東京公演も残り少しになり、わたくしの観劇予定も残り少なくなってきて、とても寂しい祭りの終盤ですが、ここにきてちょっとイイことに気づいてしまい、…もうちょっと早く気づけば良かったのに…！という感じもしなくもないけど、いや気づけて良かった！なのかなとも思ったり。いいんだうすらぼんやりそしてカルマばっかり観ている私が気づけただけマシなんだ！ そして気づいてから、震えるほどに左門字に惚れ込みましたよ…おかげでソワレは左門字までオペラグラスガン見で大変だったよ…。
マチソワしてきてメモはとってるんですが順不同っぽくて…でもがんばる。ちっちゃいけど。器も容量も。
畳みます！
とりあえず、気づいちゃった（やっと気づけた）ナイスなポインツを。
左門字、開始からずーーっと、峰打ちしかしてないんですよね。ていうかそもそも、左門字の腰の鞘は上下逆に刺さってるの！ 人を斬る剣じゃないのね！ で、マチネの殺陣シーンで、あれーずっと峰打ちになってるなー間違えちゃってるのかなーそれともわざとかなー、と思いながら左門字を気にしていたら、それまでずっと峰打ちというか、刀を上下逆に持っていた左門字が、ホッタルの居住地でのカルマvsクガイの時に「義によって助太刀する！」って剣を抜く時と、あとラストの口上前、「情により助太刀する！」の時だけ、普通に持ち直して構えるんですよ。何か、…かっちょえええええ！！！って思ったの！！ しかも、左門字が剣を振るって、人を斬る「ずびしゅっ」って効果音が入るのが、最後の口上前の殺陣シーンだけ、なの…！ あそこまで、左門字はひたすら峰打ちと殴打（？）しか使ってないんだよ…。何ていい男なんだ左門字…！ と、左門字株がここへ来て一気に急上昇しました。しかも人を斬るのは助太刀の為だけなんて！*1
…何をイマサラ、だったらすみません。本当に気づいてなかったんだもの…びっくりして鳥肌立ったんだもの…カルマしか観てなさ過ぎなんだもの…。
あとはメモを。
- 釜茹でシーン、五右衛門が飛び込んだ時の花火が左側しか出てなかった、ような…？ 灸六！ 火薬の目方が読めてないよ！（笑）
- 左門字の最初の登場シーンで、鉢巻の両サイドに何か奇妙な黒い線模様が入ってる…？と思ったら、いつも垂れてる前髪が左右とも耳にきっちりかけられてて、何か変でした（笑）。江口さん、鬱陶しいから裏では耳にかけてて、そのまま出ちゃった？と疑ってみた。
- 五右衛門党の面子を追い出したお竜がセクシーポーズを決める時に流れるお色気BGMが何かバージョンアップしてた（笑）。あんなに音数なかったよね前。
- 「タタラ島への海図と船と乗組員、その他必要なものは全部、この二人が用意してくれるわ」ってお竜が長持の中から海図と望遠鏡を取り出すところ、ペドロとアビラがそれぞれ、船の模型と地球儀を取り出してました。小道具増えてる！
- 膝を叩いて痛がるペドロ、の膝を叩く効果音が「べしっ！」と大きくなっていた。
- 「あんたはそういう男じゃ、なかったのか〜い？」お竜のセクシーな語尾をペドロとアビラも真似してセクシーに云ってる。
- ゾクゾクッと海賊の歌、上手バンドさんも五右衛門・お竜と同じ踊りを踊ってるんですね！ 色々やりすぎですバンド（笑）。
- 嵐に巻き込まれ、サメに食われる灸六。
- 砂浜のシーン。「限界だ！」で泣くのと、寝返りを打つのは確定のようです。
- 国王陛下万歳のダンスを、憎たらしい顔したまま歌い踊るさとみちゃんが可愛い。
- クガイ様の「まだ諦めきれぬか。カルマよ…」をオペラグラスで観ていたら、クガイの後ろをバナナ持ったままのさとみちゃんがすーっと上手に向かい移動していくのが見えて、何か笑えた…（笑）。
- 本日昼の王子。相変わらずお美しい…！
- 高音ロングトーンがちょっと苦しそうでした…って、それが普通な感じになりつつあるな最近。プレとか初日とかは澄んだ声が綺麗に伸びてたのにー！
- 初めて観た！ これが噂の「タイタニック」再現するボノーとシュザクか！！（笑）
- 「Close your eyes…」「Trust me…」「Flying…！」から歌に入るまで、ちゃんと待ってる王子が可愛かった（笑）。
- おい！ おい！ おーい！！って云いながら、腕を横にぶんぶん振る。
