大阪も終わってしまいましたがその前に東京前楽ソワレ、最後の前方席でした。近くって、見えないものもたくさんあるけど、見えるものもたくさんある。うーん、舞台だけの話じゃなさそうな(笑)。
- 幕が上がる前、舞台の奥で何となく、足音が聞こえるんですよね。何となく。今ごろねこちゃんが本棚の中にもぐりこんでるのかしら…なんて思ってしまう。わかんないけど。
- 本棚から出てきたねこがベッド下に滑り込む時に、すごく小さく鳴る低い音が好きです。bくらいの…。
- 本は全部綺麗に投げてきちんとキャッチ、積み方も綺麗でした。
- 毛糸ぐるぐる巻きが、綺麗に目隠し状になっていて、何だか美しかった。
- やっぱりこのシーンは女の子の側になって泣けてしまう。子供時代の悲しい思い出に弱いんです…動かなくなったねこに、毛糸を手繰りながら近づく時の、どうしよう、って気持ちがすごくリアルに追体験できてしまう。
- 王妃様と対峙(?)している時の女の子の表情が可愛くて大好き。なっ、なんなの、なんでいるの、うわこっち見た!みたいな(笑)。
- ワインボトルに何か云ってるとらねこちゃんの唇の動きを一生懸命読むのだけど、顎気味だしやっぱりわからないのね。あの女の子どこかつれてってちょーだい、って見えたけど多分違う。
- 王様になって膝のとらねこをなでなでしたい。偉くないからなれないけど。
- 耳とかちょこちょこってしてて、いいなぁ…心底いいなぁ…嫌われててもいいなぁ…。
- 友達に、王様が高い場所の椅子に座る時に踏み台にされてる兵士がむぎゅっ!て顔するよって聞いて、ガン見しました。たしかに踏まれた瞬間ぐえっ!て顔を上げていた…ご苦労様です…。
- だからってねこの心をあてにされてもねぇん…語尾がセクシーです。
- 「えらい王様の未来は暗いですぞ!」がくらいはくらいですぞ!ってなってたような(笑)。韻踏んでるセリフって面白いけど難しそう…。
- 兵士ひとり目の羽根を3回くらい折り曲げて階段状にする(笑)。
- ふたり目は折ってから伸ばす。
- 流れ矢に当たってから穴に突っ込まれるまで、本当にまばたきしないんですよね…すごいなぁ。わたしその間に6回くらいしてる。
- 「ナンバーワンになるのだー!!」って云ってからおいおい泣き出す王様を見て、王妃様が若干引いていた…。高笑いを期待していたのでしょうね…。
- どろぼうねこちゃん着地後にさりげなくファスナー上げるの可愛い。背中だけど可愛い。
- 本を抱えてうとうとして、ハッと目覚めた時にぺろっとするのも可愛い。
- 抱えていた本を棚に戻すのに失敗。何かもう倒すし落とすし大変でした(笑)。適当に棚に戻して、落ちてるのはそのままに。
- 下手の穴にお尻から消えていく時、とらねこちゃんの手指だけ最後ひらひらしてて綺麗です。
- 穴の縁にちんまり正座してる時に、壁に映ってる影が、本当の猫みたいな形になっているのを見るのも好き。
- どろぼうのお歌中にベッドの下で読書してる女の子、照明が点かなかった。
- とらねこちゃんが落としたご本は、石井さんがお歌の最中に拾って戻してくれました。
- 絨毯でせっかくごろごろしてたとらねこちゃん、どろぼうにどかされちゃってムーってしてるのね可愛い。
- 大の字になってすはすはしてるとらねこちゃんをつい見てしまう。
- どろぼうが魚に向かってうえーん!!ってやるの復活してる! 好きだわ(笑)。
- 扇子は富士山。
- 水飲んでからお口もぐもぐ…というかゆすいでる?(笑)
- あの、近くで止まっているお顔見ると、やっぱり可愛いんですよ…絵画的メイクが非常に素敵。可愛い。
- 海。藤木さんのお歌がめっちゃ熱かった!! 力入ってる熱こもってるかっこいいいい!!
- うるっせぇなこのさんだんばるぁ。最後巻き舌だった(笑)。
- 田口さんの、嵐らしいぞ荒々しい、が何かちょっと変で、とらねこちゃんが「あ? 知らなかったの? アホらしい」っていつもとちょっと違う受け答えをしていた。んあっ?って感じになってた。
- 船乗りねこちゃんは全般的に全て可愛い。小道具いろいろなのも楽しくていいね!
- とらねこちゃんが釣り上げた魚を取ってくれる女の子、魚掴んだあとの手を嗅いで「くっさ!」ってなってる(笑)。
- ボイパ的なのにカスタネットが重なって来て、それに…ん?って気づくとらねこちゃんが、ぺろりと舌を出すのがたまらなく可愛い。ここのすっとぼけた感じがすごく可愛い。
- 掛け合い、ぶんちゃんさん笑ってるし(笑)。
- ボイパというか足踏みも入ってむしろタップというか。いいぞもっとやれー!!
- 演奏始まって、一旦止めてからの溜めが長くなってる。楽しんでるよねとらねこちゃん! 仏頂面だけど!
