ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」大阪千秋楽@Zepp Namba(9/17昼)

 大阪千秋楽です。短い! 早い!! でも楽しかったー!!

  • 開演前にご両親のお姿を見かけてテンションが上がってしまった。お父様相変わらず素敵です…。
  • すっかりべろべろばかりですね登場時。歯ガチガチも好きだけどなー。
  • そういえば、大阪土曜日マチネっていうかわたしの大阪初回で、イツァークのアイメイクが渋谷よりくっきりしてる気がしたのはやはり大会場対応メイクだったのかしら。それとも気のせいかしら。
  • イツァークからマイク奪って2本で引き裂いてええええってやるの、かっこいいよなぁ。
  • 自己紹介は1回ですんなりクリア。
  • イツァークからのひとことはこわくない。わかりやすいもんね。
  • ブスばっかり! わぁブスばっかり!! わぁぶすばっかり!! 何か絶叫してました(笑)。
  • お高見見物の皆さんに、よろしかったらこの辺空いてるから、と通路を示す姐様。「Zeppなんばが許さなくてもあたしが許すから」とか云ってましたカッコイイ!
  • で、5秒待つわ、ってカウントダウンして「はいしゅーりょーです!」(笑)。
  • いやらしいハコのくだりで「ド平日のド真っ昼間から下ネタ散りばめていきますけどよろしくって?」とか云ってましたが、世間は祝日ですのよ姐様…(笑)。
  • 崩しからの舟、の言い方がさらに進化(笑)。いやらしい!!
  • テンション高いよ姐様! 自分で何か云って自分で吹き出してたよ!!
  • 壊れかけのアレ、イントロをマコティが弾き始めると「そゆこと」だって。
  • 最後までセイヤさんはキラキラしていました。「キラキラさせようとして歪んじゃってるじゃない!!」って怒られてたけど!
  • The Origin of Love、引き裂かれて初めてお互いの顔が見えたんだよね。でもその顔は血塗れ、だけどその痛みこそが愛。その時に後ろにトミーのアップが映し出されて、何ともたまらない気持ちになる。
  • 僕らを青き清浄の地へ連れて行ってくれるのは何とか、って云ってるイツァーク。
  • セイヤルーサー絶叫(笑)。
  • このたまらないこんびねぇしょおおん!!で拍手が起きた。
  • 踊ってごらんハニー!に続いて、客席からも「踊ってー!」の声が。ヘド、「ちょ、踊って、て云われてもあたし踊るとかそんな…」ってちゃんと受けてた(笑)。
  • シュガーダディのおやつが壮年男性だったと聞いて(笑)。とても楽しそうに舐めてらしたそうで何よりです…。離れ際、「よろしい」って云いながら指がひらひらっと動いたのは、見えた。
  • ルーサーの日替わり物真似は…中尾彬?? 「なぁ小雪ぃ」っつってたけどわかりませんでした(笑)。あとで教えてもらったら福山雅治だったとのことで…ひとつ屋根か!! わかんなかった!!
  • ヘド姐も「なんか、わかりそうな気もするけど…(笑)」って云ってた。
  • おかんがメタメタになってましたが! 自由がアレなら自分のアレをほかさなあかんからな、って何をですかママ!
  • アングリーインチの後ろにトミーが映るの、どういう意味か考えてる。
  • Wig in the Box。ほんと、ふわり、って空気が色を変える感じがする。
  • 気分次第でね、のとこも好き。
  • 1階席に歌わせて「もっといけるんじゃなーい?」と煽る。
  • お高見見物のお客さんも声出てて「いいわ、すごくイイ!」と姐様もご満足でした。
  • これでもくらえ、のパンティーが、お隣さんの手の中にどストライクで飛び込んで見事でした。低くビシッ!と飛んできた(笑)。
  • 日替わりメンバー紹介は、気がついたら、洞窟の中をさまよい歩いている。松明の明りが並んでて、その先で人が輪になって踊り狂っている。…祭り? その中心に玉座があって、全裸の男がひとり座っている。顔に鹿の剥製みたいなのをかぶって、でも下半身からしても男で、なんか肌とか油でテカテカ光ってて、どうやら崇められてるみたい。
  • すごくどうでもいいけど「おがめているみたい」って云ってたんですが拝むと崇めるが混ざったんですかね。
  • 男が鹿を脱ぐと、中から出てきたのは、あれは…はしもとしちょう!!! 踊り狂ってるのは…いしんの会だ!!! いしんの会の皆様に、レ×プされる!! いしんの会の皆様にまわされる!!!
