ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「タンゴ」@WOWOW

 ひっさびさのアルトゥルさん! 夕方からの放送だったので急いで帰ってきてテレビを点けたら、ちょうど後半が始まったところだったのでそのまま、机上で輝くアルトゥルさんとその転落まで、を堪能致しました。ああーやっぱり机上のアルトゥルさんはぶっちぎってて美しいー。透明な椅子やテーブルやグラスに照明が降り注いでキラキラしてるのだけど、それらの中でダークカラーのフォーマル姿が際立つというか、白皙が輝くというか…本当に美しい。また、すぐに壊れることが予想に容易い危うさも、美しさを引き立てるエッセンスになっていて、刹那の美を体現していらっしゃる。ガンガンアゲてくテンションも狂気走ってギラつく目もたまらんのです…もちろん、急転直下の転落ぶりも含めて! あそこまでを含んでこそのアルトゥルの美ですから! 大好きだ!!
 冒頭に「不適切な表現あるけどそのままやるからヨロシク」な注意書が入ってびっくりしたり*1、開始直前の音楽がちゃんと収録されていて嬉しかったり…あのオープニングの音楽がまたアガるのですよ! 権利関係で入らないんじゃないかと勝手に諦めていたのでこれは嬉しいです…客入れの時に流れていた不思議な、不安定な女性ボーカルの楽曲とかも良かったなぁあれ誰なのかなぁ。あとはざっくり見たところですが、あの、ノイバウテンで転換するところから「二幕」になるのは…そうだったのか知らなかったぞ…(笑)。ただの暗転としかカウントしていなかった…。
 本編の前後に、長塚圭史さんのインタビューが入りまして、特に本編後のインタビューが良かったです、というかニヤニヤしました(笑)。お稽古中の写真もいくつか出たし、アルトゥルという役を、未來の肉体を通すことによって、繊細さや弱さが出てきた、なんて評して下さったり…そうなんですよただの理論的乱暴者じゃなく、儚さとか繊細さとか未來さん由来のそういう部分がね、アルトゥルを輝かせる大事なエッセンスになっているんですよね。品の良さとかね!
 この為に、片面二層式のBD-Rを買ってきたので、最高画質のキラキラアルトゥルを永久保存ですうふふ。

*1:前衛芸術かはたまた放送禁止用語系か