ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」9回目(9/5夜)

 さすがにマチネは欠席(?)して、ソワレスタンディング参戦してきました! マチネはマチネでまた…いろいろオモシロかったようで(笑)。たかくらけんさんとか、やめて下さいよね、もう(笑)。
 じかんとのたたかいに勝利して馳せ参じたソワレでしたが、これがね。凄かったのね。スタンディングで勝手に盛り上がってた所為かな、とも思ったんですが、指定席の方からも「今日何か凄かったね!」という感想が耳に入ったので、やっぱり凄かったのか…と。そんな凄かった回に、ナイスポジションで参加できて、まりこちゃんと恋人繋ぎもして、何かいろいろ浴びて(笑)、脳震盪起こすくらいに暴れて、もう全部出し切って、みんな持って行かれちゃって、わたしただの絞りカスってわけ、なのです。幸せな方のカスね(笑)。
 正直、あまり記憶がないというか、全部持って行かれたので真っ白に近いのですが、少しでも覚えてるものを残しておこうかと…何だろう夢だったのかなきっと夢だったんだな。

  • 登場はベロ出しからの歯ガチガチ。
  • Tear Me Downでマントがばさぁっとなった。ウィッグコートも大概重そうだけど、あのマントもなかなかの重量感ですよね。
  • マント脱ぐ時の仕草もセクシーです。ポールダンス的なのもたまらんのです。
  • あ、タイツ新調されていましたね! 多分火曜日からだと思う、火曜日は指定だったのでちょっとよく見えなかったけど、左膝の穴っぷりが小さくなってた気がしたので。今回見たら、ラメがちょっと少なめな網じゃないタイツでした。左膝にかさぶた?っぽいのあったけどいつのかしら。
  • 自己紹介は1回ダメ出しして、バンドに向かって「いい? キュピーン☆よ? キュピーン☆ね!」と指導するヘド姐さん。ナオキくんの微妙な顔がたまららんかった(笑)。
  • イツァークの今日の一言は「まぁチコの実がこんなにたくさん! ありがとー大事に食べるからね」
  • 1日に何人のひとが円山町で…の質問に、ついに初の正解者が! 一瞬固まってこめかみぴくぴくっとするヘド姐さま(笑)。そりゃそろそろ正解だって出るさ!
  • 一瞬の間の後に「…ついに出たわね、正解…」正解者が出た時の切り返しはシミュレーションしてなかったのか。
  • 下手のスタンディングめがけて「すごくない!?」ビシィ!を決め、「ね〜、『すご〜い☆』ね〜」とお客さんの反応の真似するヘド姐。
  • 「今日はみんなで○○して!!」で一旦盛り上がるんだけど一向にやめず、長いよ(笑)、って客がクスクスするまで続ける。そのひんやりした空気が欲しいのね姐様…(笑)。起き上がって「…ヨかったわよ」
  • 船!!後のドヤ顔も麗しかったです。
  • 壊れかけのレディオがキラキラにかぶるところは「キラキラしないから〜!」なにもきかせてはくれない♪の後も「続き歌ってみなさいよ!」って執拗にJUONくんを攻める姐様(笑)。お客さんが盛り上がっちゃうと「フーー!じゃないから! そんなトクナガ重要じゃないからいいのよ! マコティもどって!!」
  • あ、ニュアンス程度の精度ですよ。いつもだけどいつも以上に。だってみんな持ってかれちゃったんだもん*1
  • パパとの会話の時に小さく相槌打つヘドが可愛い。「それはねぇ」「うん」「ロックっていうんだよ」
  • The Origin of Love。「ふたり元に戻る為に抱き合う」のところでマイクスタンドに滑らす指がセクシーで綺麗なんだ。
  • orgのお顔をじったりと堪能する。
  • いろんなお顔もじったりと堪能する。
  • Sugar Daddyの最初の方で下手側で悩殺ポーズ決めながら歌う「Sugar Daddy もっと甘いヤツを頂戴」のdadのところも好きー。
  • 何だろう日本語にない発音してるのが好きなんだろうか。聞き慣れないからかしら。えいごのうた歌われたらしんじゃうんじゃないか。
  • 「あ、召されるぅ〜」「あ、おごそかに!」何でいちいちあ、が付くんだ(笑)。
  • 蹴られるか踏まれるかしたかったなぁ…。
