ミライ派野郎

森山未來とその周辺を果てしなく気持ち悪い感じに追いかける桐の日々散々。

「スマイル〜聖夜の奇跡〜」完成披露試写会 試写篇

 他力本願バンザイ的に行って参りました。本当にすみません色んな人に助けられてやっとこさ生きています。早めに行ってお茶でもしようかーなんて云っていたら、早めに行ったはずなのにすでに列が出来ていたので、お茶もできずに並んでいましたとさ。でも無印で買ったおやつが美味しかった☆
 映画は、ネタバレなしで行きますが、正直あーんまり、期待度は高くなかったのです。あ、いや、めざましの手すり上タップとか最近のインタビューなんかを見て大分上がりはしましたが、それでも、決してこう…公開を指折り数えて待ち望む感じでは…。なので、わりと気負わずに、気楽に試写に臨んだのでした。
 が。
 …すみません。申し訳ございません。とりあえず、オープニングでぐぼをぇああぁっと何かが迸りました…汁っぽいものが。はがああああっと口が開いて閉まらなくなりました。すげぇオープニングすげぇ…たまらない。どうぞ未見の皆さん思う存分楽しみにして下さい。やっぱり動く森山未來はハズさないね! しかもタップだもんね!! 色んな臓器が随所でひねり潰される気分でしたよ…。
 ほんとに、あんまり期待してなかったのです。まぁストーリーはどう転んでも失敗はしないだろうけど、未來さん的には何というか、主演だけど本筋は子供達側なんでしょ?みたいな…しかもどうにもルックスが面白いことになっておられるしメロンだし靴下は赤いしねぇ、みたいな…。
 いや、靴下は赤いしダウンはメロンだし髪の毛はもしゃもしゃだし、なんです。なんですが、…予想外に可愛い。予想以上に可愛い。予想を遙かに上回って、可愛い。
 はちゃけた役はわりと多いと思っていましたが、それでも久しぶりにこういう感じだな、という。しかも、これまでわりと多かったのははちゃけてるのがビミョウに空回りっぽい役、だったのですが*1、修平先生はから回らないはちゃけで! ちゃんと周り(こども達)がついてくるはちゃけで! そう考えると、あれタテノリぶり?みたいな、そんな感じでした…よかったよぅキュートで魅力的で根拠のない前向き発言が修平先生の口から出ると出来ちゃう気がしてきちゃうんだよぅ。私も修平先生に「お前は最高だ!」って励ましてほしいよぅ。
 ストーリーとしては、そりゃ無理だろみたいなのはもちろんたくさんあるんですが、そんなことはどうでもいい。あり得るかあり得ないかが問題ではない。ないないない、と思う瞬間を越える、手に汗握る感覚が味わえればそれでいいのです。そのまま楽しめばいいのです。だって楽しかったもの! 爽快で痛快できゅんとして、切ない。修平先生のくるっくる変わる表情とキレッキレの身体の動き、随所に挟まれるタップシーン、子供達との体当たりなふれあい、全てから目が離せません。とにかく可愛い! 可愛くてカッコイイ! 早いところ、もう一度観たいです。色々ちゃんともっかい見たい!
 子供達も、みんなキャラクターがくっきり際立っていて、みんな可愛いのです。メインの昌也くんはもう、とりあえず美形。すげぇ綺麗。The・主役、という存在感でした。ヒロインの礼奈ちゃんも…これがまた足が長くて顔小さくて、正直80年代にはいませんよそんな子、という感じではあったのですが、綺麗で儚くて完璧なヒロインでした。個人的に大好きなのは千夏ちゃん! 男勝りの乱暴者で、口も悪いけど本当はとっても女の子、な感じがたまらなく可愛いのです…たまらないな!
 ホッケーシーンはさすがのスピード感と迫力で、手に汗握りまくりでした。かなり荒っぽいスポーツなのは知っていましたが、凄いね。さすが氷上の格闘技とまで云われるだけある。でもかっこいい! ホッケーもフィギュアもできないけど、アイススケートに行きたくなりました(笑)。音楽もスピーディで良かった!

*1:達平とか