土日もマチネ開演が14時って、終わるの遅くなっちゃうからもう少し早くてもいいのにな〜、なんて思っていましたが、14時開演だと午前中に掃除洗濯とかできるので、これはこれでありがたいですね。舞台始まるとほんっと、生活ひどくなるから…。
この日はF列センターでした。やっぱり前方の真ん中辺から観るとすごく…良いね…S席大事に観よう…。
- 天馬に否定されていくトビオが、最初何を云われているのかわからずに笑って聞いているのが、だんだん意味を理解して表情が変わっていくのが可哀想なんだけど好きです…。「その料理が大嫌いだった」って云われて視線を落とすのとか…。
- レインコート、右手はスムーズに、左手はちょっと引っ掛かってた。でも上手く着られるようになったよね!
- ゲジヒトさんとの追いかけっこ、けっこう本気で逃げてますよね(笑)。
- ゲジヒトのメモリを消去しようとして何かに気づくアトム。「ゲジヒトさん…あなたは…!」の云い方がちょっと変わってた。昨日まではわりとドラマチックに「あなたは…っ!!」って云ってたのが、抑えめにというか静かめにというか。わたしはこっちの方が好きです。
- トビオのお墓の後ろに身を隠す白アトムがすごく美しい身のこなしではっ!!ってなった…そんなところまで綺麗なのね…起き上がる時とかさ。
- ヘレナの慟哭でいつもヤラレるんだけど、今回はそのすぐ後の天馬博士にヤラレました…息子を2度失くして、そのたびに甦らせるけど別人になるの…別人としてしか甦らせることはできないの…それでも、アトムを「息子」と呼んでくれるのが、アトムの為に泣いてくれた*1のが、少しでも嬉しくて哀しい。
- お祈りのひとのお顔が出ている。もういいのか。
- カタツムリに近づくアトム、びくっとなるところでふわっと飛び上がった。何か、ぴょん!じゃなくて、ふわって。
- 「あなたの中に、ゲジヒトがいる…」ってヘレナがアトムの頬に手を触れる時、上のゲジヒトが、アトムの頬に触れるヘレナの手を握るように、自分の頬に手をやっているのが…素敵でした…。
- ブラウに会いに行くアトムの後ろから、ゲジヒト(の魂?)が現れると、そのゲジヒトに向かってブラウが話しかけるところ、アトムがブラウを振り返って「何云ってるんだ?」みたいにちょっと不審そうに見るんだけど、すぐにゲジヒトと顔を見合わせて、ああそういうことか、みたいに理解する。こういう細やかなやり取りが見えるようになって、ひとつひとつの場面の重さが増したような気がします。
- ブラウに触れられるアトムが、すごく穏やかな、けど哀しい顔をしているのがとても良い。あ、あとブラウに「ごめんなさい」って云うのところもすごく好きだなぁ。
- プルートゥ戦。止め絵の躍動感、動きの静寂。歌舞伎の型を見ているような印象を覚える。
- ボラー戦はやっぱり前方センター席が最高ですね…照明の集中線に吸い込まれていく感覚に陥るの最高…。
- ブラウの配置が変わってわかりやすくなったなぁととても思います。前はパーツ全部下手側にいて、そこで槍を構えて突くとセンターのDr.ルーズベルトの首が落ちる、だったから。えっ空気圧?とか…は思わないけどさ(笑)。
- しかしこの日はDr.ルーズベルトの首が…ぽろりとしなかった…そ、そういう日もあるよね。椅子とボディと一緒に回収されてしまい、首だけクマちゃんもなしになりました。
東京公演もそろそろ前半戦終了が近づいて、わたしの東京公演観劇も折り返し地点です。は、早いなぁ! それにしちゃあんまり、がっつり叩き込めていない気が…変更点っぽいところも「…な気がする…」くらいふんわりしてるし…。