  • いいのかそれ(笑)。
  • 困り果てるバンドメンバーを見回して姐様、「…たのしい(笑)」どえす!!
  • セイヤさんから始まり、キジマックスさんがとても困って(笑)いて、タイセーさんが神秘的な音を出してシャーマンの儀式風に盛り上げ、マコティさんが高音を鳴らすとヘドさんが同調(笑)し、SANTAさんがジャンベで一気にプリミティブな感じにして、そこからノリノリに盛り上がったところで、ベースのナオキくん!
  • …が、何故か肉まんを頬張るナオキくん。一瞬固まる姐さま。そのままもっきゅもっきゅと肉まんを食べるナオキくん、困り果てる姐様、爆笑するバンドメンバー。「あなた…(笑)」「…(もぐもぐ)」このナオキくんの表情最高でした…!
  • で、「あの、いしんの会のメンバーが食べてるやつ、551の豚まんみたいなやつ、あれ食べるとみんな大変なことになるらしいぜ!」とか云ってました。死ぬ。

・肉まんくわえたままベースを弾き出すナオキくん、もぐもぐしたままかっこいいベースライン。姐様「ばかやろー! ばかやろー!!」絶叫。カオスです。

  • とりあえず最後までノリノリして、キメてからナオキくんに「…バッカねぇ…(笑)」最高でした!!
  • 蓬莱の551豚まんというやつですね。そして日々ひっどいお題に苦しめられていたバンドメンバーからの逆襲ですね。
  • イツァークの紹介の時「蓬莱に夢中になってわすれてたわ!」って云ってた。それは仕方ない。
  • お客さんに向かって「やばくない!?!?(ビシィッ!)」をやって、固まるお客さん見て「…きょっとーん…(笑)」っていってたのが可愛かったです。
  • お色直し後、湿っぽくなっちゃうから座ってもらっても…て云われて座る客席を、「よくがんばりました」って優しく労って下さる姐様。惚れます。
  • Wickedヘド、優しさと包容力に満ち充ちていて…泣けて泣けて仕方なかったの…「裏切られた」って云ってる今でも、こんな優しく歌ってしまうほど、好きなんだなぁ…って。こんな歌も歌えてしまうんだね…。
  • 何か、自分自身が切ないのとか、苦しいのとか、そういう歌って未來さんけっこうあったと思うんだけど、こんなにも他者に対して愛と優しさに満ちあふれている歌ってなかった気がする。BBの「愛しているから」も良かったけど、あれは二人の歌だったし…こんなに一方的というか、一方通行でもかまわない、ただ注ぐだけの愛情、みたいなの…初めてじゃないかしら。
  • …そういう役を演じられるようになった、ってことですよね。若者が自分の苦悩を抱えてもがく役、ではなくて。与える側になったんだなぁ…。
  • Wickedでぶわわっと泣いてしまった流れで、もっかい触っていい?とか観ると、笑えないのですよ辛くて…。トミーを何とかなだめて話を聞いて、って云うの、悲しすぎる。
  • The Long Grift、「さいていの、」で嗚咽っぽく声が震えてひっくり返って、大嘘つき、が歌えなくなって、わたしが大変なことになった。
  • でもハモリはめちゃくちゃ綺麗、かっこいいの。
  • 知恵と知識、似てるようでだいぶ違う。この辺とか、あとアダムとイブとキリストとか、ちょっと流してしまってるから、ちゃんと考えてみたいんだけど…そんな時間もないままに次が来てしまう…。
