ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

Au Temps Jadis

 以前、母と渋谷をそれはそれはたくさん歩いた時、行き当たったけど時間切れで食べられなかったガレット屋さんに行ってきました。昨日。寒かったけど、風強かったけど、傘*1壊れたけど。Au Temps Jadis(オ・タン・ジャディス)というお店です。マニーというその筋(笑)では有名な会社が母体の、ふわ〜んきゃわゆ〜い☆な極甘カントリー系雑貨・手芸のお店に併設しているクレプリです。
オ・タン・ジャディス/クレープリー

 渋谷のNHK近くからちょっと1本入ったところにあるお店は、古いレンガ造りで、その一角だけ日本じゃないみたいです。雨模様もまたちょっと、フランスかイギリスの田舎な雰囲気を加味してくれた…ようにも思えるのですが、でも風はいらなかったな! ぜんぜん嬉しくなかったな強風!!
 好きなヒトにはたまらない雰囲気です。たまらないです(笑)。



 この階段を降りた半地下がクレプリ、横っちょにある階段を上がった1.5階が雑貨屋さんになっています。お昼時には並んだり待ったりする人気のお店ですが、開店直後だったので窓際に座れました。晴れてあったかかったらテラス席*2も良さそうなんだけど、生憎の天気でしたので。店内は雑然として、決して広々とかそういう感じではないけど、「雑然」を構成する要素ひとつずつが全部可愛いので、総じて可愛い雑然になっています。ウェイトレスさんたちも可愛い女の子ばっかり、なんだけど、クレープ焼き職人さんが若いちょっとゴツい感じのお兄ちゃんで、そのミスマッチ加減も含めて可愛らしかった(笑)。

 店内はこんな感じ。フランス田舎の農家的な雰囲気です。
 メニューはガレット*3が中心で、お食事クレープもデザートクレープも種類たくさん、ランチコースのメニューもありました。あとシードル*4もオススメのようです。ワインとかもあったなぁ。お食事クレープも甘いのも食べたかったので、お食事はふたりでシェアして、デザートはそれぞれ注文しました。ペイザンヌという、シェパードパイ的な挽肉とマッシュポテトとチーズ・ハム・卵が入ったガレットと、私は塩バターキャラメルのクレープを、友達はバターシュガーのクレープを。何だかんだ云って、バタシュガのシンプルな美味しさは他に何もいらない美味しさなんですよね(笑)。

↑これがペイザンヌで、


↑こっちが塩バターシュガー。

 正直、クレープの皮が好きでたまらないんですよ。中身はわりと何でもいいんですよ。ガレットが美味しくて美味しくて! 薄いのにモチモチしてて、そば粉の香りがふわんとして、しょっぱくても甘くてもおいしーいの! 青山の「ル・ブルターニュ」にも何度か行きましたが、あっちより価格がちょっと抑えめなのが嬉しい。塩バターキャラメルも、キャラメルが甘過ぎなくてほんのり焦がし風味が香ばしくて大変美味でした。キャラメルたっぷりかかってたから、替え玉みたいな「替え皮」が欲しかった(笑)。
 デザートクレープと一緒に私はミルクコーヒーを、友達はホットミルクを飲みました。コーヒーはふつうにコーヒーカップだったけど、ホットミルクがかなり大きいカフェオレボウルで来て、面白かったです。デカイよミルク(笑)。あと、お茶受け的に付いてきたお菓子が可愛かったです。隣のテーブルにあったソレを見て、どうにもたこ焼きに見えていたのですが(笑)、たこ焼きじゃなかったー。だってたこ焼きの上にマヨネーズかかってるみたいに見えたんだもん(笑)。

 たこ焼きではなくて、シューケットというフランスではメジャーらしい焼き菓子です。サックサクのシュー皮にお砂糖が付いてて、クリームなどは入ってません。このお砂糖が遠目に見たらとてもマヨネーズみたいだったんだもの…(笑)。軽い食感で、シンプルな甘さで、たくさんポイポイ食べられそう。でもくれたのはひとつずつですが。
 お昼近くなって、待ってる人が出てきたので退散しましたが、前回母上と通りがかった時も待ってる人がいました。開店直後を狙うのがいいみたいです。また行きたいなぁガレット美味しいなぁ。
 で、上のお店を覗いたら、いちご+Mなものが売っていて、ちょっと離れたところにある姉妹店にはもっと種類があるかも、なんて云われて、強風雨の中わざわざそっちまで出向いて、だいぶ長いことうだうだ眺めて、ちょこっと買って、それからパルコに行ったわけですよ。地味に疲れたわけですよ(笑)。
 で、本当は、今回のコースにグローブ再訪も含まれてたんだけど、タイムアップとお疲れと雨降りで断念してしまいました。なかなか行けないなぁグローブ…晴れてる時に行きたいなぁ!

*1:友達の

*2:狭いんだけど雰囲気はステキ

*3:そば粉のクレープ

*4:ブルターニュ地方特産のリンゴの発泡酒