ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「マーキュリー・ファー」について少し考えてみた

 舞台観てからこっち、日々ごにゃごにゃと考えたり戯曲の到着を待ちながらチラ見したりtogetterの感想まとめを読んでああなるほどーと唸ったりしているのですが、その辺もざっくりまとめてみようかと。まとまらなさそうな気しかしませんが。


砂嵐とバタフライのこと

  • 砂嵐は飛行機が降らせた人為的なもので、蝶もそこに混ざってたから、何かの作為があって誰かが降らせたものなわけで、時系列的には砂嵐→蝶出現→父親が母兄弟襲う→入院→暴動になるから、蝶の服用が嗜虐的快楽を人々に植付ける為のもので、結果暴力に快楽を見出した人たちが暴徒化したんじゃないかと思ったりして。砂嵐を飛行機が撒いた時に、飛行機の高度がとても高かったとエルが云っていたけど、それはつまりある種の生物兵器か人体実験のような、撒く側(政府?)はそれに触れない措置が必要なものだった、ってことになるよね。
  • ゲストが自分はシティの人間だ、金融街で働いている、と云っていたし、会社が政府と通じていて会社ごとここから出て行く、と云っていたから、空爆するのは政府=自国なわけで。どういう対立なのか、民族間なのか貧富なのか反政権なのかわからないけど、とにかく対立した反対勢力を潰すために仕組まれたもので、暴徒化させて無政府状態にさせて一気に空爆で片付ける、そういう筋書きだったのかなって。
  • バタフライが最初はただとても気持ちいいものだったのが、今は嗜虐的快楽を与えて満たさせるものになっていて、さらにその先には自ら死に至るものが出てきているのが、だんだん麻痺させながらエスカレートさせてる感じがしてそこが恣意的だなと感じる。黒いバタフライは「左右の形がぴったり対照」ってエリオットが云ってたけど、そう云うってことはつまり、普段扱ってる、現行出回っていてエリオットが入手できる(育ててる?)バタフライは左右がいびつなものばかりで、左右の形が揃っているものは出所が別なんじゃないかと、元々自然発生していないものだから、それもどこからか流入させられてるんだろうと推察できる。で、そんなものを出回らせて集団自殺起こさせて、自滅させようとしていたのが、痺れを切らして空爆か、もしくは「こんな危険なものまで氾濫しているなんてけしからん」的空爆か、何かそういう理由付けの為に全て仕組まれていたんじゃないかなと、イギリスの湾岸戦争参入がきっかけで書かれたとか、イギリスで麻薬といえば阿片戦争とか(阿片戦争勃発の要因にエリオットって人が関わってたり)、まあ連想ゲームだけど思うと、遠からずかもなと。
  • バタフライの効果には種類(段階?)がある。割と新しい赤に銀のストライプの「暗殺幻想」はスナッフ系、ダレンが混ぜて食べたやつは残虐な幻想ではなかったから、グロ系と快楽系とかそういうのがあるんだろうなと。準備中にエルがダレンに上げた青のツートーンはアッパー系なやつでグロじゃないんだろうね。

