そういえば、フレーダーは「いつもの機械のうねり声が、メトロポリスの朝を告げた」って云うんだけど、イヌ丸は「いつもの機械の唸り声が」って云ってるんだよね。うねり声…?
  • 哄笑三段の後はやっぱり引きというか吸気絶叫でした。ブレスの間がなかった。すごいなぁアレであんだけ声が出せるんだなぁ。そしてまたヒアアアアアってすごい良い悲鳴なんだな…。
  • パロディの、「白い犬に死の宣告を!」っていうのがすごいかっこいいなぁって思うのだけど、イヌ丸との関連を考えてしまう…飴屋さん顔白く塗ってるし…ハチは秋田犬だから白いし…。
  • イヌ丸、「未来がよぉ、イイモンか悪いモンか犬の俺にはわかんねぇけどよぉ!」って、犬の俺にはって前回観た時辺りから付いてきた。人のわたしにもわかんないよー。
  • イヌ丸をよしよしする赤い靴の串田さんを見ていると、大きいわんこをもふもふしたくなります。大きくないわんこでもいい…きなこさんもふりたい…。
  • パロディの「素敵じゃない機械! あんたたちの好きな音楽とどこが違うの!」っていうセリフを聞くたびに、機械音的な音楽が好きな身としては、うん…機械素敵だよね…ってちょっと思ってしまうのでありました。ちょうど今朝もノイバウテン聴いたしね…。Z.N.S.とか名曲だよ素敵だよ機械…。
  • 最後のいちゃこらは、おでこくっつけてぐりぐり、鼻つまみ、つままれたままつまみ返して鼻つまみ合いっこ、で離してからフフッて笑っていました。ほんとここずっと観ていたいよ…。
  • その後座って、瓶に手紙を詰める時も、何か笑い合って楽しそうでした。だからーこのシーンをもっとー!!
  • ダンスになってから、このふあんふあんの巻き毛もおしまいかー…とやっと少しセンチメンタルな気分になったり、ならなかったり。
  • わたしも、開けたら中でマリアと未来が出会って歌声が聞こえる木箱欲しいよぅ*2。オルゴールでもいいよぅ。中でゲオルギとフレーダーがくるくる入れ替わるオルゴールでもいい…。
  • 最後の暗闇の中に、マリアの歌声の尻尾を見送って。
  • …だから! 最後の明転は!! おしまいじゃないからまだ!!! 拍手しないから!!! 最後にちょっと残念だった(笑)。
  • そして終演。まず整列お辞儀。ミュージシャンさんたちにしてる飴屋さんの小さな拍手がとても…愛しかった…。
  • カテコ1回目は下手端っこに、大方さんとにっこりしてた。
  • 2回目は上手の方に。ミュージシャンの方が持って出てきた銅鑼を隣の串田さんが鳴らしてびっくりした(笑)。
  • 3回目は松さんと肩を組んで出てくる未來さん! 可愛い!! そのまま並んでセンターへ。ふたりともすっごいニコニコしてて可愛かった…。ハケる時は松さんの前に立ちふさがって妨害する未來さん(笑)。
  • そしてさらにもう一度。ゆっくり出てきて、センターでぱちぱちしてた。お辞儀して、そしたらみんなまだ並んでるのに松さんだけさっさかハケようとして下手の袖に入る手前で「あれ?」みたいに止まって(笑)、未來さんが走って向かったので一緒にハケちゃうのかと思いきや松さんの腕をがしっと捕まえて真ん中に連れ戻した! ふたりともめっちゃ笑ってたし他の人も観てる方も笑ってたよ…松さんそんなぁ(笑)。
  • 笑いながら、もう一回お辞儀して、手繋ぎ万歳もして、おしまいでした。
  • 先に走ってハケないように松さんの腕をホールドしたまま一緒にハケる未來さん(笑)。やんちゃ姉と面倒見良い弟!
  • でも途中でよーいドンになって、やっぱり松さんの進路を妨害する未來さんでした。でも最後にどうぞって譲ってた…。最後の最後にくっそ可愛いものを観た…。

 これにて全公演終了です。けっこう通った…と思うんだけど、ほんと風邪のばかやろー状態で…2回ばかり断念してしまいました…うう。そこは本当、悔いが残る…未來さんの公演中にここまでこっぴどく体調崩したのは初めてだなぁ。最大限気をつけていたのにこれだもんなぁ。

 作品に関しては、正直、理解しきれていないというか、呑み込めきれていない部分がたくさん残っているのだけれど、頭でこねくり回してもきっと理路整然とはならないんじゃないか、と思っています。要素や因子はこれでもかってくらい散りばめられているけれど、その先は提示されないで終わる作品だもんね。それって、串田さんが脚本潤色の加藤さんに云った、「出発点となるもの」と同じじゃないかな。ここからどこに行き着くかは観たわたし次第、その出発地点が記されている地図をもらったような。うーんわたしはね、ハチ公が掘り出して集めた「ことば」を並べたら、100年後の渋谷でマリアが未来に再び出会う話ができた、に行き着きました。それはずっと昔、誰かが大切にしていたオルゴールの中にあった光景かもしれない。なんて。

 原作小説を記念に買ったので、読んでみようと思います。ちらっと冒頭めくってみたら、何だか…とても目が滑ったのだけど(笑)。それはきっとわたしのコンディションがよくない所為。のはず。きっと。

 さて、まだ見ぬ海へ船出の合図。また、次に向かってもやいを解かねば。この先の紙の舟での航海も、この上ないものになりますように。次の未来でまた会える日まで! それまでに…風邪を治す…。

*1:芝居だけど

*2:そんな木箱はない