ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「聖☆おにいさん」初日舞台挨拶@六本木

 金曜日の公開初日、バルト9での舞台挨拶は見送りまして、六本木だけ観てきました! マスコミは新宿に入ったので六本木はカメラもなく、とても…リラックスムードというかグダグダというか(笑)、楽しかったです! 未來さん長考過ぎる! やたら大汗かいてシャツをずーっとぱたぱた仰いでましたが、わたしもぎりっぎり駆け込みだったので大概大汗で、お隣のお嬢さんに申し訳なく…すみません大江戸線が悪いんです…あと大江戸線副都心線がごっちゃになってるわたしも悪い…。
 上映前の舞台挨拶なのでネタバレにも気遣いつつ、司会のさとりさん曰く打ち合わせなしのぶっつけ質問ばかりで、未來さんはしょっちゅう「ムフーーン」*1とため息ばかりついておられましたが、ふにゃふにゃいっぱい笑っててふたりとも仲良しオーラに包まれていて、堅苦しさの欠片もないグダグ…いや、肩の力の抜けた雰囲気でしたよ。
 いつもどおりのなるべく時系列なメモを。

  • 舞台挨拶前に場内では予告編とかが流れていたようで、ちょっと暗くなっていました。わたし駆け込みだったからスミマセンあんまりわからない…でも、そのまま舞台挨拶開始で、司会の伊藤さとりさんに続いてふたりが入ってきた時もまだ場内が暗めだったんですね。「全然見えないや(笑)」とか云いながら眼鏡をちらりとずらす未來さん。徐々に場内明るくなってきました。
  • まずはご挨拶。未來さん、新宿での舞台挨拶は上映後だったので、「拍手とか、よかったー!とか云うて下さるお客さんもいらっしゃったけど、正直怖くてお客さん全然見られへんかった…」と下向いてお辞儀してたそうです(笑)。
  • それを聞いて源ちゃん、「そっかー…俺も一緒だよ…」って。
  • そんな感じですが楽しんで頂ければ幸いです的な。
  • 源ちゃんのご挨拶の時、「ギャグ」のCDを持っているお客さんを見つけて「えらいなー!」と感心しきりの源ちゃん。「さっきもおったやん!」と口を尖らせる未來さん。
  • これが全員だったら僕は文句ないんですけどね!とか云ってる星野氏(笑)。ロビーで売ってるので是非!と宣伝もしっかり。
  • 「ギャグ」に関してさとりさんから質問。漫画やアニメを作ってる人に対するリスペクトを込めて書きました、と源ちゃん。未來さんもこの曲が流れるところが好きって。
  • この時「あんま云うたら(ネタバレ的に)アレですなぁ」って未來さんが云った、アレですなぁのイントネーションがコテコテな関西風で…アレが上がってデスが下がってナァがまた上がる…すごく耳に残った(笑)。
  • ストーリー的には大丈夫か、ってエンディングで流れるギャグの疾走感と演出の疾走感が相まって「…僕は…そこが一番好きなシーンなんです…」の語尾に長々と息を吐く未來さん、それを拾って源ちゃんが「むふーん、って(笑)」わたしスピーカー近くにいたのですが、とてもムフーンでした(笑)。
  • ここで中村光先生のイラスト登場。凄いよねーアレ。素敵。
  • タワレコで撮った写真を元に描いてくれはったと思うんですけど、と説明してくれる。源ちゃんがシルクスクリーンの道具持ってて、未來さんが石がパンになって水がワインになったもの、を持っている、と。
  • 雪駄でね。…ビーサン、かな」ぼそりと。
  • 額に入れて部屋に飾りますよとおふたり。でも1枚しかないから争奪戦になるよね、と。源ちゃん「神と仏の争奪戦(笑)」宗教戦争勃発…!
  • 原画取り合ったらそれはヤバイよね、って。そこまでは望まない、と遠慮するおふたり。
  • さとりさんが、せっかくだからふたりのサインいれてお互いに交換したら?と提案するも、「いやいやいや」「汚れません?」「自分のサイン部屋に飾るのもねぇ(笑)」と口々に辞退するふたり(笑)。「これは…これで行きたいなぁ」
  • 新宿で、サプライズでこれが出てきた時、鳥肌が立ったと云う未來さん、「鳥肌立った」て云いながら両肩をキュッと上げてピーンと気をつけみたいな格好をして、首根っこつまみあげられた猫みたいになっていました。可愛かった。
  • 声優やってみて、出来上がったのを見た感想。未來さん、アフレコの時は全然まだ絵も出来上がってなくて、しかも声優もやったことがなくて試行錯誤しながら、「どういうふうになるんやろ?って思ってたけど、上がったのを観て、……(無言でニヤニヤ)」めっちゃニヤニヤしてた(笑)。嬉しいのか照れるのか(笑)。
  • 合間合間に源ちゃんが相槌うってくれるのも可愛かった。
  • 自分の声に関しては客観的に見られない、と云う未來さんに源ちゃんが小声で「それは俺も一緒だよ!」って囁いたり。