サウンド・オブ・ミュージック」のこと

  • 劇中でちょこちょこと登場する映画「サウンド・オブ・ミュージック」、初回はダレンが思い出した家族の思い出と、エリオットのバタフライ売り時の行商音楽(?)「エーデルワイス」、姫が歌う「クライム・エブリ・マウンテン」、あとはラストに流れる「クライム〜」客出しBGMの「エーデルワイス」くらいかな、と思っていたのですが、姫がナズに語る修道女だった頃の話とか、悪い修道女でお祈りに遅刻してばかりで、お城に行かされたら子供達がいてそのお城の男性と結婚した、とか、ナチスが来るとか、あの辺一連が「サウンド・オブ・ミュージック」そのままで、自分の記憶と混ざっちゃってるんですね姫は。
  • 一番幸せだった時の記憶と、その頃に観ていた映画の世界が混ざっちゃったのかな。パブで歌ってた記憶とマリアの「歌」も重なっちゃったんだろう。もしかしたら姫の名前がマリアとかマリーとかメアリーとかその辺だったりするのかもしれない。かもしれない。
  • ダレンが姫の歌から必死で耳を塞ぐのは、自分の幸せな記憶とそれがとても近い場所にあるから、かな。ダレンは姫が母親だって認識しているのかどうか、たぶんしていない、もしくは意識の外でその認識を排除していると思うのだけど*1、姫の歌や「ものすごく愛してる」が自分の中の触れて欲しくない部分に繋がっている感覚、は強くあるんだろう。
  • イギリスの人から観たSoMってどういう映画として捉えられているのだろう。きっと、日本人が観て感じるもの以外のものが含まれていそうな気がする。
  • ラストに「クライム・エブリ・マウンテン」が流れる意味を探しているけど見つからない。「全ての山に登れ、全ての道を歩き、全ての虹を渡れ、自分の夢を見つけるまで、生きている限り愛を注げる夢を見つけるまで」あのラストにこれって酷じゃないですか白井さん…。ナチスの手を逃れて危機一髪で国境を越えたトラップ一家みたいに、あの状況からふたりがどうにか逃れられる可能性を示唆しているのなら、…うん、やっぱりちょっと…希望は見えない…。
  • エーデルワイス」もなー。おくすり売りながら「Bless my homeland forever」なんて流してるバタフライ売りって…って思ったり。客出しで流れるのもなぁ。政府の手によって焼け野原にされた街に流れる、我が祖国を祝福したまえ、て。すんごい皮肉。でもそこが良い(笑)。

ミノタウロスのこと

  • エリオットがナズのことをダレンに、「終わったら殺すけどそれでも手伝わせるか?」という意味でエジプトのピラミッドの喩え話をするけれど、スピンクスと話しているミノタウロスの話も彼ら自身の状況と同じなんだよね。空爆する側から見る彼らは、迷宮の奥にいるミノタウロスで、政府側から観た彼らは「牛」にしか見えないってことだろうね。
  • さらに、パーティの中で彼ら自身が「牛の頭をした人間」になるか「人の体をした牛」になるかの狭間のドラマでもある。
  • さらにさらに、彼らもプレゼントにとってのテセウスであって、プレゼントの少年は彼らには「牛」だからパーティに饗することに対して躊躇はなく、彼らにとってナズは「人」だったから殺せなかった。そういう話でもあったのだな。
  • 空爆する側には、その下にいる人間は果たして人間として認識されているのかいないのか、みたいなこと、その入れ子構造なんだな。そしてアリアドネの赤い糸は見つからない。その迷宮から出る為の赤い毛糸は、何なんだろうね。
  • パーティの進行を見守りながら、人の体の牛になっちゃだめ、顔が牛でも人でいなさい、とずっと祈ってた。人であってほしいと祈りながら見ていた。人でいられた、と思いたい、けど。プレゼントを人と見なしていない時点で…どうなんだろう…。
  • 今、その爆弾を落とす下に、ひとの顔が見えるか否か。そんなことを問い詰められているように感じる作品。

