ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「メトロポリス」11/29夜

 のど飴とお友達になりながらも前楽公演行ってきました。もう前楽…! 早いー! そして終わってしまうという実感がない…。

 今回、やっと、初めて、最前列に座れました。いやぁ…ネオバビロンタワーたっかいのね…顎下から見上げるなんて初めてだわ…つむじはたくさん見下ろしてきたけどね…。

  • 最初のセリフ、「あー、誰だか知りませんけど」でちょっと喉に引っかかるような声で、軽く咳払いして続けてました。風邪引かないでね? その分わたしが引き受けるからね??
  • 真っ暗で見えない見えない、はやっぱり平泉さん寄りの変声で。
  • 鳥が羽ばたくところは、「…猫がいるのかな? 鳥? あ、ウミネコか! まぁいいや(笑)」とか云ってた。ミャウミャウしてたからね(笑)。
  • 問答しているフレーダーと六道衆を、舞台下からイヌ丸がすんごい見てる。イヌ丸はメトロポリスのいろんなシーンを輪の外から見ているよね…。
  • 見たままの僕じゃないのなら一体僕は何者なんですか~?もへんてこ声。何か、うにゃうにゃした声(笑)。
  • 今日もワテだった。「おぅ、じゃあわかりました、ワテは奇妙でへんてこなしちめんどくさい都市に~」って。野太い声。
  • えーと前回の3列目でもわかってなかったんですが、フレーダーの後ろ姿映像はセットに布が掛けられてそこに映し出されていたんですね……前楽にして初めて知ることがまだある…。
  • 本日の巻き毛。後頭部にはあんまり房感がなく、左側の長い方の顔にかかる辺りにひとつ、良い縦ロールができていた。後ろはほぐした感じ? コテっていうよりスポンジカーラーで作ったロールみたいな(笑)。ランダムにくりんくりんしていた。ドレッドっぽさはなかったなー。
  • ネオバビロンタワーのてっぺんを見上げると首がつらいです。
  • コーヒーかと思っていたけど、ポットがティーポットっぽいのね。紅茶なのかな。
  • 飴屋さんのお顔が良く見えた。何となく珍しい。髪の向こうに隠れてるから…。
  • ヨシワラのお姉さんのセクシーダンスを堪能させて頂きました。
  • そしてヨシワラがハケる時、下手側のダンサーお姉さんが上手側にひらりと移動して上手側のお姉さんを突き飛ばすのを見た…。
  • マリアのお話の時の、カムロちゃんが…めちゃくちゃ可愛くて…前から可愛いなぁとは思っていたけど…いやぁ破壊力大きかったシーッ…可愛い…。
  • お話中、若い衆くんはさかさまにぶら下がっていて、カムロの影ちゃんは後ろ二重跳びをひゅんひゅんしていた。
  • マリアのお話ほとんど聞いてない子供たち、「なのでした…とさ!!!!」めっちゃキレてた(笑)。
  • ゲオルギに声をかけるフレーダー、「ねぇきみ、ちょっといいかな、ちょっといいかな、ちょっといいかな、ちょっといいかな」って4回云った(笑)。途中突き飛ばされながらも続けていた。なかなか…粘り強い性格なんですねフレーダーさん。マリアの膝も諦めないしな!
  • 労働者の歌のブレイク中に、セットの向こう側で地図を見ながら指差し確認するフレーダー。
  • 「方角もない不思議な地図」とかいう歌詞の、角でガクッとなる労働者たち…駄洒落かな?
  • 一番奥の壁際でも地図眺めてた。
  • フレーデルセンとロートヴァングの言葉遊びをいちいち交互に顔を動かしてきょろきょろ見てるパロディ可愛い。
  • 門の前でイヌ丸が上手から投げ込む空き缶が、上手の壁に当たって跳ね返って舞台上に乗らなかった。串田さん「ん? 何か音がしたぞ?」とか云ってた。
  • 「どうやら本当にいない」の後にシニカルなにやり笑いして、「いない、らしい」でばたりと倒れる。
  • 「カーニバルの夢とも云うな」「カーニバル!?」の時、いつも串田さんの下手側にいるのに上手側にいた。あんまりどっちでもいいいんだねここ。前も上手側にいたのを見たことがある…。
  • いないいないばぁでシュッと消えた赤い靴の男に「見えないの! 笑わないで!」って怒られちゃった(笑)。
  • イヌ丸はバビロンの塔の時にも混ざるんだよね…。
  • マリアにちょっかい出すフレーダー。スカートにぎにぎしてる。マリアはすぐに払いのけようとするけど全然めげないよね…すごいよね…押せば何とかなると思ってるのかな…ビロードの爪だからな…。