  • Sugar Daddyラストの決めポーズ(?)から、口からマイク引き出す時に、舌先がちろりと覗いて、わたしがてんにめされた。
  • ルーサー牧師の「ダメだ」が普通で、いや普通なら普通でいいと思うんですが、何故か一瞬間があるヘド姐さん。いじらないんだけど。
  • アングリーインチに入るところでスカートとネックレス外すんだけど、ネックレスが後ろ髪に引っ掛かっちゃって取れなくなった。髪から長くアポロチョコとかキャラメルとか可愛いものぶら下げたままアングリーインチだった。
  • しかし盛り上がったよ! うをおおお!!ってなってたよ!! そんでこぶしがんがん振り上げてたら、乗り出して煽ってきた姐様の手とかマイクとかに触ってしまったよごめんなさいいい。
  • 下手の瓦礫に腰掛けて煙草に火をつける姐様。相当息上がってるように見えた。まだ髪にネックレス絡んだまま。壁崩壊中に、思いっきり引っ張ってぶちぶちぶちっ!て感じにむしり取っていらっしゃった。
  • Wig in a Box。世界中に、のカイとか、ね。
  • 「死に際のあのドラァグクイーン」が飛んだ、珍しく。
  • みんなで歌ってみましょう。スタンディング上手にいた男性に、「眼鏡のあなた! 歌って!」とマイクを向ける。
  • 歌わせて、ノリノリのご機嫌で、ハーアハハハン♪って合いの手歌うところとか、大好きです。オブリガート的な。
  • 曲調が激しくなるところのラストで、「みんな、あなたのためなのよ」みたいなことを云ってるのが聞こえるんだけどいまいち聞きとれなくて歯がゆい。
  • バンドメンバー紹介プレイ。「今日はね、シンプルにいきましょ。昼間ちょっとやっちゃったからね」事情知る客が吹く。高倉禁!!
  • 「シンプルに。おだぶどーと○○○する気持ち!!!」シンプルならいいってもんじゃないだろー!!!(笑)
  • 無茶振りしといて結局かぶるは全部自分だから別にいいんですけどね…楽しそうだしね…。
  • ナオキさんがゴリゴリな感じのベースからスタートするけど、わりと収拾付かない感じで、これどうなるんだろうとどきどきした(笑)。ヘド姐はたんのしそーうに前歯きらきらさせながら笑ってノリノリしてた。
  • JUONくんがギターでぐいぐいぎゅんぎゅん攻めててそれに対応するヘド姐さんも面白かった。たのしそうでした。
  • 色々云ってたよ、「おだぶどーの頭が!!」とか。「あたしの中でおだぶどーが!!」とか。「ちょ、おだぶどー、すごいのはわかったから、もうちょっとやさしく! いたい! 何か塗って!!」大変なことになっているようです。
  • シモネタ過ぎて書けない…そう思っていた頃が、わたしにもありました…*2
  • 何かセッションも大変なことになって来まして、最後に「on keybord、タイセーイワサキ!! バンマス何とかして〜!!」わぁ丸投げた!!(笑)
  • そしたら太整さん、マシンボイスみたいに変えた声で「なーむーあーみーだーぶーつー」って(笑)。
  • どう考えても、おだぶどーとか云い出した人が一番悪いですよね。
  • でもそこからちゃんとかっこよく持って行くのがさすがだなぁ。ヘドもノリノリかっこよくハチャメチャに踊るし!
  • 「…あつい」「あついし、重い」デスヨネー!
  • 重いのよコレ!って云いながら袖を広げてぶんぶん振る。ずっしりしてそう…。
  • 「もう汗でぐっちゃぐちゃだし溶けちゃってるしウィッグぐらぐらだし、ちょっと着替えてくるから!」とお色直しへ。去り際何だっけ、しばし!とか後ほど!とか何か面白い云いまわしの一言を置いて行ったんだけど…なんだっけ…。思い出したら追記します。
  • イツァークがマイクスタンド交換したのはこの辺だっけ? マイク取り付ける部分がなくなってたような。壊したか?
  • Random Number Generation。映画版のサントラに入ってなくてわからなかったイツァークのソロ曲、探して聞いてみたんだけど、個人的に今回のアレンジの方が好みなのでした。まりこちゃんの歌声にもすごく似合ってるアレンジだよねーかっこいい。
  • まりこちゃん喉の調子がちょっと万全じゃなさそうで心配…休演日はさんで持ち直したと思ったんだけど。がんばって! でもやぶれかぶれなのも嫌いじゃないんだ…!
