ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」@zepp名古屋(9/22夜)

 遅くなりましたが名古屋初日、終わりました! カテコで未來さんも云ってたけど、名古屋あんまり盛り上がらないお土地柄よね、とか小耳に挟むので、どんなもんかしら…とちょっと心配だったのですが、うん、無用だった! とても盛り上がったしすごくノリのいいお客さんだったしめちゃくちゃ楽しかったです! 明日以降も盛り上がりますように…って、大丈夫だよね☆
 初日、名古屋バージョンということでいろいろ変更があったのですが、ハプニングもありまして…ひやっとしたけど、でも何とか切り抜けたし、ぎりぎりセーフな感じだったし、その後の盛り上がりも凄かったので、総じて良い回でした。トミーのWicked~Midnight Radioなんて鳥肌ものの迫力でしたよ…聞き入ってしまった…。
 変更点とちょっといろいろあった辺りを中心に少しだけ置いておきます。

  • 会場、なんばに比べると一回り小さくて、ライブハウスとしてはちょうどいいサイズ感でした。最前列と舞台の間がけっこう開いてて、一瞬遠いなぁ…とも思ったけど、始まったら全然気にならなかった! ただ、お立ち台もちょっと離れてるので、おやつの時間が大変そうでした(笑)。
  • セットのてっぺんが、瓦礫っぽくギザギザと切り取られた感じになってた。なんばに比べて天井の高さも低くなったのかな、それに合わせて加工した感じに見えました。かっこよかった!
  • 自己紹介は久々にダメ出しあり。「ガッと行くのか行かないのか決めかねてる感じ。どっちかにして!」みたいなことを云われてたかな?
  • ぶすばっかり!のくだりで、「あれでしょ、どっかの戦国大名が美人みんな連れてっちゃって、残ったのがぶすばっかっていう、その子孫なんでしょ!」的なことを。失礼な!(笑)。お客さん笑ってくれてほんと良かった(笑)。
  • イツァークからの一言は、怖くない。
  • ご当地いじりがまるっと変わってて、しかも盛りだくさんすぎて、全部覚えてられない(笑)。とりあえず覚えてるのを。
  • どこか近くにラブホテル街がある、歴史的なふーぞく街がある、あと名古屋弁であちあちのことをちんちんって云うんでしょいやらしいー! 私の中にちんちんのちんちんが!!て云うんでしょ!! あとSKE48って四十八手のことでしょ、から、名古屋には特別な○○があるんでしょ、知ってる?とお客さんにマイクを向ける。正解するお客さん(笑)、それを階段使って自らやってみせて説明するヘド姐様。
  • 何か…アクロバティックなことはわかった。
  • 名古屋の人って毎晩こーやって…してんでしょ!? いっやらしいわよねええええ!!!とか。
  • 何かヒドいこと書いてる気がしますが聞いたものをそのまま打ってるだけなので。他意はありません!! はてなから追い出されたらどうしよう!!
  • 崩しからの舟、はなくなった。
  • 「名古屋お嬢っているじゃない、城じゃなくてね、すごい盛ってる子たちね、あれ何なのかしらねーって、わたしもだいぶ盛ってるけどね、でも、わたしの方がべっぴんでしょ! でらべっぴんでしょ!!」にお客さんが拍手喝采、ありがとー!とご満悦な姐様、というくだりもあった。
  • 色んなもの(…)をぶっかけられてどろどろのぐちゃぐちゃな自分を、あんかけスパゲッティにたとえる姐様。「なんかもういろんなものにまみれてどろっどろになってるあたしを、きょうはみなさんで食べて!!」って全開ポーズ。盛り上がる客席に「最初は熱いからふーふーして食べてね!」と云い、フーフー!!とはやし立てる客席(笑)。抜群のこんびねえしょんだった!