  • マリアとのダンスシーンの時、「だって、天国と地獄の両方を知らなければ、天国と地獄を繋げることはできないんじゃないかな」みたいなセリフが、だって太陽…って出てきちゃった。太陽は直前のマリアのセリフだよね。
  • マリアの「一緒に行く?」が、何か、大きな決意を含んだような云い方で…ちょっと空気が変わった。
  • 立ち上がって「あ!」って云うマリア、の前の立ち上がろうとするところで、投げ出した足が重なってるんだけど、上に乗っかってる足をどかしてあげないフレーダー(笑)。いつもすぐ退かすのに何か意地悪してたぞ(笑)。
  • うっとりするような時間なんだけど、ななつでございます~、のカムロの目が(笑)。
  • カムロはふたりのダンスを上手奥で正座してずっと見てるんだねぇ。
  • おばあちゃんのお歌、ちょっと涙出そうになってしまった…。
  • 自分の息子と母親を物陰から見ている父。ふたりの視線がそっちに来そうになると、すっと隠れるのね…。
  • いやぁ間近で見るとますます佐野くんの馬アクロバットすげー。風が来る。
  • 妖しい薬?の効果でおかしなことになるヨシワラ、下手でおじいちゃんが若者の胸から心臓引っこ抜いて食べてた…。
  • そんな地獄絵図の中を物見遊山でぷらぷら歩いてくるフレーダー可愛い。面白いものを眺めるように見たりして。
  • からの、機械仕掛けのお人形さんみたいな入れ替わりサイコーですありがとうございます。
  • ん何故なら、短めだけど良い響き!
  • 郵便のお歌はねーうっとり目がハートになってる間に終わっちゃうよねー。階段降りはちゃんと足元確かめつつでした。確実に堅実に!
  • フレーデルセンが見た月の夢って何だったんだろう。マリアが歌ってた、死者たちの広場の月と繋がるのかな…。
  • 「いつもの機械の唸り声が、メトロポリスの朝を告げた」後の哄笑三段からの絶叫、前回観た時もそうかなと思ったんだけど、完全に引きというか吸気で叫んでた。高笑い後にブレスがなかった…そしてヒイイイイみたいな声になってた…良かった…。
  • 民衆を煽動するパロディ、あなたたちは一体なに?のあとの「いいえちぎゃーう!!!」キレッキレです。ランダムスター夫人思い出す…。
  • 見てごらん~フレーデルセンの息子よ~って匂い嗅ぐみたいにふらふら近寄るパロディと、彼女と目を合わせようとするように顔を覗き込むフレーダーが何か可愛かった。いや、わりと命の危険が迫ってるけど。
  • どうしてもね、フレーデルセンの云ってることがよくわからない。「それをするのはお前だ、フレーダー!」って…何でだよ。どういうことだよ。己で撒いた種は己が刈り取るんじゃないんですか。
  • 一瞬の客席降りは、風のようにすり抜けて行きました…。
  • 流された渋谷で「水は強いねぇ」とか、わりと適当な感じのことを云う赤い靴の串田さん。イヌ丸が「そしていつでも平等だ」って云いにくそうだったよ。「うん、水は平等だ!」って無理やり繋いだ…。
  • そしておれはここ! ここにこうやって…!ってポジション決めるイヌ丸が可愛くてねぇ…。
  • イヌ丸の「真っ暗で見えない見えない」も平泉系に寄せてたような(笑)。
  • 回想シーンみたいなところ。最初の、誰もいない櫓(?)を見上げる時、明転して少し眩しそうに目を眇めるフレーダー。
  • いちゃこらは、おでこぐりぐり、鼻摘ままれ、摘ままれたまま顎つまみ、でした。お互いに摘まんだまま一瞬キープしてた。可愛い!
  • 完全に見えなくなってから、少しだけ聞こえるマリアの歌声も好きだな…闇の中にふわりと漂う、そこだけ柔らかな色が着いてるような声。
  • 終演。まずはふつうに整列してぱちぱち。ハケる時に松さんに、どうぞ!ってしてた。
  • カテコは下手端っこで、大方さんとにっこりしてた。下手側がお辞儀し始めるのが早くて、顔上げて即すっ飛んで帰ったので、センター~上手側まだお辞儀してるのに早々にハケるという(笑)。
  • 2回目は歩いて出てきて上手側に。ハケる時は松さんと競走でした。楽屋目指してダッシュ!!

 前楽公演でした。今回とても、ある意味安定していて、ほんと日によってのブレというか調子の良し悪しがほぼなくて、すごいなぁ。たまのおっと、はあるけどそこは人間だもの。毎日変わらないクオリティでパフォーマンスし続けるって、大変なことだと思います…特に自分のパフォーマンス(?)ががた落ちしている今はとても強く感じるしとても尊敬する…。

 残り1回、最後まできっちり、有終の美を飾れますように。メトロポリスの最後の崩壊、見届けに行きます。