ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

単独花見


 小雨降る中、近所の学校に花見に行ってきました*1。徒歩でひとりで(笑)。春休み中で誰もいなくて、サッカーグラウンドの周囲で満開の桜なんぞを独り占めしてしまい、金髪タツトシの幻影を見たりしつつ。お花見どこにも行けなくて、今年もまともに桜見ないで終わるのか…と思ってたけど、ちょっと行ってみてよかった。小雨が花びらに当たる音と鳥の声しかしない、贅沢な一時でした。
 桜の花の香りって知ってますか? 満開の桜が並んだところに、ゆるい風が吹くと、ごくごく微かにうすーく、香るんです。桜餅の匂いをすごく薄めて、塩気をゼロにした感じ。本当に微かなんだけど、ふわりと暖かい香りがするのです。…雨が降った所為か、いつもよりほんの少しだけ濃く香ってました。嗅げて良かったー(笑)。
 中学〜高校時、通学路が井の頭公園内を突っ切るコースだったのですが、部活の春合宿を終えて帰ってくると、大抵満開の桜の中を駅まで歩きました。デカイ荷物と楽器ケース抱えてね(笑)。当時はまだ、公園内で宴会とかはあまりされてなかったんだ…今じゃ匂いなんて、アルコールとおつまみの匂いしかしないもんなあそこ。
 満開の桜の中を大荷物でよたよた歩きながら、ふわりと嗅いだ桜の匂いを思い出しました。…中三くらいから、「合宿所からウチに着払いの宅配便で荷物を送る」という技を使い始めたり、駅までタクシー乗り合いしたり、してたけどね(笑)。

*1:守衛さんにご挨拶してね