ナズのこと

  • ナズが動物園で見たって云う猿が撃ち殺されるところ、母親猿が2匹の子猿をかばってて、あの子猿の顔見たくなかったなぁ、っていうの、これってナズとステイシーとママと同じ状況じゃないかと思いました。エルとダレンと姫とも重なるかな、そっちは違うかな。
  • ナズのママの雪だるまの話も、何かきっとあるんだろうなぁと思いつつ見出せないままです。幸せな頃の思い出、かなぁ。雪だるまが溶けたことで泣けるくらい、身近に死の匂いがない、幸せな頃。とか。でも隣の家族が殺された時にはもう、そんな幸せな時期は終わっていて、涙も流さず逃げる。とか。
  • 感想まとめtogetterを読んでいて見かけた、「エリオットがナズにバタフライを与えず、ひとりはしっかりしててもらわないとって云うのはプレゼントがああなる可能性を予測してたんじゃないか」という説に震えた…エルならやる、考えてる…。
  • あの時点じゃまだ、エリオットは終わったらナズを殺す気だったと思う、ピラミッドの喩えの通りに。プレゼントが半ボケでゲストが満足しなかった場合、もしくは不慮の事故が起きた場合(実際起きたけど)、くらいのことはプレゼントの様子を看ているエリオットなら予測できるだろうし、そこで一番年少のダレンに目を向けられることも予想できる。ダレンがプレゼントにされるのを回避する為のスペアくらい、あの兄なら用意しておくんじゃないか。だってあの時点でまだ、エリオットにとってナズは牛だったもの。
  • むしろナズを仲間に入れることに肯いたのも、元々その意図があってというか使えるかもと思ってのことかもしれない。だからなおのこと、ローラに仲間に入れてあげたらとかがっかりさせないでとか云われてはぁ?!ってなってたのもわかる…し、ローラはどうせパーティからいなくなるから何とかなるとも思ったかもしれないし…。

「ものすごく愛してる」のこと

  • 「ものすごく愛してる」は姫がパブで歌ってた頃の、聴衆に向けた言葉だったのね。
  • 初回観劇時、兄弟のあの一連のやり取りが、どうにもDV被害の子供が受けた虐待を正当化する言葉みたいに聞こえてしまって、どうしても父親DV疑惑を持ってしまった(ダレンが体中にも傷たくさんあるとか云ってたし)のだけど、それはわたしの勘違いでした。お父さん申し訳ない。
  • ふたりのパパは自分の病気が重くて、これ以上妻子を守れないことを悟って、殺して死のうとしたのですね。ダレンの首の傷も、確実に殺してあげなきゃって思った跡なのかもね…もしくは病院が襲撃された時の傷?*2
  • エリオットがローラに、もしも世界がこれ以上酷くなってダレンを傷つけることになったら、その時は自分が殺してやるって約束した、と云っていたけれど、約束したって云う割にはラストでダレンがめっちゃ拒否ってるから、相互間の了解の上での約束ではなかったんだなぁと。エリオットはそのつもりでいたけれど、それはエリオットだけだったんだなって思ったら、「ものすごく愛してる、だからおまえをこの手で殺す」の一連のやりとり、兄弟の言葉遊びみたいなものだと思っていたんだけど、あれがエリオット的には「約束」のつもりだったのかな、と。エルは「だからおまえをこの手で殺す」と伝えていたつもりで、ダレンは「ものすごく愛してる」の方を受け取っていた、って風に見える…。
  • と思うと、ラスト、ダレンがエルに「ものすごく愛してる」って繰り返して、エリオットにも云わせようとするけどエリオットは云わない、てことになってるしそう観ていたんだけれど、エリオット実はちゃんと云ってるんだよね、銃口突きつけて「ものすごく愛してる、だからおまえをこの手で殺す」って、言葉じゃないところでね。何だ、めっちゃ云ってるじゃないか態度で。伝わってないけど…。

