ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「100万回生きたねこ」本3投目

 いろんなモチーフが、いかにも思わせぶりな感じで繰り返し出てくるのだけど、意味や含みがあるのかないのか(笑)。
 本日はお高み見物のお席からでした。これが! すごく良い! 見晴らし良くて舞台全体がほぼ死角なく見渡せてしかもそこそこ近い! これでサイドシート価格なんて…前方列の方が近いけど死角多くてお値段高いのよ何か不合理じゃね? まぁでもあの距離感はそれはそれで…とてもありがたいのですが…ストレスは今日の方が少ない感じだったなぁ。明日はもっと見にくそうな前方なので、どのくらい何が見えないのか見てきます(笑)。
 時間も深くなってしまったので印象的だったことや変更?点や思ったことポイントだけ置いておきます…これ溜め始めると大変なことになっていくんだよね知ってる…。

  • お高み見物、初めて見えたものがそりゃあもうたっくさんありまして、見るものすべてがおおおそうなってたのかー! 知らなかったー! 見えなかったー! ばかりでした(笑)。とりあえず絨毯の柄初めてちゃんと見たよ…。
  • ベッド下からしっぽの先がぴょこん、ぴょこんって出てるのもやっと観られた…可愛かった…。
  • 1幕で一番わっ!ってなったのは、海のシーンの後のブラックボックス(仮)後、びしょ濡れで耳からやたら活きのいい小魚出してぽいって捨ててからの、ボイパ的なやつと楽隊のカスタネットとの掛け合い、が、インプロになってるー! 即興でどんどんリズム変えてボイパふっかけて、カスタネットもがんがん応えて、すごい面白かった! そんなことしちゃうんだ! いいぞもっとやれー(笑)。
  • どろぼうねこからのブラックボックス後、フィッシュマンが給仕してくれるところで、渡されて扇ぐ白いセンスに富士山がてきとーな感じで描いてあると聞いてたんですが、今日見たら、ほんとてきとーな富士山のてっぺんに、可愛くテキトーなねこちゃんがいて、その横にてきとーな感じで「2013」って書いてありまして…子供の年賀状みたいになってたよ(笑)。でもねこちゃん可愛かったー! 絵はすべて黒い線のみでした。だんだん増えたり着色されたりするんだろうかしないか(笑)。
  • で、そのお給仕シーンの最後に、フィッシュマンが左手にかけているナフキンをとらねこちゃんが突然奪い取って、床を自分でごしごし拭いて、そのままナフキン持ったままいなくなったから、どうしたの水でもこぼれてたの?と思ったら、やはりコップにボトルの水を注ぐ時に的が外れてこぼれていたそうです。とらねこちゃん気が利くね!
  • 舞台端に腰引っ掛けてポケットに手突っ込んで歯をシーシーしてるシーン見て、ちょっと思った想像というか予想というか妄想というかなんだけど、とらねこちゃんが魚を嫌いになったのは、どろぼうたちが一緒に埋葬してくれた魚を食べてみたら歯に小骨か何かが引っかかって、それが取れなくて嫌いになったんじゃないかしら、なんて。
  • どろぼうねこの埋葬時に「いつも残飯しか食わせてなかったからな」って魚を入れてくれるけど、ブラックボックス(仮)から出てきた時にずっとシーシーチュッチュしてるし、その次の海のシーンから「魚は嫌い」と明言し始めるから…どうかしら(笑)。
  • 休演日前にちょっと気になっていた、1幕ラストの「また繰り返す」の歌、今日聞いたら声の通りが若干よくなってるような気がした。のは、席のせいかなぁ。前の方過ぎるとスピーカーが頭上通り越しちゃうから逆に生音しかきこえなかったりするんだよね。今日はわりとよく聞こえてたような。
  • とらねこちゃんが叩くカスタネットのリズムが、ン、タンタン、ン、タタタ、からン、タンタン、ン、タンタンの繰り返しになってたから、カスタネット音に邪魔されなくなったのもある?
  • 「冒険は終わり」のひとりになりたい、のリとかぼんやりするのさのヤとかが不思議な音で声、っていうのはもう云ってるけど、今日聞いたら思い当たった! ヨーデルっぽいんだあの1音だけ! 地声から裏声に瞬時にひっくり返す感じが…。
  • テーブルダンス時のテーブル下での動きとかも初めて見た…メス猫たちが求愛している間に後ろの草原にしろねこちゃんが遊んでるのも初めて見えた…まるで今日が初日のようだ…。
  • ねずみブチッいただきます、はねずみの鼻先をガッと掴んで、ぶちっと引きちぎるようにしていました。だーいぶ持っていったねぇそれ(笑)。
  • 歌詞間違いとかセリフ言い直しとかはちょっとあったけど、しりとりもスムーズかつ情感たっぷりですごく良かった…「君といたいよ」頭から泣けた…。
  • 後半はもうね。流れ星だ、明日も晴れるねの辺りからとらねこちゃんが泣いてるから辛くて辛くて…あそこまだ、しろねこが死んだこと気づいてないよね…。
  • 読みかけのページに君の寝息挟み、は鉄板です。見えなくなるから泣きたくないんだけど止まらないんだ…!
  • 短い赤い毛糸を取り出して、少しの間眺めてから、しろねこの近くにそれをハラリ、と落として、その背中に寄り添うように身を伏せるとらねこ。何か、残り少ないけれどまだ残っている命を、でもきみがいないなら、これはもういらない、って手放しているように見えた。
  • 可哀想じゃないし幸せなんだけどやっぱり…ちょっと辛くなっちゃうよね…。
  • それにしてもしろねこと一緒に暮らし始めてからのとらねこのイイオトコっぷりというかイイオトコへの化けっぷりというかが凄まじい。もうとらねこちゃんなんて呼べない。

 もうちょっと詳しいことは後ほど追加します!