終わった…のかな…?てくらいの、現実感のなさというか…ずーっとパルコでやってそうな感じというか…。でも、それでもやっぱり最終回で。ふと、渋谷で観るのは見納めか…と思うと、うっすら感傷的にもなり、でも前半は正直、畳み掛けるようなオモシロ連発で、浸ってる暇もなく笑わせられていました(笑)。多少のハプニングもありましたが何とか切り抜け、後半はがつんがつんと涙腺をかっぽじられ…最後のロックスターの姿が眩しくてぼやけてしまう。素敵な東京楽でした。
もう大阪は、私にとっては感覚として追加公演というか、ロスタイムというか、ご褒美*1みたいなものなので…うん。今日で一区切り、しなくちゃなぁ。宿題残ってるしなぁ(笑)。
日替わりとハプニングとかを畳んでおきます。
★この先ネタバレあり★
皆川猿時出演歴
- わたしは初めて遭遇した「世にも奇妙な物語・知らなすぎた男」でした! ここにきて初出ですかもしかして(笑)。
- 最初っから軽く笑い気味のクアトロ様。
- 主演は佐藤浩一さんで、お父さんはその同僚役だったそうで。店長じゃないのね。
- 同い年の設定だけど、実際は浩一さんの方が10歳くらい年上だったそうです。「やりにくいでしょ?」と店長、笑うクアトロ様。
- 浩一さんはダメサラリーマンの設定で、同僚役の猿時さんは浩一さんの相談に乗るのですが、相談される度に毎回説教をするんですって。「やりにくいでしょ〜?」確かに…。
- お父さん考えて、セリフの句読点にいちいち「バカ」を付けてみたそうです(笑)。「ほんとにお前はダメな奴だなバカ!」「もっと自信を持てよバカ」「ポジティブシンキングだよバカ」…すごいな猿時さん(笑)。
- しかも3回のバカにはそれぞれ違う意味が込められていたそうで。最初のは怒りのバカ、次が優しさのバカ、最後が確認のバカ、だそうで。「かくにん?」と聞き返すクアトロ様。っつーかずっと笑ってた(笑)。
- しかしバカバカ連発していたら、だんだん浩一さんがムッとしてきちゃった(笑)。そりゃまぁ…ねぇ。
- そこでお父さん、こんなアドリブを挟みました。「まぁバカバカ云う方がバカなんだけどね」「ポジティブシンキングだよバカ!(親指立てながら)」これに依って、バカなのはお父さんの方になった、という。立てた親指の先は自分の方を差してるんですね(笑)。
- そしたら心なしか、浩一さんの機嫌が直ったみたいだったそうです。
- クアトロ様が一言「…なっがいなぁ〜!」爆笑。誰もがちょっぴりだけ思っていたことを!
- で、「どうです、このように危機管理能力に長けた皆川猿時、すごいでしょ?」「うーん……まぁ…すごい……よね?」すっげぇ不本意そうだクアトロ様!
ハプニング!
- 『アメージング・ドンキー』の後、クアトロ様のナレーションセリフで「アメージング・ドンキーは全米でダブルプラチナを獲得」、店長の「うそでしょ〜?」つっこみ、の後にクアトロ様が…静止した…!?
- えっどうしたの!? 何が起きてんの!? ショウライス国務長官的に死んじゃったの!?
- 少しの間の後、店長が「…どうしました?」って。で、「…そう、びっくりした!は2009年流行語大賞に輝き」と…すんごい早口で戻しました…。何だったんだ、何があったんだ…頭真っ白くなったのかなぁ…。
- 店長もそれこそびっくりした!だよな!
ミック真似
- 「軽い! お前のステップの方が軽い! 何か上品!」「舐めんじゃねーぞこの野郎!」お父さん大人げない。
- 鯉みたいに口パクパク、で「やめな! あーたしを釣るのはやめな!」の最後のナで手をアイーン的にするダディ。
- 全部真似するクアトロ様。
- の、アイーン的な手を「何だコレは!?」と怒るダディ、だってさっきやったじゃん的にダディを指差して不本意そうなクアトロ様(笑)。
フレディ真似
- ちゃんぴょ〜ん、と何故か自分の前髪? おでこ?を2回くらい弾くダディ(笑)。
- おでこを弾くのも真似するクアトロ様。
- 「何だコレは! 頭気にしなくていい!」と怒るダディにクアトロ様、「そうなんですか!?」(笑)忠実にやってるのにねぇ!
- ロッキューの最後にも頭を弾くダディ、何となく真似するクアトロ様。
BLTサンド
- はちみつとプーさんが挟まった。
- またキスの後にぶっ!と吹くジョーイに、「つばかけちゃダメだ〜(笑)」と抗議するミート。
- 日替わりじゃないけど、『シミ、たるみ』の「アイワナビー・サイボーグ♪」のところで、ジョンが踏んでるバスドラムが青く光るのかっこいい〜。
- あと研究所にダディ連れていくクアトロ様が、店長っぽく「いらっしゃいませ〜」って云ってた(笑)。
形態模写
- アナーキー! 中野しげる*2! アナーキー!と云われたR2C2、何となく…カメラを構える振りをする。
- パルコムさんそれを見て「アラーキーだそれ!!」ぶはははは! サイコーだぜR2C2!!
