ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

muro式.9「=」@俳優座劇場(9/18夜)

 今回、チケット争奪戦がなかなか壮絶で、先行2回でまったく取れず、一般発売がちょうど内子に旅立つ空港にいる時間で、ギリギリまで覚えていたのに何故か10分前くらいにすぽーんと忘れ完敗、という体たらくで、オークション他各所では阿呆みたいに高騰、せっかく.1から皆勤だったのについに途切れるか…と諦めかけていたのですが。諦めきれずツイッターで譲渡ないかなぁと探していたところ、当日分をお譲り頂けることになり! もうほんっと神には捨てられっぱなしだったけど拾って下さる方がいた…!!
 というわけで土壇場で何とかチケットを手に入れ、観てきました。今回ね…あのね…すごくすごく良かったです…ムロ式的にこれでいいのかどうかはちょっと考えるところだけれど、どストレートにとても良かったです。ムロ氏って優しいよなぁとは常々、バラエティであったり舞台の作品であったり何だったりからじんわりと、いやうざいけど、感じるところ多々あるのですが、ムロ氏の優しさが全面に溢れている、そしてその優しさは決してうざくない、そんな作品たちでしたよ…いやぁ泣いた。泣き果てた。あの、muro式のいいハナシで泣かされるのは何だかすごく悔しいといつも思ってしま*1うのですが、今回は素直に涙を流せましたよ…完敗だ。ありがとう。大好きだ。
 形式はいつも通り、短編作品3本という構成ですが、いつもより1本1本の繋ぎというか、連続性を感じた作りだったな、というのは1作目に出てくる「やさ」の存在が連続していたからなんだけれど。やさほんっと…あの、やさが最初に出て来て動いた時点でわたし泣いてましたから(笑)。可愛くて優しくて愛しくてたまらないよやさ〜!!
 兄弟篇、他人篇、親友篇の3本立てですが、その前の冒頭に1場ありまして、そこでああこれきっと最後につながるやつだ…*2と思ったらその通りだったけど、それがさらに良いよね…。兄弟篇で登場するやさのいろんな伏線も回収されるしたまらないね。DVD欲しいね。他人篇は、いつもなら逆なはずの配役が意外で面白かったです。アフタートークでムロ氏曰く「受けるのって楽だね! いつも自分がキッカケ側で似たようなことずっと繰り返しててわーってなっちゃうけど受ける側ほんっと楽! リアクションしてればいいんだもん!」だそうですが(笑)、確かにアッチ側の方が大変だよね…ムロいつも大変だったんだね…。親友篇はもう超ド直球でぐすぐす泣きました…つらいよぅやさ〜…でもそれが…ってなるからほんと…そしてまた泣く(笑)。まったくもって悔しいとか云ってられないくらい良かったです。たまらん…。黒船はまだ悔しかったけど今回はほんと、完全に降伏です。ありがとうございました。.10も観られますように…チケット取れますように…。

*1:いながら泣かされてしま

*2:あとこれめぐり逢いパターンだ…