  • 「いいのかなこれで…って、正直思ってしまったんですけど」の正直思っての辺りで膝をぴょこんと折るのが可愛かったです未來さん。
  • お互いを褒め合うふたり。でも自分ではわからないって。
  • お互いどの辺が良いと思った?と聞かれて、源ちゃんの声はわかってるんで、ブッダの声とイメージが最初からマッチしてるように思えて、アフレコの時もアガリを見た時も、「ぼくは…すげぇ、いいなって…」なぜかしょんぼりする未來さん(笑)。しょぼんの顔文字みたいになっておられた。
  • イエスはすごくキャピキャピしてるので、びっくりしたりツッコんだりはすべて未來が担っているので、そこを楽しんでください。僕はその横で、「もー!」って云ってるので。と源ちゃん。「もー! いえすー!」ってよく云ってるって(笑)。
  • 役者として、声をあてる時に、キャラクター・役柄に入り込んでキャラに「なる」んですか?というさとりさんの質問から、ちょっと突っ込んだ話になったのが面白かった。
  • そういう方法もあると思うんですけど、と前置いてから、竜二役の立木文彦さんの話に。「まぁ、ドンピシャーンでしたね」と手のひらをしたに向けて水平方向に動かしてピタッと止める。当たり前ですよ、と源ちゃん。
  • 源ちゃんが「銀魂」のマダオ(は声が立木さん)が大好きで、と云ったら未來さん「あっ、『銀魂』の「マダオ」なの!?」と驚いていらした。マダオ銀魂のキャラとは知らなかったようです(笑)。がわたしも銀魂はよくわからないのでした…*2
  • 源ちゃんに「わかる? マダオ」と訊かれて「いやーーぁ…」と顔をクシャクシャにする未來さん。
  • 未來さんの知ってる中ではエヴァンゲリオンのゲンドウだそうです。わたしもそっちだ…。
  • 立木さんを見て、声優さんって役者の方法論とは全然関係なくて、声のトーンとかアタリの感覚は、感情とか内面の問題とかそういうことではないと確信した、と未來さん。感情を表現するのに感情的である必要はないってことかな。もっというと、キャラクターの感情を表現するのに、キャラクターに「なる」必要はない、ってことか。役者としての表現とは全く別物な感じを味わった、みたいなことを云っているように感じましたわたしは!! ちょっと難しかった!! 違ってたらごめんなさい!!
  • もっとテクニカルなものだった、って云いたかったのかなぁ。
  • この辺りのどこかで、さとりさんか源ちゃんが話してる間に、やたら口元触ってる時があって、なんか気になるのかなーと思っていたら突然鼻をぎゅむっと摘まむようにして上向いて目ぎゅっと閉じて口をくわっ!と開いてらしたのだけど、あれは一体何だったのかしら。くしゃみでも出そうだったのかしら。顔がむしゃーっ!てなっててちょっと可愛かった…。
  • 新宿でまた声優やりたいと云っていたふたりにさとりさん、「洋画の吹き替えをするなら誰をやりたいですか?と。源ちゃん迷うことなく「それはもう、アーノルド・シュワルツェネッガー一択じゃないですか!」そうなのか!
  • 何かいっぱい真似してました。コマンドー?の1シーンを再現する勢いで。銃の発射音まで自分でやって、未來さんに「バァン!までやるの(笑)」って笑われていました。「効果音まで全部ひとりでやるのは、それはそれで面白いよね(笑)」って。
  • 未來さんは、大長考そしてムフーーン(笑)。誰やりたい?って云われた時、両手を左右にぎゅうっと開いて肩甲骨動かす系ストレッチみたいな動きをしてらした。
  • ほんとに考え込んで困ってました。イヒヒと笑って困った挙句、「スターウォーズの…何かやりたいなぁ」って。
  • スターウォーズっていってもたくさんいるし誰?とさとりさん。「例えばほら、C-3POもいるし…」と云われて未來さん、突拍子もないことを云われたようにカハハッと笑って「…しーすりーぴーおー…!?」
  • 源ちゃんに「C-3POって金色の?」と云われて未來さん、「ちっちゃい方」と背丈ちっちゃい手振りをしてから「カキュカキュキュピ」みたいな声真似を高い声で一瞬。何それ可愛い!! でもそれR2-D2じゃないか!
  • 結局金色の方がC-3PO、と間違いを訂正して、R2-D2がちっちゃい方に落ち着きました。「R2…D2、」とちょっと確かめるように呼んでた未來さん、C2だとサイボーグだからバンドやめる方になっちゃうからね!
  • ハン・ソロだっていますよ、とさとりさんに云われた未來さん、「いやハン・ソロはもう村井(国夫)さんでしょう、っていうか僕もうハリソン・フォードの声がわからないくらい村井さんです(笑)」源ちゃんも確かに、って。
