ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「RENT」@シアタークリエ(夜)

【ロジャー:Ryohei/ミミ:Jennifer Perri/エンジェル:田中ロウマ/モーリーン:Miz
 観て来ました! やっと!! 狙い澄ました2008キャスト勢ぞろいのこの回を!!
 正直なところ、ちゃんと楽しめるかなぁとか、モヤモヤしちゃうかなぁとか、いない人のことを思って寂しくなっちゃうかなぁとか、色々不安だったのですが、でも、始まったら全部吹っ飛んだ! 冒頭の、バンドさんがスタンバイして、なんとなーくみんなが舞台上に集まって、そしてマークがカメラ片手に出てきて…何か、この構図を見てるだけで涙溢れちゃって…阿呆のように目から水を出した…そりゃ喉も渇くし顔はカピカピだよな! ニューヨーカーだから仕方ない!!
 セットも、演出も、動きも、歌詞も、ちょっとずつ違っていました。違っていたけど、違ってることも含めて、ちゃんと楽しめた、すっごく良かった。というか、一番の不安材料だったマークが、予想に反してとっても良かったんです。福士マークすごく良かった! 多分、RENTのマークとしては、福士くんの方が正しいマークだと思う。久しぶりに観て、あっそうだマークってこういう子だった!と改めて思いました…未來マークはね、チャーム振り撒き過ぎっていうかね…求心力とかカリスマ性とか纏っちゃってるマークだったからね…マークが一番舞台を引っ張ってたからね…。La Vie Boheme冒頭で、ビールケースの上に立つ福士マークの、「普段おとなしい子がうっかり立ち上がっちゃった」感を見て、これだよこれがマークだよ!と、とても思ったのでした。未来マークがあそこに立つと、もう君臨!ていうか、降臨!!ていうか、何かそういう全てを統べちゃってる感じがしてたもの(笑)。もちろん、わたしは未來マークをこよなく愛しているし、あんな縦横無尽でキュートで目の離せないマーク愛さずにはいられないし、思い出してもぶるぶるするくらい大好きです。わたしのマークは未來マークです。でも、RENT的には福士マークは本来のキャラクターに近いんだろうなぁと思いました。未來マークがイレギュラーだったことが逆によくわかった(笑)。そうだよねぇめっちゃ動ける・動くマークだったもんねぇ!
 しかも可愛かったよ福士マーク! 気立ての良さとか優しい雰囲気が滲み出てて…愛しいマークでした。応援したくなるマークだった! 未來マークはついて行きたいマークね(笑)。もしくは触ると怪我するマーク(笑)。福士マークの穏やかさ、優しくてちょっと情けない感じが、グッバイ・ラヴ以降の激昂をより引き立てるというか、あの穏やかなマークをここまで激昂させるって…という悲壮感というか、ギャップが余計胸に痛かった。未來マークで、そこのギャップ、普段穏やかな人が激昂しているドキッとする感じ、はあまり感じなかったので*1、このギャップは福士マークのすごく大きな特徴だなぁと。勝手に思いました。福士くんご本人のパーソナリティを全然知らないのでね…未來さんあんまり知らないで未來マーク見たら、もしかしたらほんわかな子に見えるのかもしれないけどね…。
 いろいろ書きたいことはありますがちょっと限界なので、明日以降にまた書くかも。あ、ベニーは相変わらず凸ってました…愛おしいわベニー…最新式のデジタルバーチャルインタラクティブスタジオ…。歌詞とかちょっと変わってたけど、歌詞も演出も台詞回しも含めて、2008版よりずいぶんとわかりやすくなっていた気がします。やたらいろんなシーンで、「おお!わかりやすい!」って思ったんだけど、もしかしたらそれはわたしが2008版頭ん中に入ってるから、なのかなー。それだけじゃないとは思うんだけどなー。

*1:だってずっとヒリヒリ気味なんだもの。それは未來さん本人のパーソナリティが大きく関わってる気はするけど