- どうでもいいんですけど、あの猫背でガニマタで膝をちょっとだけ曲げて小さくちょこまか歩くのを、うちで真似してみたら、腿が死にました。できない。あれ大変。
- アコーディオンもオルガンも、呼吸しながら音を出してる感じがして、生き物っぽいというか肺呼吸っぽいというか、そういうちょっと生々しい感じがいいなぁと思いました。演奏終えたアコーディオンが、しゅうっと無音の息を吐いて静かになったのを見て。
- 手品師。穴から出てきて匍匐前進。
- ねこがふっと飛ばした鳩の残り(?)、茶色い助手さんがダイレクトキャッチ。
- 茶色と水色の助手さんにねこが後ろからしがみついて歩くところの前で、茶色い助手さんが持っていた鳥かごを落としちゃって、そのまますっと拾い上げたので、ねこが掴まり直していた。
- たらこっぽい人たちが増殖していく間の、上手手前でねそべってるねこの足の動きが美しい。
- あと水色の助手さんのオールバック姿が麗しいです。好みです。
- 手品師のお歌もすんごくアツい! 藤木さんすごいですよ今日!!
- 手品師の涙は美しくも面白い。美しいほど面白くなる。
- 助手さんたちの消え方がやっぱり美しい…ほんとあれ手品みたい…。
- ねこ首がすんごい顔してた(笑)。白目むいて顔歪んでて怖いったら(笑)。
- アコーディオンの泣きのメロディに、ん?って濃首かしげるのやっぱりめちゃくちゃ可愛い。足でてきとーに止めるのも可愛い。
- おばあさんのねこはあくびして、毛糸の端っこをじっと見てパタリと倒れる。
- 女の子の部屋に戻って、「いいや、おれはしんだよ」の出だしが何か…もごもごしてたんですがどうした(笑)。ここ最近どうした続きですよ…?
- 繰り返すお歌、ラーラーラーララー♪って楽しくなってからの女の子がベッドですごくつまらなさそうに歌ってるのが…ね。毎度ね。胸がキュッとなる…だんだん楽しくなってきちゃうのもまた、キュッとなる…。
- 2幕。とらねこの出がやっぱりかわいいです。のそのそっと出てきてするんと混ざる。
- 藤木さんめす猫さんの小指がやっぱり立ってる(笑)。たまらん(笑)。
- 「うるおわないの!!」の何だかアツいです藤木さん…!
- ハミングからはもううっとり。めす猫さんたちと一緒にはぁん…ってなってしまう。
- 魚、「こっちで一緒に食べませんか?」に戻った。
- 2幕は楽隊が枠の中に入るというか混ざるというか、なのよね。もう「外」の概念がないのよね繰り返しの輪廻から解き放たれてるからね。
- …でも海のシーンは楽隊さん中にいるんだよね…むむう。
- やはり100万回死んだ話では笑わないしろねこさん。ツンですねー。正座まで笑ってくれない。
- でも、「ええ」って云った後に、ちょこっとだけ自分も距離を縮めるの、めっちゃ可愛いです。
- ふたりとも緊張してるのが伝わってくるよね。
- パンチ! ぶふぉ挑戦的!
- 抱き合った時のしろいねこの儚さが…たまらない。ひかりちゃんのか細さがたまらない。泣けてくる。
- 花を見つけた、ぎゅうっと抱きしめて歌うのがすごく良い。初日の頃よりずいぶん、ぎゅう、ってなってるよね…。
- 愛しくて大切でたまらないように、顔を擦りつける。
- 後ろから腕を回して、しろねこの腕をぎゅっと握るとらねこさん。未來さんの手ならひかりちゃんの腕が掴めちゃうよね、と思ったら何かたまらなくなってしまった…。
- 優しく、愛しげに背中を撫でながら、ここで終わるよ、をとてもか細く歌った。
- 背中に頬擦り寄せて、ずうっと撫でながら、まるい背中よ、って。
- 明日もいい天気になるな、明るい声音で優しく話しかけてた。…けど、鼻すすったり鼻の下こしこししたりで…。
- 声を殺して泣きだす。何か、泣き始めるとちょっとだけほっとするようになってしまった。気づいてない間が一番つらくて…。
- しろねこの踵に片手を置いて、毛糸をしろねこの腕に這わせるようにして、ひとつ大きく息を吐いて、動かなくなった。吐息が聞こえるのが、何と云うか、とらねこがもうおわりにするね、って、もう充分だよって宣言しているように思えて、良かったね、って思えるの。
- 花が咲いて、エンディングの音が流れだすのが好き。あのカテコに続いて行く音楽すごく好きです。
- カテコ! 1回目ハケ際は、てこてこてこっとこまかくターンしてお辞儀。
- 2回目は小走りで出てきて、ハケ際は振り子みたいなターンでお辞儀。
- 3回目はひかりちゃんと真ん中でぶつかりそうになって止まって、銀粉蝶さんがちょっと感極まってらして、それを見たひかりちゃんが笑ってた。
- 3回目ハケ際はひかりちゃんが耳ちょこちょこっとしたら未來さんは胸をぽりぽり掻いて、それからいろんなとこ(笑)をちょっとずつぽりぽりして、ふたりで笑ってお辞儀でした。毎度だけど可愛かった!!