ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「リミット-刑事の現場2-」第2話

 ハイビジョン視聴1回目、そして今2回目中。はぁ…ほんと何かお腹が痛くなるドラマだ…。あと、見たことない未來さんが1時間まるまる、しかも毎週、って…ほんとお腹が痛いですよ…しかもこんなんだし…! ギリギリするったら!
 1話ではほんわかパートだった茉莉亜とのおうちシーン、前髪下ろし啓吾シーン、が…まったくほんわかしないや…ますますギリギリするわ…前髪下ろしてまでやさぐれないで下さいこっちが辛いです…。というかむしろ前髪啓吾の方が追い詰められていく感じで! 怖いよ! 先が恐ろしいったらないよ! 前髪上げてると何だか逆に安心します、生身の剥き出しの加藤啓吾じゃない…ていうと変だけど、何だろう、一層クッションというか、「刑事・加藤啓吾」の鎧があるというか、だから。むしろ前髪下ろしてスーツじゃない啓吾の方が…痛々しくて怖いわ…剥き出し感が危ういわ…。
 筒井さんとのシーンが一番安らげます! 筒井さん素敵です! いちご牛乳飲ませてやってほしかった…間接キッス…(笑)。そして、これが「筒井、見ている」「筒井、じっと見ている」「筒井、心配そうに見ている」かぁ!という…なるほど、じっと見てたり心配そうに見てたりするわ…どうか今後も啓吾から目を離さず適度に抜いてやって下さいお願いします。何か頼れるのは筒井さんだけな気がするわ〜。
 あと伊坂くんが…保身に走りつつどうにもこう…割り切りきれない感じが。上の不興は買いたくない、でもスルーはできない、どっちつかずな感じが、人間味あって可愛いです。いいよきみは保身に走って守りに回りまくってくれよ。きみはエリート街道ひた走って出世するといいよ…だからたまにちらっと啓吾に便宜を図ってやって欲しいよ…(笑)。キニナルけど面倒くさいし上も怖いから手が出せないことを旨い具合に押しつけてる感じもしますが、何かカレはそれでいいような気がします。そのままで。あと細田くん背ぇ高いんですね! あんまり気にしてなかったけど並んでるの観てびっくりしたわ! 未來さん見下ろされてる! ニヤニヤ! ついでに二人して横顔が良いゝっぷりで*1、ほほーう…と鑑賞してしまいました。
 今回のはまた何というか…云っちゃいけないと思いながらも決して皆無とは云えないことを引きずり出して云われてしまった、という居心地の悪さが…見ていていたたまれない。やだなぁ。でも、「あんなやつ死んじゃえ」って思うのは人間だけ、だとも思うんだ…動物は「あんなヤツ死んじゃえばいい」なんて思わないもの…。
 「殺された人間は死なない、殺した人間のそばでずーっと生きてる」…うわぁ。啓吾が。啓吾が…壊れるよ…! 梅木さんが京極堂*2に見えてきた…けど啓吾の憑き物は落ちてないっていうかむしろ今憑かれた…! 過去も含めて全部茉莉亜を受け止める!って信じながら、云いながら、心の奥、芯はそれを裏切って…ああ、いよいよダークサイドが暗い口を開いて啓吾を待ちかまえているよ…。自分から地雷踏みに行くくらい追い詰められてるよ…。「俺は、茉莉亜がそばにいてくれるだけで幸せだから」ていう啓吾の言葉が、もう形骸化してしまっているのを、茉莉亜の表情が物語っていて…嘘ついてるのが伝わっちゃってるよぅ。心配だよこの人本当に…。
 そんでちゃっかり大物捕まえてる梅木さんがさすがです(笑)。オチか!と思ったよ。でもこっからがまだあったよ…。梅木さんの秘密が明かされた…そんでこの瞬間の「殺す!」の梅木さんの目が凄いの、光ってるの、爛々としているの。すごい。来週、ますます怖い方向に行きますよね、行きそうとかそんな生やさしい感じじゃなくて確実に行くんですよね…はぁ…怖い。
 さて今日は9:30〜なんですよね。それまで何か食べよう…つかれた…。あ、明日のマイケル特番は録画ですね!
 しょーもない今回のツボを。ストーリーやら何やらには全く関係なく置いておきます。

