ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「100万回生きたねこ」流れ星22個目@廿日市文化ホールさくらぴあ(2/16)

 しましましっぽ追いかけたらなぜか、広島まで来てしまいました! 人生はほんと不思議さ初上陸!! というか、新幹線で新神戸以西に来るのが中学生ぶり?くらいのことでした。博多は何回か行ったけど飛行機だったし、修学旅行もそっち方面行ってないし、今はない小倉の祖父母宅を訪れて以来のはず…。
 正直、何で廿日市なんだろう広島市内の方が楽なのに…と思っていましたが、蓋を開けてみたら廿日市というか宮島満喫しまくって、ほんと楽しい遠征になりました。その辺は別口で(笑)楽しく美味しい旅の記録を残します。
 さくらぴあは、劇場ではなくて完全にコンサートホールで、舞台も客席数も芸劇プレイハウスやBRAVA!よりずっと大きくて、何より反響がホール仕様で、だいぶいろいろ勝手が違いそうな感じでした。舞台の、あの枠が幅広くて、ねこ天使のイラストが中心寄り配置に見えるの(笑)。前方は5列目くらいまで座布団で高さを上げてありました。16日は4列目センターブロックだったのでお座布団席から観劇。前の人の頭がかぶるけど、床の上はすれっすれくらいにベッド下のねこしっぽが見える…かな?くらいでした。舞台から最前列の距離もけっこう離れてて、芸劇の時みたいな、突然目の前にねこの背中がごろん!みたいな感覚はなさそうだったな〜。

  • まずは会場が大きい! 舞台の幅が広い!!という印象。紙芝居の枠が太くなってるよー!(笑)
  • 女の子の歌で、反響の違いを思い知らされましたよ。ホール音響!! 響く響く! コンサートホールの音響だ!!
  • 本棚から滑り落ちてベッドの下に隠れるねこ。足元に本がたくさん落ちててあわあわしてるの可愛かった。久しぶりのねこなので、何か、わぁ可愛い!!って新鮮になってしまった(笑)。
  • 本は慌てつつも全部きちんとキャッチ。最後の1冊はフェイントで投げない。
  • ホールの響きがいい所為か、本棚からさかさまになって降りてくるねこの息遣いがすごく聞こえる。腹筋使ってる呼吸が。
  • 椅子に毛糸でぐるぐる巻きにされたねこ、右手と右足を浮かせて固まってから、ぽとりと落ちた。手…っていうか前脚?がパーになってたのすごく覚えてる。
  • ぴんと張り詰めた毛糸をたぐりながら、ちいさく2回咳をするひかりちゃん。
  • 倒れたねこの小指を持ち上げるのが好きです。
  • 扉から背中がごろん!と出てくる直前、何か、中の方でわたたっとしてる感じが一瞬伺えたのですが、いろいろ勝手が違って大変なんだろうなぁ。
  • ねこダンス中、下手向いてるのからターンして上手方向へ走り真似、のターンした時に片膝を突いたのが珍しかった。
  • あの、手前の、あの世とこの世の端境的な廊下?も距離が長い気がする。長いんだろうな。そして上手下手の袖が舞台ぎりぎりにカーテンある。
  • 顎! 顎可愛い!! かわいいよー!!*1
  • 王様の服の下から、ひらりと手指閃かせるようにして出てくるの、美しい。
  • ワインボトルはちゃんとお耳に当たりました。だから何しゃべってんのー? 何聞こえるのー?
  • お歌の時の音響はめちゃくちゃ綺麗だけど、セリフだと残響で言葉の輪郭が若干ぼやけちゃうかな、という印象。
  • ワインボトルを駒みたいに倒してぐるぐるっと回すけどあんまり転がらなくて、しばらく見下ろしてから自分で指でつんってして転がしてた。それを追いかけて王様の膝に。
  • 棚の上に香箱座りして、もじもじと後退してつま先を棚の外にはみ出させて、はみ出した爪先を左右すりすりさせて、ぶら下がったしっぽがゆらゆらする、一連が全部完璧です。ねこ。
  • 王様と王妃さまのお歌の時、下手の楽隊さんたちが遠いなぁ…と思ってしまった。
  • 兵士の羽根は一人目ふーふーしてからねこパンチ数発、最後にぐにっと曲げる。二人目は丸めるようにぐるんと曲げる。
  • 戦争になってから、移動したベッドの影から出てくるねこ、目の前を兵士がぴょん、と横切ってびっくりするのがなくなってた。
  • ダンスのお客さんの反応がすごく…良いです(笑)。
  • 舞台の幅があるせいか、カスタネット音になってからの魚たちの一歩がすごく大股な気がした(笑)。
  • どろぼうねこ登場のロープでも、おお〜!と素敵な反応(笑)。
  • 本を抱えて居眠りねこちゃんの、こっくりこっくり船漕ぎが大きい。広いからね、一番後ろまで届くようにね。
  • 絨毯でごろごろしてるねこが可愛い。顎出たままたまにもぐもぐするのとかほんと可愛い。
  • ばーかばっかだ! ばっかばっかだ、だったのが、ばぁかって伸ばすようになったのいつからだろう、大阪行ってから?