  • 右足ひざのタイツが穴あいて電線してた。
  • 壊れかけのアレは、歌い出すセイヤさんに「キラキラしてないから!! ちゅーとはんぱに入ってくるのヤメテ!!」ミラーボールにも「ちゅーとはんぱにキラキラさせないで!!」
  • セイヤルーサーのマイクスタンドを握りしめる手は、マイクスタンドをヘドの後頭部に置き換えればいいんですよね。
  • シュガーダディでネックレス装着時にイツァークがジョイント部分を見つけられず装着が間に合わなくて、踊り出す直前にイツァークからヘドが手で受け取って、そのまま階段の下の方にぽいっとしてた。ので今日のシュガダディはネックレスなしでした。
  • めっちゃイケメン顔でセイヤダーリンの股間をまさぐるヘド姐様。
  • おやつは上手お立ち台から、通路際最前列の人にかな? お立ち台から最前列までもちょっと距離あって、最初ためらってたけど、姐さんが「舐めに来なさいよ」って云って近くに来させて舐めさせた。
  • シュガーダディのラスト、マイク口から外す時に舐める(笑)のはいつもやってるけど、今日はべろり、じゃなくてちろっと舌先覗かせる感じで、うひいいいとなりました(笑)。ごめん。
  • セイヤさんの物まねは誰だかわかんなかったけど「ねぇスーさん、いやおかーさん」って云ってたので釣りバカ日誌西田敏行さんかなーと。似てなかったけどー!
  • まりこおかんも吹き出してた。
  • Wigは下手通路に降りてきて、通路沿いのお客さんふたりくらいにマイクを向けて歌わせる。ひとりめの女性はかなりばっちりで誉められてて、二人目の男性も一生懸命歌ってくれて、姐様も「心意気は買うわ!」と讃えてました。
  • ウィッグコートにサングラスが引っかかっててずっとぷらぷらしてた。そういやいつの間にかサングラスかけてなかったなぁ。イツァークが掛けさせたのは位置が良くなかったらしく、いったん外して手に持って、あとで自分でかけてたけど。
  • クジャクの頭にウィッグコートの毛がひっかかって自力で外してた。
  • メンバー紹介は、「シンプルにいきます。…時は戦国!」ええええ!!
  • 「…もうだいたい予想ついてると思うけど(笑)。戦に出る前に心を鎮めておかないといけないけど、戦場に女の人連れていけないし、男でいいやって、そういうの処理する人いるでしょ。…おだのぶながになって○○してください!」えええええ!!!
  • セッション始めるけどなかなか話は展開しないし、ヘド姐さんはずっとのぶなが役?やってて途中で「あたし誰役やってんのかしら(笑)」って自分で云っちゃうし、そうとうスリリングな方の回でした(笑)。
  • セイヤさんの時に「セイヤッ! セイヤッ!」ってかけ声掛けるのはいつもだけど、今日は続けて「ケツ出セイヤッ! とりあえずケツ出セイヤッ!」って云っててこの人どうしたの…とちょっと不安になりました…。
  • その後はえdrftgyふじこlp・セイヤッ! きじゅhygtfrでwっセイヤッ!ってなんだかわからないセイヤッ!になっていた。でもそんなんでもかっこよかった。
  • メンバー紹介イツァークの時、めっちゃ盛り上がっちゃって、姐様が「拍手やめて!」って云ってもぜんぜん止まらなくて、姐さん「もう止まるまでこのまま待ってるから」ってお水飲んでた(笑)。で、てきとうに盛り上がらせといて「このイツァークはね、」ってしゃべり出したらぴたっと止まって、「あら止まったわ」って。
  • 「…ていうか…暑い」「こういう時はちんちんって云わないのよね(笑)」まだ引っ張るか(笑)。
  • お色直し後、座ってもいいのよ、って云った姐様に客席から「やった!」の声が(笑)。それを聞いたヘド姐、「やった?! やったって云った!? なにそれ! そういうのは心の中で云ってよ! たわけ!」「よくがんばりましたー立っててくださってどーもありがとーございました!!!」ってしばらくぷんすかしてて可愛かったです。
  • しんみりした話スタート、そしてハプニング勃発。
  • えーと、トミーとの出会いの語りで、「私が作った曲を初めて彼が歌ったとき、ワンインチしかないわたしの小さな小さな略~」のくだりをまるっと飛ばした…。彼の額からあふれた音楽は、やがて大きな大きな泉になった…もなかった…。
  • で、映像がまだトミーと金髪ヘドが一緒に歌ってる時に、セリフはもう、冷酷な核融合~のくだりになって、セリフが「トミーが私の前に回り込んでこう云ったの…」って振り向いたときに、映像はまだ核融合エフェクトで、でそれを短く切ってトミーの映像に切り替えたせいなのかどうなのか、トミーが1インチに触るくだりが初回のんっ?! んっ?!で途切れて暗転した。その時点で「待って、トミー!!」ってやって繋いだ。
  • 何とかぎりぎりセーフな感じでした…もしかして変更なの?とも思わなくもなかったけど、でもあそこ抜けると、トミーがヘドを拒絶した理由が、ワンインチだけになってしまうもんね。ワンインチを、壁の中の人だから、って誤解して拒絶する、っていうのがポイントだからな。やっぱりハプニングだと思います。明らかに途切れたし間あったし…。
  • でもよく切り抜けたなぁ。初見ならまず気づかないです。次のトミーの飛び込んでおいでライブ映像は出たので良かった! どきどきしたわー!