- いいかげんそれはもう古いだろう、でツッコミはほぼ確定のようです。
- 温故知新！でべしんと叩かれ、おこちゃまだなぁ！でばんっと突き飛ばされるのを足を踏みしめて受け止め「おう！」と返すカルマ。でも、連打＋お尻アタックで吹っ飛ばされる（笑）。それをじゅんさんが引き戻して「気をつけろよ…俺もお前も」って（笑）。
- 戦場に赴く兵士の心得、の「おもむく」が上手く云えないじゅんさん。今日も云い直して、云い直すじゅんさんを笑いをこらえつつ身体で反応しながら聞く未來さん。面白い。
- 尺八が横笛になってたー（笑）。なかなか固まらないねぇ！ 未來さん笑ってるし！
- どこでだっけ、「お前もジャックをやりたいのか？」とか云ってたのは。でカルマが「はぁ？！」って答えてた（笑）。
- あと、「知っているか知らないだろう！」の、知らないだろうが出にくくて、「知っている！」ってかぶせるタイミングを計ってちょっと間をとる未來さん。
- キメポーズは「何の意味があるんでしょうね〜」と笑われていました。
- 最終軍議に「お前も来い！」とカルマに云うボノー将軍が、脇全開アピールポーズをしておった（笑）。
- おう！と応えて甲板から降りるカルマ、双眼鏡が背中に来てて背負ってるみたいで可愛くなってた。
- ペドロのタップシューズは、出てくる時に持っているシャネルもどきバッグの中に入ってるそうです。友達が見えたって云ってたー。
- ペドロのタップを円窓から覗くカルマが、昔飼っていたシマリスが夜中とかに起きちゃって、巣箱の穴から顔だけ覗かせて目ぇしぱしぱさせてたのに似ていて、…可愛いのです。あんな風に円窓のふちに両手をちょこんとかけて、顔出して眠そうにぱちくりまばたきしてたよシマリス…。
- タップバトル中に、剣の後ろ側（切っ先側）にマントがぐるんと絡んで取れなくなってて、その所為で切っ先側が上に上がっちゃって、タップの最中に剣が鞘から抜け落ちそうになったのを、危うくキャッチしてました。ちょっとドキドキした！
- 「死の商人」「と王子ィィィヤォ！」
- 楽しそうに踊りまくっとったやないか、靴まで履き替えてやる気満々、は固定ですね。靴履き替えてって云われて自分の靴を気にするカルマが可愛い。
- あと突っ込む前にじゅんさん、川平さんがタップ台の後ろで履き替えた靴を出しちゃったよ（笑）。
- 小舟で上陸作戦中、ちょっと船酔いしてるっぽいボノー将軍。気遣うように声をかけるカルマ王子。
- 戦闘シーン。ズゴンさんの、剣を持ってない方の手のひらを上にして、首をくいくいっとする挑発ポーズがかっこいいです。悪役っぽくて（笑）。
- 対クガイ戦。セリフ回しが上手くなったというか、セリフがはっきり聞こえるようになった…ような気がするのは場所の所為かなー。今日はマチソワとも後方ドセンターだったからなー。
- 「母がその手にかけられた時から、俺はこの時を待っていた！」の俺が巻き舌になるのねいつも。「おるぇはこの時を」って。べらんめぇだわ（笑）。
- ズボンの膝がいつも汚れているのは、2幕のボロボロ仕様なのかなー。あれ、復讐ソングの時も膝汚れてるの？ いつも顔ばっかり観てて覚えてないんだなー。
- クガイにやられて転げ回る。いつもより転がってるような。
- バーヤの暗殺未遂の時。何かちっちゃくなってて…可哀想な子になってた…。
- ちっちゃいアナタの最後、前までは可愛らしく「みなごろしだー！」「おー！」って云いながらハケてたのに、この頃はドスの効いた声で「皆殺しにしてやらぁ！」「やったるわぁ！」とか云ってるのね（笑）。じゅんさんはもちろん、濱田さんが凶悪です。
- 2幕。インガ隊長お気に入りのコージくんイジリは、「コージくん。君は本名かい？」「はい！」「そうか」でした。
- 日替わりザン。「業務連絡です。明日からタイムカードが新しくなりますので、明日までに新しいタイムカードに名前を書いておいて下さい！」…タイムカード制なんだ地獄穴…。
- 灸六のお腹が浮き輪で助かった所。どうしてそんなやっきになって脱がそうとするの五右衛門…（笑）。
- 絶望と光。「あはは、ははは」が掠れるのが個人的にすごく好きです。ボロボロの自嘲っぽくて。