  • ミスったわ~…とか、しくったわ~、とか云うのもオモシロっぽく云ってるけど苦しくて仕方ない。
  • Lamentも辛かった、けど美しかった…ロングトーンで吸気する時、シュガダディの勢いでマイク口に入りそうでどきどきする(笑)。
  • 人じゃなく見えるのが怖い、この辺。Corpse後半とか…人でさえない、人としてさえ保てないほど、いろんなものを「脱ぎ捨て」てしまってる。
  • …だからMidnightのヘドがあんなに、透明な純粋なる魂そのもの、みたいになるのか。生まれたてみたいだもの、あれ。
  • 蝋燭の明かりで歌うイツァークのランダムナンバーが、もう最後の方でマイク外しちゃって生声で絶叫してて…喉が千切れそうな叫びで…もうずっと涙出っぱなしです。
  • トミーのWicked、凄かった…テンションの上がり方がとんでもなかった。心配になるくらい。でもめちゃくちゃ良かった…鳥肌立った。どういうことなのかもうよくわからない。なんなの? もりやまみらいってなんなの?
  • 右目の瞼に青いラメの名残がのこってて、何だかファラオみたいで神秘的だった。雑な黒縁取りも可愛いよトミー。
  • 役として、演技をしていて、役の歌を歌っているのだけど、「芝居」じゃ説明のつかない本質っていうか、魂かなぁ…とにかく、心も想いも感情も、ひとの中身全部、がそのまま、いっさいの虚飾なしにまるごと歌声に乗っかっていて、それは紛れもなく森山未來自身のものでもあって、でも役として成立していて…わからない。ヘドとトミーが融合した泉って、つまりこういうことかな、と思ったり…。
  • もう、わけがわからない感じで、Midnight Radioをただ浴びるように、身を浸すように聞きました…。あ、冒頭のひどく、降る、雨、焼き尽くす、夢や歌、の辺りの歌い方がすごく…何というか、細い声で、…えっトミー!?!?ってすごく狼狽えた。うん、もうどっちでもいいんだけどね。ヘドの中にトミーもいるからね…。
  • 昨日のソワレが最高…と思ったんだけど、やっぱり今日も最高で…ほんと、天井知らずで恐ろしいです…毎回、毎日、すごいのをありがとうね…。
  • 階段をゆっくりと登っていく背中が、見えなくなるまで見送って、やっと呼吸が出来る感じ。でも置いていかれる感は全くないのがすごく、救われるラストです。
  • 終わってしばらく、身体が痺れたみたいになって動けないの、凄い感覚。でもめちゃくちゃ気持ちいい。手が震えて拍手の音があんまり出ないの。
  • カテコマイウェイ、また、ふとー、ふとー、たたーずみ、たたーずみ、とセルフエコー。うん、楽しかったんだね…(笑)。
  • 2階の座席までわしわし登っていました。スタッフさんがずっと心配そうに付いてたのも…そりゃそうですよね…お世話掛けます(笑)。
  • 通路を駆け抜けるまりこちゃんとハイタッチばっちり☆
  • 上下のスピーカー上によじ登る未來とまりこちゃん、一緒に飛び降りてたけどどっちも怖いよー! けがだけは気をつけて!!
  • ダブルアンコールは「本編には全く関係ありませんが」と前置いて、トミー・ノーシスでTear Me Down! きゃあああああ!! 正直期待してたけどやっぱり嬉しいいいい!!
  • またバンドさんに「散れ! 散れ!」って。そしてまた、マイクが高くて、自分で下げた(笑)。もうわかったね!
