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ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

NHK「ジドリ」

 面白かったーー!! めちゃくちゃ面白かったです!! リアルタイムで観てから、録画をもう一回観直して、一夜明けた今日また2回観てる(笑)。未來さん編は後半30分、短いよもっと観たいよと思っていたけれど、でもコンパクトでちょっとしたタイミングで気軽に観られるのでこれはこれで良いサイズ感です。でも2時間くらいやってくれても全然かまわないのだけどー!!
 自撮り、という意味ではきっと、斉藤工さんの方が自分を撮っている撮り方をしていると思うのだけど、未來さんの方は流石何というか、慣れているというか、もう撮っている時点でディレクションしてるよね、っていう画面になっていて面白い。鏡のようにカメラを置いて内へ内へ、どんどん内省的に撮っていく斉藤さんと、自分のもうひとつの目みたいにカメラを使う未來さんの違いが、映像でもう明らかに違っていてね。こういうところは、鏡張りのスタジオでずうっとそこに映る自分を観ながら踊ってきた感覚が、そもそも染み付いているんじゃないかなと思うのですよ。どう見えてるかをちゃんと理解して見せていく方法論を持っているというか。全面鏡の前に居ることに何のてらいもないのって、あんまり一般的な感覚じゃないんじゃないかなー。自分を含めた風景がどう映るか、どう見えるか、どう見えたら面白いか、どう見せたいか、すごく意図がはっきりしてるから映像作品としてちゃんと成立してるな、というのが全体的な感想です。そしてとにかくずっとニヤニヤしてた(笑)。斉藤さんのも面白く観てたんだけど、後半入ったら明らかに自分の表情筋がそれまでと違う動きをしていたよ…仕方ないよね好きな人が切り取った思い出の場所の映像だもんねそりゃにやけます。ええ。ニヤニヤデレデレ。
 で、「田舎で踊る」の感想ですが、すごくこれ好きっていうのと、すごく…気張らずに観られて楽しい。全然構えずに、覚悟とかいらずに(笑)観られるので、楽というとちょっとアレだけど…正直「踊る阿呆」も他のドキュメンタリー系も、若干観るのに気構えが必要な部分があって。HDDに残っていても気軽に再生ボタンを押せないんですよね。それが、今回のは本当に鼻歌交じりに観てるし観てるとにやにやしっぱなしだし、この安らかな安穏とした心境は一体何なんだろうと考えるに、ひたすら未來さんが楽しそうなのね。もちろんイスラエルだって面白そうだったけど、やっぱり苦悩の部分とか、迷いとか、壁にぶち当たるとか、そういう部分もしっかり捉えられていて、あとラストのアレね。ああいうのこそがドキュメンタリーものの醍醐味なんだろうし、もちろんそういうのもがっつり観たいですが、いや何でも観たいからそこは黙ってろって感じですが、でもやっぱりね、ああいう姿を観るのは若干、よし、って気合が必要になるのです。わたしは。
 しかし今回のジドリはそこが! そりゃ何も苦労がないとか、迷いなく毎日ただ楽しい!!って生活を送っていたわけではないことは重々承知ですが、それでも重さが違うというか、重さの質が違うというか、撮影者の取捨選択と編集の取捨選択を経て出てきたものがそうだった、ってことなんだけど、それでもすごく…幸せそうなのが、観ていてとても幸せな30分でした…。可愛いところいっぱい映ってたしね。可愛いセレクションか!って感じだったしね。本当にありがとうございましたごちそうさまでしたおなかいっぱいですでも別腹もイケます。
 鏡の前できゅうりにマヨネーズかけてぼりぼりしながらの独白も、一瞬おっ、と身構えかけたけど、全然大丈夫でした。何だろうね、ちょっと前だったら観てて胃がキリキリするポイントになっただろうけどね。「ある種の有名人、芸能人」として知られることに対して、以前はただそれを拒絶して、そうじゃないんだ、そんな風に見るなと全力で否定していたのが、その先にこんなに柔軟に、それを受け入れたというかそれはそれとして、じゃあそれをどうする? どうしていく?っていう段階に彼が今いることが、すごく嬉しいし、喜ばしいし、…あーもうほんっと素敵。好き。いい男になったなぁ! …ってにやけてしまうのですよ。こういう話をニヤニヤ聞けるようになるとは思ってなかったなぁ10年前(笑)。その辺が気負わずに観られるポイントかなって。色々考えて悩んでいるかもしれないけど、しんどそうじゃないのがね。すごく良いな。
 あとはもう細かいことを云うしかないです。断髪式ならぬ断髭式懐かしい!とか、内子の風景も内子座も懐かしいとか、他人と一軒家の日本家屋で暮らすのはわたしはちょっときついなぁとか、寝煙草気をつけてねとか、まーたすぐに動物に対してはそういう甘ったるい声出すーーとか、せっかくNHK配慮しても隠せないS&Bとか、まさかの味噌とか、でも美味しそうとか、あの道歩いたなぁとか、てっぺんお団子二人組がどっちがどっちやら(笑)とか、ウマイゼー!とか、アラ!って瓶じゃないのもあるんですねとか、きゅうり収穫スタイルがやたら女子っぽくて意味がわからんとか、和蝋燭屋さん暑かったというか熱かったなぁとか、ダウンスタイルおねむがほんっとうに心臓止まるくらい好きなんで落ち武者とか云われても好きなんでとか、ポテサラディナーのくだりがひたすら可愛いみんな可愛いとか、ジャガイモの皮むきが怖いとか、屋根上のオチが素晴らしすぎて美味しすぎるだろとか、お稽古スウェットえらいところに穴開いてるとか、茄子のタルティーヌ的なの美味しそうとか、酢卵は字面がアレ過ぎて怖かったけど試飲したらとても美味しかったよとか、なんかもうそんなの垂れ流すしかないです。あの夏は暑かったね…。
 総じて、このひとを好きで、ずっと観て来られたことが無性に誇らしくなる30分でした。わたしの好きなひとすごいでしょーかっこいいでしょー可愛いでしょー素敵でしょー!!っていう30分、至福。
 駆け込み訴えのセリフを書いてたペンが可愛くて書きやすそうでいいなーと思ったのだけど、似てるのはゼブラとかであるけどキャップ式で、色鉛筆風の先端から直接ボールペンの芯が出るタイプって探してもインドのメーカーのしか出てこなくて…これなのかな…どこで買ったの…。
Penciltic Pens - Penciltic Pens Exporter & Manufacturer, Kolkata, India

 あと早朝の屋根の上から盛大に落っことした野菜ジュースはこれですね。美味しそうそして安定のikari(笑)。
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