- 「絶望を知ってしまった俺に」の最後の俺に、がカッスカスに掠れてたのですが、多分それはわざとではないと思うのですが、それがすごく良かったです。いつもアレでもいいくらいだわー。
- 左門字登場。「俺か？ 俺は…迷子だ」でずるっと転ける王子が可愛い。
- 「五右衛門を捕まえるまでは死なないからな！」と左門字に云われ「…なぜ？」っていう、この「なぜ？」の云い方がすんごい可愛くて好きです。笑いも起こるし。突き付けた剣をひょいっとされた時の「アレ？」な表情もかわゆい〜。不思議そうに自分の切っ先見上げてるの〜。
- ラリラリカルマ。スープのお代わりをよそってもらってる途中に、ギター侍のイントロが始まってしまい、なかなかお代わりがもらえないカルマ（笑）、
- 左門字はノリノリで、曲の途中で「かもん！」とか云ったり、ギターを歯で弾く真似したり、いろいろしてました。そりゃ盛り上がりすぎですよ（笑）。
- ラリノリ王子。ギコギコさせる棒*2を奪ってでも鳴らさず、手に持ったそれをリズムに合わせて振ってました。
- カウベルも奪ってでも叩かない。
- カウベルをホッタル兄さんに押し付けて*3カポエラ突入。腰振るダンスがセクシーですよ王子。やっぱり踊り子は王子だと思いますクガイ王！
- バク宙2回。
- 何か、やたら足もとのおぼつかない王子で、しょっちゅうひっくり返ってたような。
- そしてひっくり返ったまま、足を高速でじたばた動かして、床の上で頭を中心にぐるぐる回る王子。気持ち悪い（笑）。
- 最後はヘドバンというか頭振り回してた。ちょっと怖いんですがそれ…*4。
- 切り株に戻って寝転がるけど、切り株を枕にせず、床に寝てました。
- 寝てる王子と、立ってスープを飲んでるホッタルさんがしばらく見つめ合った後、ホッタルさんが寝ている王子にスプーンでスープを一口飲ませてあげてました。いいなぁ餌付けー（笑）。
- クガイ現る。どっかのセリフ云いながら、勢いにまかせて床に座り込む王子。
- ここのvsクガイ戦、前より転げ回るのが多くなってる気がして、全然勝てない感じが増して、そして左門字の助太刀が際立つ気がしました。すごく助けられてる！って感じがするの。左門字の助太刀が役立ってるの！
- 何か飛んでますが。ガモー将軍が、「カルマ王子！ まだ諦めきれないか」って云ってたセリフが、「まだ諦めきれませぬか！」と敬語に変更されていました。…お目付役だもんねー将軍。
- ガナルの寝返りは「ボノーのお社長様！ わたくしめをバラバ軍に就職させて下さい！」「内定！いーんじゃない？」でした。
- えーと、片棒の先っちょは「ぐにゃりと曲がってる」でした。
- いつもながら、ボノーに人質にとられてる時の王子は本当に美しいです。絶望感に虚脱していく表情が美しいったらない！ ごめんね！！
- クガイを救ったカルマ、父を支えて立ち上がるところで、…ぎゅっと手を握り合った！ うわーん！！ 父上ステキ！！
- 口上はやっぱり血が滾りますね！ 昨日の白浪観た後だと余計にね！ そして左門字口上中のカルマの横顔がめちゃくちゃ美しい。
- エスパーニャ艦隊の砲撃開始。八百屋舞台の上の方で、カルマと左門字が左右対称な配置でちょっと格好良かったです。
- ホッタル族と左門字の最後。「この日が来るのは知っていました」「クガイから聞いていました」って、わぁ敬語になってるー。ホッタルの言葉はああいうものだと思っていたから、ちょっと違和感が。
- 五右衛門の船に乗り込んで最後の「五右衛門ロック」。ガモー将軍と一緒に横方向にノリノリの王子が本当に可愛らしい。一緒にノリノリしてるおじさんと若いコがまとめて可愛らしい。
- カテコ。メインキャスト出てきた時点で、みんなで一気にずささーっと、波の布を舞台前方に押しやって、座って北大路さんを迎えてました。かっこいい！
- 最後は後ろの壁から出てきて、仁さんに頭下げてた？未來さん。何してたのかなアレ。
- あと、一番最後に、やっぱり後ろの壁からハケていった未來さん、ハケ際に、壁に半分隠れるくらいのところで、小さく低く手を伸ばして…一瞬、振るまではいかないけど、ひらりとさせて行きました。…びっくりした！ でも嬉しかった！！
とりあえず、左門字峰打ちショックのマチネでした。がっごよがっだわーん！*5
引き続きソワレ行きます！
