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ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「in a silent way」対談インタビュー

 ベネッセのサイトに未來さんと岡田さんと長谷川先生の対談が前後篇に分かれてふたつ、アップされています。前編は確か、まだ観る前に、高松から直島へ向かう高速船の中で読んだような。そして、うん、まったくわからない!ってなったような(笑)。一度観て、体感してから読むと、何から何まですっごく、そうそうその通り!とか、ああやっぱりそうだったんだー!とか、納得がいくことばかりで面白い…むしろ答えが全部書いてあるというか(笑)。豊島美術館をひっくり返す、っていうのも、行ってからだとすっごく…ええっどうなっちゃうんだろう!?ってなるなぁ(笑)*1
in a silent way[対談] 岡田利規×森山未來(聞き手:キュレーター 長谷川祐子)≪ 前篇 ≫ | ストーリー | ベネッセアートサイト直島
in a silent way[対談] 岡田利規×森山未來(聞き手:キュレーター 長谷川祐子)≪ 後篇 ≫ | ストーリー | ベネッセアートサイト直島

 後篇にはゲネプロの写真も掲載されていてとてもありがたい…これ見ただけでは何が行われているのかさっぱり伝わらないだろうけど(笑)。でも衣装と、あとあの場所の雰囲気が写真で残るのはそれだけで嬉しいな。「そんなに怖がらなくてもいいんだ」って、やっぱり思っていいんですよね。そういうスタンスで観られて、自分がそういうスタンスであの場に立てて、その感覚を自分が徐々に得ていく過程自体もすごく面白いというか興味深い変化だったから、本当に希有な経験ができたと思います…。
 「力の行使」という何度も出てくるフレーズも、観る前には全くピンと来なかったけど、もうね、体験するとね、行使されまくったし作用されまくったし強制的に何かさせられるしせざるを得ないし、それが「反発」という作用なのか、それとも強制的に為されようとすることに対して動かないことが文字通りの「反発」なのかはわからないけど、とにかく揺さぶられて、それに対して自分はどうするか、をすごく問われているような70分だったことは確か。反発ってそういうことではないとも思うんだけど、未來さんが動いた先々で人の輪が、真ん中に広い空間を擁した分厚い輪ができるのが、砂鉄の下に磁石を置いた時にできる模様のような、同極同士の反発作用みたいな印象を抱いたことを思い出しました。
 方法を知っている人が書いた、力を持ったテキストを、声と身体の表現に特化された人が発すると、こういうことが起きるんだな、というのを目の当たりにした、ひとつの「革命」のサンプルを提示された作品でした。岡田さんと未來さんが組んだら選挙勝てるし政権だって取れちゃいそうだけど、悪用はしないでくださいね(笑)。ほんっと、まったく逆らえずに、面白いようにチョロッチョロに、引っ掛かるから。わたしが。こわいこわい!

*1:豊島美術館でもしやってたらどんなんなってただろう…それもちょっと…すごく観てみたいなぁ