  • 1話回想シーン。すっかりストーリーやら何やらにぎゃー!となっていて抜けていましたが、そういや梅木さん「啓吾」呼びなんですね。…へーぇ(笑)。
  • 東野さんとのシーンは、感慨深いです…だって杉田先生…まさか刑事として再会するとは…。
  • しっかし啓吾は色が白いなぁ! 今の未來さんより白いよな! あとマーク直後で頬肉落ち気味なの、当時*3はちょっとなぁ…、と、せっかくのテレビなのになぁ、と思ってたんですが、仕上がり見たら精悍さ大幅増で良いですね! むしろ良いですね! 前作の啓吾のふわふわ加減との差別化も図れて素晴らしいです。
  • 相変わらず名古屋に住むとあんな刑事さんが聞き込みに来てくれるんですね。良いところだ愛知県…。
  • 現場写真を見つめながら口元に手を遣る啓吾さん。というか未來さんだこの手は(笑)。
  • ムービー録ってた奴らに「ハイちょと待った!」このリズム感がたまらない森山未來
  • 田宮追跡シーンでの階段飛び降りる高さというか段数が尋常じゃないと思います。どんだけ飛んでるの啓吾! 3段くらいしかまともに降りてないよ!
  • そして塀を乗り越える啓吾の、尋常じゃない身軽さ。ふわりと越えておられる…! アレから逃れられる人間はそうはいないと思います。
  • ああやっぱり「逃走中」出て欲しいなぁ(笑)。
  • バケツで水の啓吾さん。…梅木さんの暴走制止役で何かいいコンビとして機能しそう…なんて思ってしまったがそれじゃ啓吾の胃とか精神とかが保たないよな…。
  • 早口啓吾長セリフ、「犯人を捕まえる為には」のつかまえる、が「マ」にアクセント付いてて「エル」が下がってて、面白いなぁ。それって関西気味? なんですか? 名古屋はどうなんだろうか。
  • デスクでPCに向かうくたびれ啓吾が…何かたまらなかった…! くたびれてる…! まさかもりやまみらいがネクタイ姿でくたびれるのを目にする日が来るとは…! すいませんなんかやたら興奮しました(笑)。わーんくたびれワイシャツ! たまらない!! ちょ、やっぱ高村作品やりましょういつか! 関西弁OKだし色白いし清々しいし!*4
  • 何かこの、くしゃくしゃになった白ワイシャツとか、よれよれっちいネクタイとか…ああきっとシャツの襟も汚れてるんだろうなぁ的な感じが…ぞくぞくします(笑)。色っぽい! わたしへんたいっぽい!
  • 東野さんに楯突いてから、「失礼します」とデスクに戻ってくる啓吾から目をそらして、あわてて「しーらない」ってする伊坂くんが良い。細田くんはそういう小さい芝居が面白いです。
  • 筒井さんにべっちんべっちん引っぱたかれ、引っぱたかれる度にびくーっ!とする啓吾が…ああ可愛い。可愛いのにすぐ怖いお顔になってしまう。
  • …こんな風に同行を願われたり自首を促されたら、即落ちします私。と思った。すいません。
  • しゃがんで見上げる啓吾の斜め横顔が綺麗なんですよ…。眉間のしわが深まるけど綺麗なんですよ…。視線を下に向けるのも美しいんですよ…。
  • 冷蔵庫から取り出したペットボトルを落っことすの、わざとですかね。どっちでもいいんですが。
  • 東野さんに呼び出された廊下の啓吾が…COBS的なエグゼクティブな感じに見えて…ああ、大人になったなぁ…と感慨深くなりました。いいおとこになったなぁ。
  • 喉仏が雄弁。たまらん。
  • 梅木さんのロッカー覗く啓吾、すんごいハラハラした…後ろ後ろ!ってなるんだきっと!!って思いながら見てたので(笑)。よかったならなくて…。
  • ロッカー開ける前に唾を飲むのとか、何かもう…いちいち…たまらないな。もりやまみらい。
  • 壁に隠れて聞き耳立てる啓吾。の、いちいちぴくりと反応する小動物さが。あと斜め後ろからのショットで、耳とか顎のラインとか項とか生え際とかがすごく良くて…スカスカもみあげとかいろいろ云って申し訳なかった。反省している。

*1:細田くんと未來さんのゝはちょっと方向性が違うんだけど

*2:京極夏彦の小説に出てくる黒衣の憑き物落とし

*3:2月

*4:すいませんすいません