  • しかし歌詞はさっぱり聞きとれぬ。数学っぽいことを云っているところがあるのは何となく。まぁ乱数だしな。
  • ヘドのWicked Little Town、優しくて悲しくて美しくてね…それがどうしてああなる…。
  • でもトミー可愛くてどうしてもにくめない(笑)。隣で友人がぷるぷるこぶし震わせてたけどね…(笑)。
  • 「さぁみんな、僕の音楽の泉に飛び込んでおいで!」にグーパンで飛び込むらしいです。
  • 歌声とか佇まいとか違い過ぎて、どっちも同じ人っていうのがなかなか、理解はできても納得できない。
  • トミーバージョンのTearとかも欲しいです。CD。
  • トミーと相対している時のヘドの後ろ姿がすごく好き。綺麗。お尻とか。
  • 泉で溶けあうところのヘド姐様がめっちゃセクシーで…申し訳ない気持ちになりながらガン見。
  • だってあと悲しいアレなんだものせめてこの辺までは楽しませて下さい…。
  • The Long Griftでハモリ復活してて嬉しかった…! 悲しいんだけど! だいすき!!
  • まりこちゃんの「ぜんぶ、芝居だ」くらいで紫のリボンを引きぬく。JUONくんソロの間につけま外す。
  • メモ。最低のうそつき、だっけ?
  • 最近、リボンほどいても頭のお花があんまり崩れなくって、Lamentの前に引っ張って取る感じ。今日は取りきれなかった感じ。
  • 崩れた髪からはらはらと、羽根やお花や儚い綺麗なモノがこぼれおちていくのが、悲しくて可哀想で、でも綺麗で。
  • 「壁の中の生き残りカップル…」後にイツァークに突き飛ばされて、完全に髪が崩れる。転がる姿も美しかった…。
  • Lamentがまた…美しかった…。あと、フードかぶってしゃがんでスタンバイするナオキさんとJUONくんが職人さんみたいでかっこいいです。って前にも云った気がする。
  • LamentからExquisite Corpseに入るロングトーンと負のテンション爆アゲっぷりもたまらない。
  • 転がりながら服を脱ぎ捨てるところで、顔のすぐ横に倒れたマイクスタンドの脚が突き出てて、ちょっと怖かったです…。
  • この辺はもう、息をのんで見守るしかできないっていうか、いやどこも観てるだけなんですが、特に…何かを感じたり思ったり、もできない感じ。身も心も固まってる感じ。
  • 光る2色のアレ*3を塗りたくり、暗闇でのたうち咆哮を上げる身体。
  • イツァークが灯す蝋燭は、「こころのなかのやみ」を照らす光だよね。イツァークは水先案内人。「ぼくがあんないしてあげる、きみのなかのもり」じゃあ、ひみつって何だろう。
  • ああ…ヘドとトミーの境界線を越えさせる(トミーを階段から降ろす)のがイツァークなら、それが「ひみつ」なのか…な…?
  • 蝋燭はイツァークが灯すけど、でも「光」はヘドが、ばらばらに切り裂かれた心の欠片を拾い上げて灯した光、じゃないかな、とか。
  • 解釈はあの、「この」ヘドウィグの解釈なので、オリジナルとか映画のことは全く考えずに垂れ流してるので、その辺はご理解下さい。
  • つまりイツァークはきっかけで、案内をしてくれるだけで、全てはもともとヘドウィグの中にあったもの。とか。わからなくなってますよ…!!
  • トミーのWicked。ここはすごく、「トミーを観ている」って気分で観られるので、あんまり辛くはないんだ。
  • 個人的に、「ありがとう、ヘドウィグ…」はヘドに届いてると思います。きっと。壊れかけのラジオから聞こえたりしてるはず。
  • この曲を介して、ふたりの思いが重なってるんだなぁと思うと、いろいろ…いろいろ。胸に迫る。
  • その分、もっとトミーとヘドウィグの関係性を深く観せてほしかった、とも思う。笑いがまぶされるとどうしても、印象がライトになってしまって。「何それ何ついてんのもっかいさわるよ!?」からThe Long Griftまでヘドが堕ちる、のがちょっとね、あんまりじゃないかと思ってしまうのよ。
  • もっかいさわるよ!?のところは好きなんですけどね。
  • イツァークに引き下ろされるトミー。階段の一番下で、周囲を見渡すところまではトミーだと思う、ていうのは前にも書いたけど、開演前に友人が、階段を下りてくるトミーが、階段を降り切ったところで転ぶのは、オープニングのヘドが階段下で転ぶのと繋がってるんじゃないかと、だからあそこからヘドなんじゃないかと云っていて、階段で転ぶ=ヘド、という図式が見えたのに目から鱗でした。わー! ほんとだー! だーよねーー!!