  • セイヤさんギターのトミーTear Meは、JUONくんギターよりロックンロールな感じがしました。JUONくんの方がデジロックな雰囲気したなー。どっちも好きです!
  • ヘドなのかトミーなのかみらいなのかわからない、今目の前にいる存在がただただ眩しくて、美しくて、嬉しくて、愛しくて、ありがとう。て思った。
  • やっぱり、フッフー!て一緒に飛び跳ねられるのは嬉しいなぁ! しかもトミーと出来るの!!
  • ひとりずつのソロで、それぞれのところに行ってはしゃぐ未來…さんだよなもう(笑)。セイヤさんのソロはセイヤ!セイヤ!って野太くかけ声したり。
  • キジマックスさんが下手の瓦礫の上でソロ弾くと、そのギターに顔寄せて舌を伸ばす…ああああああまたやってるうううう!!
  • マコティさんの時は隣から、鍵盤に手出して平手でたたいて音だしてた。タイセーさんの時は後ろでしばらくネイティブアメリカンみたいな踊りをしてたけど、そのうち背後にぴたっとくっついて凄い揺れてた。
  • ナオキくんのチョッパーベースに合わせて高速ステップで踊り狂ったり、SANTAさんのドラムでポール片手に踊り狂ったり…よくあれだけのステージ終わってからそんなに動けるな…。
  • まりこちゃん、冒頭のイツァークのセリフみたいに、「2011年3月11日、あの地震で…」から始めて、何か…たまらなくなって涙がだばーっと出た。たまらない。2012年9月17日、生きてる。
  • ヘドウィグ・アンド・アングリーインチはあんたらの中で生き続ける、あんたらがヘドウィグ・アンド・アングリーインチを殺さない限り!!ってまりこが云ったの。だから生き続けるの。
  • ミライモリヤマの声が聞きたい!って繰り返すまりこちゃんの後ろで、階段のてっぺんでひたすら、身体は横向き、顔は正面向いて、手をラジオ体操第一みたいに開いたりクロスさせたりを繰り返しながら、不思議な…ジャンプ? 跳ぶというよりは浮く、みたいな不思議な運動を繰り返す未來さん。顔は無表情というかなにもないというか。何だったのあれ。
  • そして「どうもありがとうございました、ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ、大阪千秋楽、言い残すことはなにもありません!」と…軽くヘドっぽい口調で云ってました。うん、出すべきモノは全部、出し切ったもんね!
  • そんなカオスから、ブレイク挟んでちゃんと曲に戻るのもすごいなぁと思ってしまった。
  • そういやカテコでまりこちゃんがお客さん2人くらい、ステージに上げちゃってましたね(笑)。ティアミーの時。未來さんは階段てっぺんにいたみたい。あーあ、って顔して笑ってた。
  • ティアミーのラスト、階段一番上からジャンプした未來さんが、受け身を取って転がって、背中が目の前に来た。
  • みんながタオル投げたりしてるのに続いて、拾い上げたガウンをなんとなく丸めて投げ…なーい(笑)ってやってた。可愛い。
  • で、そのガウンを着ようとしてるんだけど袖がひっくり返っちゃってて、左腕通らなくて結局羽織ってハケました。
  • お水含んでどばー、はセンターで。最前列のお客さんが咄嗟に手で受け止める(笑)。宗教画のよう、とか云われてて笑いました…確かに(笑)。

 大団円、みたいな大阪楽、めちゃくちゃ泣いたし感動、っていう言葉じゃちょっと表しきれないくらいの、振動を全身で、心臓で魂で受け止めたし、でもほんっとうに楽しくて仕方なかったです。ああもう、観れば観るだけどんどん、好きになっていくよ!! ヘドウィグもアングリーインチもトミーもイツァークも、ミライモリヤマも、大好きだよー!! 昨日は好きすぎて辛くなっちゃったけど、今日は全力の笑顔で大好きだ!!て云える感じ。本当に、大好きです。ありがとう!!