ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「怪談 牡丹燈籠」うっかり3回目(8/29夜)

 素敵で光栄でもったいないお誘いを頂いてしまい、びっくりしつつもウキウキと乗っからせて頂きまして、予定外の牡丹観劇が増えました。3回目…そんなに!?という感じですが、3回目にして初めて目にする効果の多いこと多いこと(笑)。初日に2列目、先週がコクーンシート*1、と近すぎるやら見づらいやらな感じだったので、初めてきちんと全体を、正しい形で、見ることができました…色々びっくりした…見えてなかったことにびっくりした…。映像効果がほっとんど見えてませんでしたよ私。月すら見てなかったよ(笑)。お米さんの手も初めて見た…何観てたんだろう前2回!
 先週、かなり辛そうだった伊藤さんの声が、だいぶ持ち直してきていて良かったです。まだやっぱり、ちょっと枯れ気味だったけど、22日よりは治ってる。もうちょっとなのでがんばって頂きたいです! 瑛太さんは相変わらず…すらりと美しい立ち姿で。声も良く通って、ひとの良い坊ちゃん青年がよく似合って。初日から安定してたけど、それでも見る度に、芝居に緩急が付いていくのがわかりました。秋山さん段田さんはさすがの揺るがなさだし、梅沢さんはもうキュートでオモシロくてしかも怖くて大好き*2 *3です。柴本さんも初々しくて可愛らしくて…でもちゃんと怖くて、そのギャップが素敵。
 何だか、観る度に受ける印象が違うというか、どこが一番ずしっと来るか、ポイントが変わるというか…不思議な舞台だなぁ。見終わった後の、廻る因果の輪の前に人間はどうすることも出来ない、いっそ清々しいほどの無常感は、変わらないんですけどね。新三郎が桃の節句の頃にお露に会いに行ってたら、どうなってたんでしょうね? ふたり重ねて斬られて死んだら、もしくは何とか一緒になれていたら…お国と源次郎の物語もまた、変わっていくだろうにな。
 客席で、生田斗真君と八嶋智人さんをお見かけしました。ヴォイスとWB! 休憩中も並んで座って、楽しそうにお喋りしてました。あと、わたしは気づきませんでしたが、木村カエラちゃんとりょうさんも来てらしたとか。豪華だなぁ! カエラちゃん、舞台観たりするんだ〜。

*1:サイドバルコニー3階

*2:「わたしは誰でしょう」でも「SISTERS」でもオモシロくて怖かった

*3:そんな梅沢さんが出るガジラって…! ちょうきたい!! 怖い方かなぁわくわく