  • あと今日気付いたのは、照明の当たり方で、全体にブラックライト当たっててオレンジ緑がぼんやり光っているんだけど、ピンスポ当たってる明るい部分は肌の色で、つまり光を浴びてる部分はトミー、影になってる部分はヘド、みたいな…ひとりの身体でふたりが共存している様が視覚的に見えた、気がした。明るい華やかな場所で光を浴びるトミーと、彼の影のようにその光を追うヘドウィグ…トミーのツアーおっかけてちっちゃなライブハウスでパフォーマンス続けるヘドと重なってしまって…。
  • そんなヘドウィグのMidnight Radio、全身にしみ渡らせるように聞きました。本当に、綺麗な生き物を見ている気分になる。全身から白い炎噴き出してるみたい。
  • …何か、突然、Midnightのラストで、すごく、悔しくなった。何が起きても、この世界で生きていくしかないんだなって思ったら、無性に悔しくてな…まぁその何だ、例のアレ的なことです。ヘド見て悔し泣きって初めてだわ(笑)。
  • その思いと、高く掲げた手に、いくら手を伸ばしても、届くことはないんだなぁとか、そういうのも混ざって、何かもうぐちゃぐちゃになってたら、目の前にふわりと白いまりこちゃんが降り立って、伸ばした手をぎゅう、っと握りしめてくれて…たぶんちょっとね、いろんな物質とか出ちゃって、ふつうの状態じゃなかったと思うんだけど、ほんと天使みたいだったんだよ…今ちょっと思い返すと、宗教じみててコワいんですが、でもあの瞬間、あの細くて傷だらけの白い手は確かに、救いの手だったんだよ…。
  • ヘドは上手でダイブしてたと思います。見えなかった。復帰して舞台に駆け上がる時にちょっと手を掠めた。
  • そんな普通じゃない状態になっていたので、ちょっとあやふやなんですが、ふと気付くとイツァークの姿が消えていて。ヘドがひとりで、階段をゆっくり上り、光差す向こう側へ歩いて消えていったのです…ちょっと、演出変更なのかハプニング的な偶発的なものなのか、わからないのですが。白いイツァークに導かれて、暗い森を抜けていくイメージで観ていたので、あ、あれ?!ってなった。けど真相はわからないので、次回どうなってるかによるので、保留。ちなみに昼はいつも通りだったそうです。
  • ぶっとばしてマイウェイ。何かもうテンションMAXでわけわかんなかったわたしも!! ダイブしてきた未來さんを受け止め損ねて後ろに倒れてるひとがいたり! 怪我なさそうで良かった!! とりあえず未來さんを舞台へ押し戻してから倒れた方を引き上げたりしました…いや楽しいったら。怪我なく楽しがれて何よりだわ!!
  • 階段駆け上がる未來さんがまた掠めて行ったり。
  • マイウェイ後、完全燃焼!!って感じで、ふらふらしながらハケていかれたので、ダブルアンコールないんじゃないかと、むしろもういいよ大変だよ出てこなくてもいいよ、って思ってたんですが、照明明るくなって、また出てきてくれました…無理しないでイイよぅでも嬉しいよぅ!!
  • 全員出てきたら、みんな物販のタオルを首からかけていました(笑)。みんな買ってね!!(笑)
  • 未來さん、例のガウンの首にタオルかけて、両端をガウンの中に入れてて、猪木みたいでしたよ。
  • 一列に並んだところで、だだっと下手のステージ際まで走って、飛び込…まなーい(笑)、みたいな振りをして笑ったり。可愛い!!!
  • まりこちゃんの真似?なのかな?? 低い姿勢で人差し指を、ぐいーんと客席に向けて差して笑ったり。ふらふらだったけどめっちゃ楽しそうで、見てるだけで幸せでした…。こっちも大概ふらっふらだったけどね…。
  • で、楽しんで頂けたら是幸い、とか、10日までやってますんでよろしかったらまたお会いしましょうみたいなご挨拶を、ごにごにと云って笑って、手つなぎ万歳して、ハケつつキジマックスさんのお尻をもにっとつかむ(笑)。プリッケツなんですよね知ってます!

 そんな、完全燃焼の一夜でございました…凄かった…そして気付いたら軽く脳震盪起こしたか掴まってないと立ってられない感じだった(笑)。

*1:気にいった

*2:とおい目

*3:何ていうのかわからない