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ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「メトロポリス」11/11夜

 休演日明け行ってきました。今回初めてのお高見席(笑)、でもそれほど悪くなかったです。可動式セットの動く軌跡がとても良く見えて、スピード感も1階から見るより感じた…ような気がする。もちろん見切れもあったけどそれはわかってるので問題ありません。

 何となく、初日・2日目よりもわかりやすくなっているような気がしたのだけど、何がそう感じさせているのかはよくわからないというか、前回を覚えてないので比較ができないというか。もしくは、わたしの方が慣れた可能性もある…何とも云えないや。あ、初日・2日目に比べて、フレーダーの髪がくるくるになっていてとっても可愛かった! 可愛かったです!! 開演すぐなんて後ろ頭がほぼ縦ロール状態で房がたくさんで…かぁんわいいったらない!! そして時間の経過と供に巻きがゆるくなっていたので、パーマじゃなくてコテとかかな?とちょっと思いました…でも毎日巻いてたら大変だよなぁ。でもパーマじゃそんなにダレないよなぁ。どうかなぁ。とにかくとっても可愛い後ろ頭を堪能致しました。

 あとはちょっと思ったことなどを。主に解釈的なところで。

 

  • 冒頭の、メトロポリス全景を外から眺めながら六道衆にやいのやいの云われる、白いジャケットも労働服も着ていないフレーダーの立ち位置は何なんだろう、と思っていたのだけど、今日観ていてふと、これはフレーダーじゃなくて森山未來なのかもしれない、と思いました。っていうのは、後半のイヌ丸の「ミライだよ!」があることを知っているからこそそう思ったのだけど。アレが有りならここにいるのが未來でもいいんじゃない?と。
  • メトロポリスの外側にいて、ジャケットも着ていない「彼」は、いわばまだ名前のない存在。メトロポリスがばらばらになって「彼」を取り囲み、内側へ飲み込む時、白いジャケットが着せ掛けられる、その瞬間に初めて「彼」は「フレーダー」になる、んじゃないかな、なんて。だから、フレーダーになる前の「彼」だけはイントネーションが関西でも有りなんじゃないかな、と。
  • メトロポリスを動かす巨大な機械はオルガンなのか。
  • 気になるボトルメールのシーン、箱の中から古いマリアの歌声が聞えてくるのか。その箱の中にボトルと一緒に入ってるのか。箱の中からボトルを取り出し、その中から聞えてくる蓄音機や古いラジオみたいなノイジーなマリアの歌声に耳を傾ける二人、は、いつの人なんだろう。100年後? 100年前? つまり今??
  • 古いマリアの歌声が、「今」のマリアの歌声に変わっていく。
  • ダンスパートで白ジャケットも労働服もないのは、有象無象なのかな、とか。
  • カムロが星の衝突の話をしている間、フレーデルセンがずっと空を見上げているのも気になる。ネオバビロンタワーのてっぺんからさらに上を見ているんだよなぁ。
  • 郵便のお歌。沈黙だけど、郵便? 雄弁?(笑)
  • 父親殺しのイメージと供に、自分の分身も殺すイメージ。どういうことなのかな。ばらばらになった心と体と音楽の、誰が誰を殺すんだろう。
  • イヌ丸とかみ合わない話をする赤い靴の男の話をすごくがんばって聞いていたんだけど、厳しい修行の末に仙人が石になりたいと云って本当に石になってしまってどの石が仙人なのかわからなくなった、とか、石の棺に腰を下ろして夕日が西に沈むのを眺めていたら夕日が西の空に引っかかって沈まなくなってこれが永遠の正体かと思った、その時1匹のハエが額に止まり、はっとして棺から腰を上げると夕日は西に沈んだ、とか。星の衝突の話と少し繋がってそうだけどあまりよくわからない…。
  • 全て流された後にイヌ丸が「見えない見えない」って云ってた、泥の中から拾った言葉って、冒頭の暗闇で六道衆に囲まれてる時の未來のセリフだよね。あれ掘り当てたんだ…っていうか掘り起こして集めた言葉で出来てる芝居=この作品、なのかなやっぱり。
  • 良いもんか悪いもんか俺にはわからないけど、未来は必ず来る、ってイヌ丸のセリフに、ちょっとじわっとしてしまった。そうね。必ず来るし、今この瞬間もちょっと先の未来を「今」にして、すぐさま「過去」にしながら、生きてるんだよね。
  • 赤い靴の男が読み上げる小説は実在するお話なのだろうか。
  • 幸せなふたりの回想?シーン、頭ぐりぐりして、鼻をつままれて、お返しみたいに顎をぎゅっとつまんでました。可愛い!
  • お父様を許してあげて、和解する力になってあげて、ってマリアがフレーダーに云っているのは、これはメトロポリスが崩壊した後のことなのかな。ボトルに手紙を詰めているのは。これから先の話をしている、よね?
  • この手紙と、マリアの歌声が、100年先か100年前かに届いてる、のかな。
  • それは奇妙な旅だった、愉快なくせにどこか切なく、おっかなびっくり心地よく、紙の船はこの上なかった。
  • 最後にマリアとフレーダーが何もない舞台で出会う…向き合う…いや出会うって感じがするんだ、けど、もしかしたらマリアと未來が出会ったのかもしれない、100年後の今に。全然わかんないけどすごくぐっと来た…。
  • そして暗転、空っぽの舞台が浮かび上がる終幕。素敵。
  • まず整列お辞儀、ミュージシャンさんも入ってお辞儀、軽く手を叩いて、脱兎の如くハケる時に松さんが何かちょっとタッチした?か何かで笑ってた。
  • カテコ1回目は下手の一番端っこの機材掴んで場所キープ(笑)。床に拳付けるようにお辞儀して拍手してまたぴゅーっとハケる。
  • 2回目は上手寄りの端の方で、お辞儀拍手してひょいっと片手を高く挙げて風のようにハケていかれました。

 ざっくりですが本日の雑感でした。正解かどうかはわかりません、あくまで、こんな風に思えました、なので!