まだ2日しか経っていないとも云えますが、確実に、もう2日も経ってしまったの方です。人間は忘却する生き物なのです。…何でこんなに忘れるのが早いんだろう…もうカケラしか残ってない…。
そんな残滓をたぐり寄せつつのメモを貼ってキットカット・クラブ名古屋店とお別れします。…個人的には、コレで閉店するにはちょっと…悔しいというか、あーこれでソワレがあったら持ち直すんだろうになー、という感じでしたが、でもカテコのもーもー牛さんが可愛かったのでまぁいいや（笑）。すいませんダメ人間で。
畳んでおきますね。
- ベルリン行きの列車の中。エルンストの「あーはん？」にダメ出しする辺りで、クリフの膝の上から雑誌が滑り落ちた。別に、普通に拾ってましたが。
- えー、長い前髪に遮られ気味でしたが、もんのすごい二重になってましたよ、左目。横顔が左右で別人になるくらい。WL前の雑誌の写真くらい。そんなんなるまで飲み過ぎるなよー公演中に！ 休演日前ならともかく！*1
- 左目がめちゃくちゃ二重なクリフ。2幕のどこかで左目をこすってるのを見て、やっぱ気になるのかな〜とか思いました。私も何かの拍子に三重とかになるとかゆくて気になるし。
- 二重瞼も気になったんですが、アイホール部分にこう、ラインが入って見えたのです…眼球の上に沿う感じで。彫り深効果？ それとも落ち窪んでナチュラルにライン入った？
- 何か、何となく…未來さんの発汗がいつもより早かった、ような気がしました。シュナイダーさんに部屋を借りる辺りですでに、もみあげの辺りにキラキラが。体調悪いのかと心配になった…。
- でも顔色も普通だし、声も平気だし、風邪っぴきな感じはなく。…やっぱ飲み過ぎなんじゃ…。
- 文句ある？でセット裏に回り込むシュナイダーさんを追って「あっ…そっち行ったらいけないことになってる…」と小さく呟くクリフ(笑)。
- 「さぁ、タイプを開けて」、蓋は何とか開きました、よかったよかった(笑)。ライティングテーブルに向かい、前髪をふっと息で吹き上げるクリフ。
- ばらしたら、殺す〜♪ウェイブの終着点。が、目の前でした(笑)。待ち構えるように見てたクリフと、見つめ合ってにんまり嬉しそうなボーイさんがキュート。
- 席が大変上手側だったので、何となく視界に入ったのですが。マインヘルの時に源ちゃんが、群舞の男性の踊りを緩〜く真似して踊ってました(笑)。可愛いなぁ！
- 今日のまかないは、やけに爽やかな後輩風に、「サリー姉さん、入れちゃって下さい！」だって(笑)。
- 悔しがり飲みのボビーを「ねぇ可笑しいでしょこの子、可笑しいのよ、ねぇ」と云うヴィクター。びっくり飲みの時は「面白いのよこの子」だったのが変更？してました。
- それを受けてクリフ、「ねーほんとだねー」ちっちゃい子みたいになってます！
- 「誰かにあなたとあたしの関係を訊かれたら、あなたの答えは次のうちどっちになるでしょう！」と前に出るサリーに向かい、後ろから「ストップ！」と止めるクリフ。止まらないんですが。
- しかしこの日のナイスなお歌は…正直、びっくりしました。スピーカーに近いせいかとも思ったんだけど…違ってたようで。残念。
- まずアレ？と思ったのは、声がざらついて聞こえた点。クリアじゃないというか、いつもの透明度がないというか。軽く喉に絡まる感じがして、んん？と首をひねってしまいました…だからスピーカーのノイズかと思ったんだよ…。
- で、僅かに音程が不安定だった…そういう意味でハラハラしたことが今までなかったから、余計にびっくりしました。軽く上擦り気味。すぐ修正したのはさすがでしたが。
- ロングトーンの伸びもイマイチ…いつもの爽快な程の、何の苦もなく伸びていくような突き抜けるような、伸びやかさと艶が…足りない…。
- 何かね…とにかく、んっ？ あれっ？という感じ、だったのですよ。いや、多分、普通にお芝居を楽しんでるなら、あんまり気になるような程のことではないのかも知れませんが…でもなぁ。普段に比べたら絶対違うもん。この日だけ観て、「あーまぁけっこう…歌えるんじゃん？」くらいに思われたら、何か…悔しいなぁ(笑)。
- 人間誰しも、常にベストな状態で居続ける、ことなんて、無理ですよね。うん…わかってるんだけど。つい、勝手に期待してしまうのですすみません。唯一の聞かせ所だしさぁ！
- ちなみに、阿部さんとか松雪さんには違和感覚えなかったんですよね(笑)。ほんとすいません未來特化されてる耳目で…。
- ナイスなお歌の「マナーモードの」で倒れた椅子を直す後ろ姿とか、「ナイスな」の呆れた感じとか、「人と」の後にサリーに文句云おうと詰め寄りかけるのとか、がすごく好きです。ちょっと怒ってるクリフと、ちょっとしおらしいサリー、どっちも可愛い。
- エルンストがぶち破った窓に板を打ち付けるクリフ。金槌はくるりと回して、釘打ちは目をすがめながら。顔中が横線になってるのが、上手端っこからだとよく見えました。