  • 番犬挑発、わんわんわんわんナ゛ンバーワ゛ン気取りで、って潰し気味の声で云ってた。
  • 出てきてすぐからとらねこちゃん捕食(?)から収納まで、徹底して番犬の顎が外れていた(笑)。噛み合わせどこいった!!
  • 扇子は白側しか見えませんでした。何か描いてあったのかどうかはわかんないや。
  • お爪磨きは指先を下に向けて。施してもらう感がたまらんです(笑)。
  • 魚と目見合わせてまばたきしぱしぱするのとか、魚がじっと見つめてるのをわかっていながら見ないとか、魚が目を逸らした後にまたじーっと見るのとか、いちいち可愛い! 可愛い!!
  • 幽霊船のダンス、また観られるのが何だか不思議というか。
  • 何か下手の方でバタン!とか音してたんですが大丈夫でしょうか。
  • 藤木さんのお歌もとても熱かったです。かっこよかった…!!
  • 船乗りねこちゃん。漁師田口さん、「だがしかぁし! 海の女神さまは録ってもやきもち焼き。女が乗っている船を見つけると、魚を獲るのを……手伝わない!!」…はい。そうですね。優しいですね女神さま(笑)。
  • 「うるっせーなーこのー! さんっだんっばら!!」とらねこちゃん力こもってます(笑)。
  • 女神さまな女の子を望遠鏡で発見する漁師。近いけど(笑)。
  • 船酔いねこちゃん、可愛いおえええじゃなくて、ぅごぉえええええって…まぁばっちくなっちゃって(笑)。
  • カモメに手を伸ばすけど届かない、けど一応は出しておく、みたいな感じのねこパンチ。ちょいっ、て。
  • とらねこちゃんが海に落ちたことに気づいた田口さんの反応が、とっとっとらっとらっとらねこちゃん!?てなってて何かオカシイ(笑)。何か長いし!
  • と思ったら、背中向けて何かを探しているような…しばらくとらっとらっとらねこちゃっ、って云いながら泣き出して、振り向いたけど涙が出ないというか、涙のギミックがなかった! 見つからなかったのかしら…。
  • ぷはぁ!と出てくるとらねこちゃん。耳探って魚出てくるのほんっと可愛い…何度観ても毎回可愛い…。
  • ボイパ的なの、手の動きがどんどん華麗に優美になっていくのが面白い。美しい。
  • カスタネットが重なってきたのに気づいて、んんっ?てなってぺろっとベロが出るのがたまらなく可愛い。
  • ブンちゃんさんのカスタネットを止める手、全力で突き出してるのにずいぶん遠い。眼前にならない。
  • 掛け合いはやっぱり踊ってますね。あそこもっとずっと観ていたいわー。
  • ぴっぴっぴっ、と3拍振って演奏スタート。を、空中を掴む手で止める。その握った手を不思議そうに見下ろしてから、ぶん!と振って演奏再開。止めた手を眺める間がたまらなく面白いのです。
  • 楽隊に混ざってアコーディオンを弾いている魚をまじまじと眺めてから、軽くねこパンチ(笑)。
  • 楽隊の間から鳩時計みたいに出てきて引っ込んで、上手にハケるの、池袋じゃ楽隊さんたちがぎりぎりにいたからハケるねこはほとんど見えなかったけど、さくらぴあでは袖と楽隊さんたちの間に少し距離があったので、頭上下にどんぶらしながらひょこひょこ消えていくねこさんが見えました。
  • 演奏終了したアコーディオンから空気を抜く音がため息みたいで素敵。
  • 手品師のねこちゃんは匍匐前進からのしゃがみ。
  • 鳩は茶色い助手さんがダイレクトキャッチでぽいっと投げ捨てる。