  • この辺からやたら汗かいてる未來さん(笑)。最終的に、「…ごめんなさいね、わからないや(笑)」って額の汗を拭っていました。このごめんなさいね、が可愛かった…。
  • この後はひたすらシャツを摘んでパタパタ扇ぎ続ける。汗だく。
  • 源ちゃんは「フルハウス」とか「アルフ」とかやりたい、って。
  • それを聞いた未來さん、最近やってる…ホームドラマだけどアル中やら何やらでワッケワカラン家族の海外ドラマ…何でしたっけ。知ってる方います?と探し始める。お客さんから「デスパレートな妻たち?」と挙がるも「いや、違う」と一蹴(笑)。
  • 海外ドラマでおかしな家族なんてたくさんありますからね、とさとりさんがフォロー。でも結局思い出せない…あれ、お勧めです、って云うけどわからないままでした。
  • 5月10日って何の日だかわかります?と笑いながらさとりさんが客席に訊いて、??ってなってる*3ところに「ゴッドの日です(笑)」って…云ってる間に、源ちゃんが未來さんに「ちょっと、汗かきすぎじゃない!?」と。このつっこみ方がとてもナチュラルにブッダっぽくて面白かった(笑)。
  • 確かに汗だくでしたね!
  • で、ゴッドの日にちなんで、最近「神降臨!」って思ったことって何かありますか?とさとりさん。また汗かいて悩む未來さん。もう今日はグダグダだね! 打ち合わせしてないしね!
  • 二人共大長考。
  • シャツを扇ぎ続ける未來さんに源ちゃん、「それ(ジャケット)脱いだら?」と。未來さん、「脱いだらシャツいろんなところに貼り付いてそうな気がするから(笑)」でしょうねー。
  • その続きで未來さんが、「今日ね、これ…」と云いかけて「まぁいいや(笑)」って止めたんだけどなんだったのかめっちゃ気になる。未だに気になる。
  • 相変わらず神降臨なミラクルが思いつかないふたり。パタパタしながら考える。
  • 源ちゃんがやっと思いついたようです。「アフレコの最中に、『そんな下世話なこと!』っていうイエスのセリフがあって、それを未來が『そんなシモゼワなこと!』って云って…」未來さんがぼそっと「云っちゃった(笑)」
  • 源ちゃんがアドリブで「下世話だよイエス!」って云った瞬間にブース内に爆笑が起きて、あれは神降臨だったなぁ、と。笑いの神が降りたようです。
  • 未來さん「ついシモって出てきてしまったんです…」
  • みんなすごい笑ってくれてたからオッケーかな、と思ったら「はいカットでーす!」って(笑)、と源ちゃん。
  • 案の定というか何というか、その後の上映ではそのシーンで笑いが起きました。ここか!的な笑いが。
  • さとりさん「森山さんはないですかね?」源ちゃん「もう勘弁してあげてください!!」
  • 汗が止まらない未來さん。
  • 最後に一言ずつ。楽しんで頂けたらツイッターでもなんでも「神降臨!」と書いて頂ければ…いやそれじゃ伝わらないな(笑)、宣伝して頂けたらありがたいです。楽しんでいってください、と未來さん。二人の演技はもちろんですが、すみずみまで描き込んである絵の、普段は気づかないような季節感まで味わって頂けると嬉しいです、と源ちゃん。
  • 「そして、もし良ければCDを!(笑)630円と子供にも買えるように…」未來さん「安く設定したんだよね」源ちゃん「がんばりました!」
  • 「買わないと、会社の誰かが…しにます(笑)」げんちゃーーん!!!
  • ぜひよろしくおねがいします、でおしまいでした(笑)。最後にメガネを外してくしゃっと笑っていた未來さんが可愛らしかったです。
  • そういえば、新宿の舞台挨拶を見た方が、お腹が若干…と云っているのを聞いて、そうなの!?と見てみたのですが、云われてみればそんな気も…するようないやそんなまさか!!という感じで必死に否定していたのですが(笑)、でも横顔の顎から耳にかけてのラインにシャープさがなかったのは確かです…おおぅ夫婦善哉…(笑)。

 さとりさんより最後に、「打ち合わせなしのぶっつけで、質問「なんでもこーい!」って云ってたんですけどね(笑)」ですって。なんでもこーい!の割に長考されてて、でもそれもマスコミ入らない舞台挨拶ならではのゆるゆるさで楽しかったです(笑)。
 さとりさんブログにも試写会の様子が。
イエス未來とブッダ源のイラスト『聖☆おにいさん』|伊藤さとり♪オフィシャルブログ「さとりのひとりゴト あの映画のウラ・オモテ」Powered by Ameba
 思い出せなかった海外ドラマは「シェイムレス」とのことで!

*1:源ちゃん曰く

*2:弟セレクションのアニメを4話くらい見たことがあるけどどれもひどかった/笑

*3:掛け持ちした方はわかってたんですよね