パーティプレゼントのこと

  • 海外での公演評を読んだら、プレゼントが10歳の少年とあって、とても…驚きました…。そりゃいろいろとまずいし酷いわ…。そりゃあゲストもナズ(15歳)の顔見て「ちょっと歳が上だな」とか云うわ…。
  • 一瞬目を覚ますプレゼントが叫ぶのは、暴徒に襲われた時の記憶だろうか。犬のクロコダイルと庭で遊んでいたら、ピカッ! ドカーン! クロコダイルが吹っ飛んで血がキラキラ」「妹がスーパーのビニール袋を持って立っている」「妹の体が吹っ飛んで」「ママ! ママどこ!?」とかそんな感じ…。
  • 何だかわたしの周りで「プレゼント使い回し説」が出ていて、どこからそう思ったのかなーと。具合悪いのが前回パーティにも使われたプレゼントだったから、とかそういう話だったかな? でもゲスト曰く「プレゼントはまっさらじゃなきゃ意味がない!」というこだわりなので、使い回さないと思います。都度都度どこかから見繕ってさらってくるんだろうか。エルが売人しながら「あいつそろそろ…」みたいな感じだろうか。
  • プレゼントをクローゼットに入れて食事も穴から与えるのは、ダレンが仲良くならないようにかな。ダレンの為。ダレンすぐ仲良くなっちゃいそうだから…仲良くなったらプレゼントにできなくなっちゃうから…。
  • エリオットはきっと大丈夫(なつもり。本人は)だけど、でもダレンと仲良くなっちゃったら無理になっちゃうんだろうな。エリオット個人は割り切れ*3るんじゃないかと思う。ただ、「ダレンの仲良し」になっちゃったらもう無理になるんじゃないかな。自分がどうこうっていうより、ダレンの大事なものに手をかけることはできない、みたいな方向で。
  • ナズは結局仲間になっちゃってたからエリオットも無理だったんだろう。姫に優しくしてくれたしダレンと親友になっちゃってるし…。やれって云っておきながら一番号泣して手当する兄…。

ナズの写真のこと

  • ナズが母親と海で撮った写真をエリオットに見せた時の、エリオットの反応がちょっと気になる感じなんだけど、途中で終わっちゃうの気になる。撮影者が実はエルとダレンの父親じゃないか、とか、実はエリオットとナズは会ったことがあったんじゃとか、パンフの一生さんはまたすごいことを云ってらしたけど。
  • パブの名前が「ドーバーの城」的な感じだったことから推察するに、エリオットとダレンの両親少なくともどちらかは、海際の出身だったんじゃないかと。で、子供の頃に里帰りしたことがあったんじゃないかと。これはもう妄想の範疇ですが。
  • ナズはサウスエンドで撮った写真と云っているから、サウスエンドとドーバーは離れてるけど、海と空の色が同じとか、そういうくらいの引っ掛かりだったのかもしれない。ので、直接会ってるとか写真を撮影したのは実は…とかまでいかなくても、写真を見たエリオットがある種の既視感や郷愁を抱くに至ることは充分想像できるのではないか、というこれも妄想です。
  • あとは、もし撮影したのがエルのパパだったりエル自身だったりしたら、そんな重大なことはリドリーさんならきっとどこかでわかるように書いてくれるはず。と思う。あとそれにしてはエルの反応がそこまでのものではなかった…と思う…。
  • こういうのはイギリスのひとが観ると、きっと何か伝わるんじゃないかなーと。地理的なこととか、地名から連想される風景とか、単語で連想されるイメージとか、国ごと地方ごとにあるからね…わからないの残念というかくやしい。「サウンド・オブ・ミュージック」もきっと何かそういうのを孕んでいるんだろうなー。
  • パブの名前でいきなりドーバーが出てくるのが、何だかちょっと唐突に感じるので、何かしら縁がある場所なんだろうっていうのと、錯乱した姫が云う、みんな蝶を食べている崖の上から舌を突き出して、っていうのの「崖」が、崖と云えばドーバー、みたいな。でも蝶を崖から食べるとなると、砂嵐が来た時に一家はパブをやっているから、パブがドーバーにあることになって、そうなると父親に襲われて入院する時にものすごい遠距離搬送される(病院はロンドン)ことになるから、そこは姫の記憶が混濁してるか、砂嵐後にも里帰りしたことがあったか、くらいかなー。