  • 青い助手さんがねこを上下逆さまに抱える時、何故か右手で右尻をぎゅむっと掴んだ(笑)。何で(笑)。
  • 飛行機バランス時の手が綺麗。
  • 通称たらこと勝手に呼んでいる、赤いかぶり物のサーカスの後ろの人たちですが。ひとり目の、ヒゲのたらこさんが、すすすっと四つん這いで出てきて3段階くらいで立ち上がって、最後ポーズを決める時に「ぱっ!!」って息を吐くというか…気合を入れるというか…(笑)。ぐん、ぐん、ぐん、「ぱっ!」って(笑)。お腹痛いですアレ…撮影カメラに入ってるといいな…。
  • テントの中に連行されたねこが、両膝きちんとくっつけてちんまり座って頭カリカリするのめちゃくちゃ可愛い。
  • 女の子のはあぁぁい!!の反応も芳しくて勝手に嬉しいです。
  • ねこ首は綺麗に飛び出しました。可愛いお顔してるんだよねーあれ。目つぶってて。
  • 手品師の涙は美しい左右対称。でもキラキラまく手がふたりとも右手だった…あれ? そこもシンメトリじゃなかったっけ…勘違いかしら。
  • 扉からはみ出すねこ首(生)は横目ひん剥いて口歪めててすごいお顔でした(笑)。
  • ブンちゃんさんにキックキック!はなかなか追いつかなくて、がんばって追いついて蹴飛ばしてた。
  • おばあさんのハートが流れていく。一度見えるともうハート以外に見えなくなるのね。
  • 毛糸玉はけっこうくるくる巻いていって、先っぽを眺めて大きなあくびをひとつ、伸ばした右足の先がぴくぴくして、そのままことん、と倒れていった。
  • お弔いの鐘が鳴る。おばあさんへも、とらねこへも。
  • 「とらねこちゃん、生きてたんだ!」「ん? いいや? おれはしんだよ」ここが何となくすらっと出ないのはわざとですよねきっと。東京後半からずっといつもだし。曖昧になってきちゃってる?
  • むくっと起きるととらねこちゃんの周りにキラキラが舞って綺麗。
  • 両手で持った毛糸玉をふんふん嗅ぐ、のはいつもなんだけど、今日はものすごい勢いでフンカフンカすんすんしてた…のは音響のせい!? 響き渡るフンカフンカが可愛かったですよ!!
  • 楽隊に演奏指示するの、指を差し出して一瞬考えてから、平泉さんじゃない普通っぽい声で「おいっ!」
  • 振り子みたいにちくたくするターンじゃない方、片足を高く横に突き出してぐいーんと回ってた。前はそんなに高くなかったと思う。
  • 箒で掃かれて舞い散る夢の残滓、欠片たち。元に戻って、痕跡は確かにあるのに、ねこだけがいない部屋。
  • カスタネット鳴らしながらうたはどこまで、も、って歌うとらねこちゃんがいつもより大股に歩いてる。
  • ホール、ひかりちゃんの声がすごく綺麗に響いて、伸びやかですごく良かったくりかえす歌。未來さんの2幕にも期待が高まった!
  • 2幕。開演からテーブルダンス開始して、照明つくのがちょっと遅れた。とらねこ出てくる辺りから明るくなってきた感じ。
  • テーブルダンスの美しさったらない。晩餐支度中に手前で右腰に両手重ねてポーズ取るのほんと美しい。
  • めす猫さんたちが全体的に乙女度上がってて面白かった! 藤木さんの小指はやはり立っていた!
  • ハミングは1音ずつ置くように、ふん、ふん、ふん、ふん、ふん、ふん、ふ、ふん。って。
  • ハミング終了から「ひとりになりたい」の頭に入るまで2拍待った。ちょっとドキドキした(笑)。
  • アカペラが響く響く! 溢れる溢れる満ちる満ちる!!