- まぁアナーキーなんか知らないよな…でもアラーキーも出ないよな…(笑)。
- じゃあマチャーキー!と振られ、これはパス。
赤トロ様
- 略しすぎ。
- スタートラインにすら立てまへ〜ん!が昨日からものすごいがに股…というか要するにおっぴろげてらっしゃるのですが(笑)。いいんですかあぁぁ!?*3
- 唐木田さんが来て裾を直し(編みタイツ×赤レース×黒ガーターベルト×白生腿、の絶景コンボ頂きました)、ぴょこんとソファに身を起こした瞬間、視界を何か白いものが横切った…と思ったら、床にタバコが落ちていました。…ブラの中から飛び出たんだろうか。
- 立ち上がるついでにさりげなく拾ってブラにしまいました(笑)。
店長いじめ
- 「てっちり食べたいな〜」「てっちり!? てっちりドンキーじゃないから! てっちりはとらふぐ亭*4に行けー!」
- あと、パルコムが「びっくりした!」て云った時の店長が、座席の背もたれにお腹から突っ込んで、シーソーみたいになってテーブルに顎ぶつけてました(笑)。大丈夫!?
- テーブル足乗せスカしは、走ってきて帰り道にクラウチングスタートのポーズをとり、「ベン! ジョン! ソーーン!」と走り去った。
- 2回目は「ディーフェンス! ディーフェンス!」と云いながらバスケ?のディフェンスをしていきました。
- あじやんとパルコムさんが、「忙しいねー」「ひとりでやってるんだもんね店」みたいなことを云いながら笑ってました(笑)。うん、大変そうだ。
ハンバーグ描き中
- パルコムがR2C2に、「怖がるな」とか云うので、これは…と思ったら案の定(笑)。「あじやんミミガー! 孫をあやしてやってくれ! 怖がってるから!」って(笑)。
- それ聞いたあじやんが「怖がってますか!?」と反論、「ひっじょーに怖がっている!」と云われて、あやすあじやんとミミちゃん。何か、あじやんが「ふうううう!」と高い奇声を発し、ミミちゃんは「おならプー」とか云ってました(笑)。
- 顔を背けるR2C2、覗き込みながら「…笑ってますよ?(笑)」とあじやん。
- でもR2C2、一度顔を伏せてから、ぱっと向き直ると真顔に戻ってた! すごーい!(笑)
- その辺でパルコムさんから「もう結構だ!」と終了宣言。
- ちょっと前後するけど、今回いきなり、「バンドって何か…いいな!」でどばあぁぁ!と泣けてきて、自分でびっくりしました。何でだ!?て思いながらだらだら泣いてたよ(笑)。
- 何かもうR2C2が可愛くて愛しくてさ…お願いだからこの子にバンドやらせてあげてよ…て思った。こんなに喜んでるんだからさ…!
音痴確認
- 昨日に続き「丘ーを超ーえ行こーうよー♪」
- やっぱり何か違うR2C2、「あのー海へー」…だから何の歌!? 空から海に変わった!? 2番か!?
- 日替わりじゃないけど、昨日もだったけど、P子とR2C2の『東京ロンリーサイボーグ』、最後の「サイボーグ」部分が微妙にハモるようになったのね。
- で、P子のセリフに「最後ハモっとったもんな!」が追加されてる。
豊満
- パねぇ! でかーい!と連呼してから「でかーいパーイパーイパーイパーイ♪」と歌うパルコムさん。…わかりません(笑)。
- 後で訊いたら「スカイハイ」というのが元ネタだそうです。うん、わかんないや!
- あじやんが「すいません何か、わかりにくいみたいで…」って頭下げてました(笑)。
- 続いて再び「でかーいパーイ♪」と歌い、「わかってる! わかってるけど挑戦したくなるんだ!」と…(笑)。
- で、片瀬梨乃が「ミル・マスカラス!」になってた(笑)。何じゃ?と思って調べてみたら、覆面レスラーで、入場テーマ曲が「スカイハイ」なんだそうです。わかんないから!
パルコムおじい
- パルコムでぇす、うぇぇぃ…まーこのぉ。
- 何かやたらしゃがれた声で云うなぁと思ったら…田中角栄かよ!(笑)
- 「びっくりしたこのぉ」…あじやんが笑いながら「今どき田中角栄!?」てつっこんでました(笑)。
- クアトロ様には「久しぶりだなぁ。行くぞー…引っ越してきた! 隣に引っ越してきた!」…呆れつつ首を捻りつつ背中向けて倒れるクアトロ様…。
- にダディ、「何なんだよもう、何なんですかもう」…後半田中真紀子入ってましたよ(笑)。
- あと、おじいに電気かけてから「可哀想だ」って云ってるのがたまらなかったです(笑)。
父子
- 泣き笑いクアトロ+ダディの表情で鉄板泣きシーンなのですが、「だけど親父の代わりはいない」で深く俯いたダディが、「ダディキャニュヒアミー」ではっと顔を上げるので…すいませんモップ下さい…。
- 繰り返しクアトロの口から発されていた「ダディ、キャン・ユー・ヒア・ミー?」だけど、この瞬間にやっと、初めて、クアトロの言葉がダディに聞こえたんだと、ダディが聞いたんだと、思いました。ずいぶん遠回りしちゃったね…。
- もし、クアトロがパルコムを冷凍睡眠させなければ、30年はかからずに済んだかもしれない。もっと早くに和解できて、大人になったクアトロは父親を赦すことができたかもしれない。パルコムはクアトロの心を、言葉を、理解できたかもしれない。ジェノサイドロックなんて作らなくても、済んだかもしれない…。
- もし、なんて考えたって、しかたのないことだけどね。
- 二人ともキラキラしてて、声は濡れて聞こえて、息子に触れる父親の手は優しくて、…たまらなかった。
- ライブに向かうパルコムの覚悟も感じられて…ほんと、カッコイイよパルコムさん…!
だらだら日替わり以外の感想も続けてしまいそうな勢いなので(笑)、この辺でとりあえず止めておきます。ほんっっとに…大好きだこの芝居、この役たち、このバンド、この役者たち、このセリフ、この曲、全部!!