ローラのこと

  • えーと、海外の公演評を読むまで、ローラがドラァグだって気づきませんでした…普通に女子だと思っていた…何であんな派手なドレス着てるんだろうねぇとは云っていたんだけど! でもドラァグっていうほど派手ではないし!!
  • それで、ってわけでもないだろうけれど、ナズとダレンの「思い出した! おれ弟がいた!」「おー!俺と同じ男兄弟じゃん!」「女だよ」「それは妹っていうんだよ!」のくだりが…まさかそこですかもしかしてっていう…女の弟…。
  • どこかにそれを匂わせるセリフとかあったかなぁと思って、ローラがドラァグと頭に入れてからも観たけれど、特にこれといって…見当たらなかった…(笑)。中嬢女子にしか見えないんだもの…。
  • 姫が母親ってこともそうだけど、ローラがドラァグなのもエリオットはちゃんとわかってるけど、ダレンはあんまりわかってないというか意識していなさそう。だからこそ? そこも含め? ローラにとって「あんたは天使よ」なのかなーとか。
  • スピンクス→エリオットの信頼というかも、「妹」の恋人となるとまた一段と…なぁ。ローラをちゃんと妹として愛してくれる相手はスピンクスにとっても大切でしょう。「いちゃつくな!」って怒るのも、そこはスピンクスと姫のキスシーンを見たくないエリオット*4、と重なるな…(弟)と男がいちゃつくの見たくないよね兄ちゃん。ってのも理解できる…。
  • ローラがドラァグだとスピンクスが「ローラみたいな「女」がどうやって兵士と遊ぶか想像できるか!?」ってエリオットに詰め寄るところもまた違って見えてくる…かもしれない…。

その他

  • スピンクスよりエリオットの方が腕っぷし強いの良いですね…あそこ何か笑ってしまうのです。エル強ぇ。
  • ナズの傷は手当中のエリオットから「突き刺さった」って言葉が出たので、あとフックの音にナズがすごく脅えたので、やはり肉用フックに吊された傷だと思う。寝室から「下ろして」って悲鳴が聞こえる気もする。
  • 宇宙探検の飛行士は、パーティ会場の部屋を探す時にエリオットがダレンに話した設定なのね。だから冒頭で、ベトナムと混ざっちゃって思い出せないダレンに、それはもういいんだ見つかったから、って、俺たちが住める暖かくて優しい星を探してる設定で、パーティ会場は見つかったって意味で云うのね。それを最後に思い出すダレン…つらい…。

  • ダレンが最初にナズに会った時に、ばっこんばっこん云ってる心臓に触らせてくれと云ってからやっぱいい、って一度拒否するのは、母親が父親に殺されかけた時に母親の鼓動を確かめたことがうっすら、その時思い出せていなくても何か残っているものがあるから、だろうな。
  • スピンクスが不安定になった姫にキスしてなだめる時、エリオットが窓の方まで行って背中を向けていて、彼にとっては母親なんだなと思った。ダレンは姫が母親って認識はあんまりないんじゃないかな。ないまま無意識だか意識の深い奥底で触れちゃいけない部分みたいに残っていそう。
  • エリオットがダレンに銃を触らせないのは、まぁ危なっかしいのはもちろんだろうけど、生殺与奪権みたいなのは自分にありたい、自分だけにあればいいと思ってるから、だよね。
  • ○きっこの時にダレンが、縛られてて苦しそうに喘げって云って実際目の当たりにしたらやっぱりいいってなるのも、何か自分の記憶のどこかに引っかかったのかなと思ってる。例えば過去のパーティで目にしたプレゼントの姿、とか。
  • 他にもいっぱいあるダレンの傷はいつ付いたものか気になる。瀬戸くん頭の傷の部分にハゲ作ってるのかなー地肌見えるよね。ドキっとする。

 今のところはこのくらいです。あとは、戯曲が届いたらちびちびと読みすすめて行きたいな。チラ読みしたらダレンとナズの会話で舞台ではカットされたっぽい部分があったりしたので*5、そういうのを見つけるのも楽しみです。冒頭に胡蝶の夢が引用してあったりね…バタフライってそこからかーとか。

*1:だからスピンクスに「お前の母親だよ!」って云われるのがショックだしつらい

*2:だとしたらエリオット辛いなぁ

*3:てると自分では思ってい

*4:背中向けるんだよ

*5:ナズが自分のお気に入りのバタフライの効果を話すくだり。宝石箱で誰かの顔をかち割るみたいな幻覚を見るやつだそうで