  • Rhe Long Grift、ヘドが初めて、さいていのおおうそつき、わたしをだまして、まではっきり歌ったのを聞いた。そんなメロディでそんなふうに乗せてたんだー…。
  • 続きを歌い出すイツァークが、めっちゃヘドを伺って、伺いながら歌い出したのもびっくりした。前からバンドさんは、歌えなくなるヘドを振り返ってたけど、動揺したみたいに歌い出すイツァークは初めてです。
  • ほんとに動揺したのか、お芝居なのかはちょっとわからなかったけど、イツァークのみんな、もっていかれちゃった、のリズムが1拍ずれておっと!ってなって、セイヤさんのどういうつもり、の途中も1拍ずれて、ヘドがハモリ入れなかったのはハプニングです。SANTAさんがうまく調整して合わせてた!
  • イツァークのキスがすっごい優しくて、ぼくらのからだが人工で作り替えられていても、のくだりもすごく優しく云ってて、しかもヘドを突き飛ばさずに立ち去って、すごく…キた。泣ける。
  • Corpseで服を脱ぎ捨て始めるのがずいぶんゆっくりで、ちょっとドキドキした…。でもぶっ壊れ具合はものすごく良かったというか、痛かった。
  • イツァークが蝋燭を灯すのも風にあおられて何度か失敗してて、やっとついた蝋燭の光を大事そうに手で覆って、きみのなかのもり、ねえひみつをおしえてあげる、の語りかけもすっごく優しくて、ワムホール、ラムダ、デルタ、の叫びは本当に泣いてるんじゃないかと思うくらいの声で…今日のイツァークはいろいろツボでした…。
  • ハプニングもいろいろあったけど、でもテンション落ちずにすごく熱くて良かったです。トミーのWicked~ミッドナイトは珠玉でした…ハイロングトーンが途中でかすれて、いったん切ったけど、でも凄く良い入り込み具合で涙でた…。
  • 上げろ手を、でほとんどスタンディングになったかな? 壁越えは舞台センターから直接、いったん前の通路に飛び降りて、それから椅子を渡っていきました。帰りは階段飛び越えていった。
  • マイウェイラストで下手スピーカーに登ったまりこちゃんと目を合わせた階段てっぺんの未來さんが、歯むき出しにして一瞬笑って、締めの音にあわせて一緒にジャンプして、かっこいいけど、どっちもちょっとこわかった(笑)。未來さん受け身とって転がってたけど2回転くらいしてたし、その辺いろいろ散らばってるし…まりこちゃんも気をつけて!
  • でもマイウェイの時、ヘドが残したいろんなものたち、脱ぎ捨てた衣装のかけらとか、倒れたマイクスタンドとか、そういうの全部が残ってる舞台上で、「ふと佇みわたしは振り返る、遠く旅して歩いた若い日を」なんて歌われるから、もうこの舞台上そのものがヘドの旅路だよね!とすごく思いました。格闘の記録みたいなものだものね舞台上。
  • アンコール2回目、未來さんからのご挨拶。「わたしはミュージシャンではありませんが、音楽業界には名古屋飛ばしという業界用語がありまして、名古屋ってなーんかノリ悪いしお客さんもあんま入らへんし名古屋とばす?みたいなことがあるようですが、…何ですか今日のお客さんは! こんなに盛り上がって! 本当にありがとうございます!!」何か嬉しいなぁ!
  • 「まだ明日2公演ありますので、時間とお金に余裕ある方はぜひいらして下さい。ありがとうございました!」で手繋ぎ万歳お辞儀でおしまいでした。お水はふつうに飲んで、霧吹きもだばぁーもなし。最後に深々とお辞儀して、上げたお顔が良い表情してました。そういうお顔が観られるのが一番の願いなのです。
  • それにしてもトミーの未來さんが、目元にヘドの青みが残る縁取りメイクで、黒いスカート状のあの衣装で、どうにもエジプトの少年王めいて見えて美しいのです。