  • 壁に激突する魚は最後まで鉄板ですね。
  • おれ、ひゃくまんかいもしんだんだぜ、とこっそり打ち明けてあげる風に云って、しろねこの反応を伺うとらねこ。
  • でも反応は「そ」。
  • あの、あのね?って、わかってないのかな?って感じにもう一度云うけど、やっぱり反応は「…そ」。
  • 「おれ、王様のねこだったこともあるんだぜ?」もこっそり打ち明け系で、ナンバーわん!の犬の鳴き声に反応したしろねこにちょっと元気になる。
  • けど、わん!に反応しただけのしろねこはすぐに興味が他に移って、やっぱり聞いてない(笑)。
  • 何回生きたの?と逆に問われて、…え…いや…とと口ごもるとらねこ。指折り数えようとして折れない指。また興味をなくすしろねこ。つらい(笑)。
  • あの、とらねこのへんてこダンスは、何なのかな、と。しろねこの気を惹こうとしているような、そうでもなさそうな、照れ隠しのような、ごまかしつついなくなっちゃう感じのような…。
  • 全部やりきって、座り込んで小さくなってるとらねこを見て、やっと笑うしろねこ。
  • あのさぁ!は勇んでというかテンパって云って、「きみのそばに、いてもいいかな」は、すごく素直な、ただその気持ちを言葉にしただけ、みたいな声だった。
  • ちょっとずつ近づいてくるしろねこが可愛い。
  • とらねこさんは台の匂いをくんくんしていた(笑)。
  • お互いに、ちらっと見て目が合うとぱっと逸らすのとか、たまらないんですけど!!
  • 触れる方と触れられる方、どっちもの緊張感が…何度観てもどきどきしちゃう。
  • 抱き下ろされたしろねこの指先が、とらねこの胸元をそっとなぞるの、好きです。
  • ネズミいただきます、は先っちょをぴっ!とひねってもいで。
  • ダンス!のとらねこの左手の優美さよ…。
  • パぁパ! パーパ!! 1回目は可愛らしく、2回目は云い聞かせるみたいに。
  • しろねこを抱きしめて、背中に回した右手が、その肩の辺りを愛おしげにそっと撫でる。
  • 響きの良いホールに、ふたりの重なった声がふわりと広がって、本当に美しかった。
  • 後ろから抱き締めて、肘のあたりを撫でる手が優しくてたまらない。
  • しろねこがとらねこの膝の上に頭を乗せてからずっと、もうほんとにずーっと、身体のどこかを撫でていて…背中だったり頭だったり肘だったり耳だったり…腕をそっと掴んだ親指で小さく撫でてたりして…愛しさと慈しみが溢れていて、溢れている分、つらくもなるんだ…。
  • ゆるやかに始まっていた哀しみが、読みかけのページで一気に噴き出してしまう。
  • 背中に顔を埋めるようにして、まるいせなかよ、はか細い声でそっと歌う。
  • 顔を寄せて、耳元にそっと囁く、あしたもいい天気になるな。
  • 深く顔を俯けたまま、そっと、徐々に強く、揺さぶる。声を殺した嗚咽が漏れる。力なく揺れる落ちた腕が…つらい。
  • 暗い中泣きやんで、しろねこをじっと見つめてから、ゆっくりとその背中に顔を埋め、身体を撫で、毛糸を取り出すとしろねこの手のひらにそっと落として、もう決して離れないと決めたようにぴったりと、しがみつくように身を寄せて、ふう、とひとつ深い息を吐いて、動かなくなった。
  • 折り重なるふたりと、それを囲むひとびと。お弔いの歌が、本当に美しく響きました。
  • カテコ。1回目ハケ際は猫背ポーズ、2回目出てくる時はふたりとも走り込んでついーっと滑ってすれ違って、立ち位置戻るのにくるくる走ってた。ハケ際は未來さんが背中向けたまま耳カリカリして振り向いたら、ひかりちゃんもカリカリしてて、ふたりして笑ってお辞儀。
  • 2回目くらいからぱらぱら立ち始めて、3回目でほとんど立った感じのスタオベでした。
  • 3回目出てきたら、勢いよく来たひかりちゃんの肩が未來さんにぶつかった? ひかりちゃんがイテテってして、未來さんが大丈夫?てイテテじゃない方の肩を撫でていました。可愛い。
  • 3回目ハケ際は、未來さんが猫背でくるんと振り向いてビシッと指差したら、ひかりちゃんがいなくてライトもついてなくて、アレ?って笑ってた(笑)。その後にひかりちゃん出てきて(わざとかも)、ふたりで見合ってねこファイティングポーズみたいにして笑ってました。
  • スタオベに両手合わせてドーモってしたり、拍手したり、笑顔たくさんで嬉しそうだった!

*1:発作