- 「タイトルは、『サリーの危険な恋』！ あたしをすっごく美人で、すっごく魅力的に書いてね」の後。「男の人はみぃんなあたしの魅力に負けちゃうの」となるはずが、もっかい「あたし」が出ちゃって、「あたし、男の人はみんなあたしの魅力に負けちゃうの」と云い直してました。…だからどうというものでもありませんが。
- 妊娠したの！後に斜めになる時は、普通の顔のまま固まってました。
- 予想外の人生に乾杯、で乱入してきたMC。「お金大好きです」が何だかちょっとカタコトっぽくて、だからかな？ クリフが後ろ向いて笑ってました。
- アメリカ娘の一言は「タッパーウェアー！」誰が考えてるんだろーう！
- やっぱりブリュンヒルデさんが少し美人に見えました（笑）。がんばった顔あんまりしてなかったから、かな。アゴ顔しなければけっこう美人さんに見えるのにー。
- 友達が云っていたんですが、ブリュンヒルデが編み上げサンダルを履いているとか。…マジでー？ そんな着脱面倒くさいものを見えないスカートの下にわざわざ！？
- サリーと踊ろうとするルーディに、グーの小指側を降り下ろすように、げんこつハンマーで殴り掛かるクリフ。その後、シャツのボタン？が自分の手に当たったのか、ちょっと痛そうに撫でてました。
- 町中を騙してやったシュナイダーさんを指して「ドッキリカメラ？」と訊くエルンストに、「わかってる！」と応えながらびしっと人差し指を向けるクリフ。そのままサリーに連行されて行きました。
- それにしてもシュナイダーさんは町中をどんなふうに騙してやったんですかね？
- サリーとヴィクターのダンスが目の前で。足を前後に動かしながら、松雪さんがずっと、「ワン、トゥ、ワン、トゥ、」とカウントしてました。楽しそう〜。
- でステップ踏みながらタンゴみたいに首を動かしてるんだけど、途中でヴィクターの首がぐきっ！となって…動かなくなる(笑)。サリーがよいしょ、と治そうとしてました。
- 「夢ね…」と冷笑気味にベッドに上がり新聞を開くクリフ。何か畳み方だか開き方だかが上手くなくて、バッと開いたら右面と左面(偶数ページと奇数ページ？)が繋がってなかった！ 背表紙にあたる部分から二つに分かれてしまった朝日新聞…面白いシーンじゃないのに笑いが起きてしまった…。
- 「マックス、何か云って！…黙って！」の間のマックスの一言が、また何か変なことを云ってました。ちょっとHGさんっぽく、「何とか(見落とし？ 見返り？)フー！」って(笑)。意味わかんないってば！
- 飛び蹴り後の雄叫びは「ぎええええ」が2回。何なんだ一体！
- 今日の「もうすぐ列車が」は出る、でした。別にどっちでもいいんですが。
- ラスト。ゆらゆらと、青い光の中で茫洋と揺れる幻想、それを静かに振り返る、その夢からすでに足を踏み出してしまったクリフ、終わってしまった「楽しい日々」に響くMCの明るい声…これらがそぐわなければそぐわないだけ、切ないラスト。夢が輝いていればいただけ、醒めた時の絶望は大きい、そんなラスト。
- MCが「さよなら」を告げ、源ちゃんのギターの弦が切れ、暗転そして響き渡る爆撃音。一瞬静まりかえる会場内、舞台に再び照明が当たり、コンダクターのカウントが「ワンツッスリッフォ！」と小さく聞こえて、始まる演奏。この一連が…たまらない。どの瞬間もたまらない。暗転の余韻を引きずった気分のままで、突然明るい音楽が始まる、一瞬の戸惑いもたまらない。
- カテコご挨拶。未來さんは28日にとりあえずで上げたのでその他を。
- 阿部さんが村杉さんに振るのに、「杉村さん、あ、村杉さん」って(笑)。わざと、だよねぇ？
- カテコ3回目かな？ はける時、両手のげんこつを前と後ろでごちんごちんとぶつけながら歩いていました。照れゆえの？(笑)
- カテコご挨拶後は上手の階段下へ移動。ご挨拶を終えて戻ってきた小松さんと笑い合っていました。
- 阿部さんご挨拶に出てきた「ピカイチ」は、名古屋で有名な、ドラゴンズファンが集まる店で、激辛ラーメンが有名、なんだそうです。
- で、聞いた話によると、土曜マチネのまかないシーンで、MCが「今日のまかないは辛いよ！」とか、「みんな辛い辛い云いながら食べている」とか云ってたそうで…これはそのピカイチの激辛ラーメンを受けてのネタだったのかな？と推測。
- そういえば、あの、銀テープ射出砲が真横にあったんです。いやぁ…凄かった。耳がピイイイッて鳴りました。びっくりしたー！
…何か文句云っちゃって…すみません。でもちょっとね、黙ってたらわだかまってしまうからね。でも、だからこそナマなんですよね舞台って。生身の人間がやってるんだからね。常に完璧な状態しか見たくない・聞きたくないのなら、CDやDVDだけ聞いて見てればいい…んだから、ね。だったらDVD出してよ、とも思いますけどね（笑）。
*1:前後不覚前提
