やはり鮮度は大切なのか
先日、母上お誕生日おめでとう&弟お日取り決定おめでとうお食事会なるものを家族で、近場のリストランテで執り行いまして。牛の頬肉の煮込みがメインのコースなどを戴きまして、大変美味しゅうございましたのですが。弟がナフキン頭に被っておどけていたら父もやっていて、こんな男が夫になりそしてこんな男が父上なのか…と色々人生とかに疑問を抱いたりもしたのですが、まぁめでたいからヨシってことで。弟は自称も○みち似(とてもイケてない前提)らしいですが、何となく最近私は大泉洋気味なんじゃないかと思います。あんなに柔らかい感じではないが。
そんなことはどうでもよくて、その帰りにふらりと立ち寄った古本屋さんで写真が可愛かったから買った本をめくっていて、思い立ってしまい、ウズウズです。
焼きメレンゲが作りたい! ていうか食べたい!! 卵白と砂糖だけで作るシンプルかつ可愛らしい、小さくてかりっとサクッとしててシュワッと溶けちゃう白いメレンゲが食べたい!!
というわけで作ってみました。さすがに手動泡立て器ではメレンゲは厳しいので、実家から電動のを借りてきます。おお、文明の利器! 卵の黄身と白身を分けるのは、いつの間にか得意になってしまいました*1。いつもは使い道もなくサヨナラしてしまう卵白ですが、今日はむしろそっちが主役。一応卵黄は別容器に移して取っておきますが*2。
ボウルに移した白身をガンガンに泡立てる。グラニュー糖を何回かに分けながらまだ混ぜる。ガンガン混ぜる。ごりごり混ぜる。いや混ぜてるのは私じゃなくて泡立て器の電動部分ですが。私は支えてるだけですが。
しかし、何となく角…?くらいにはなるけど、その先が進まない〜。こう、理想としては、つんっ!とあたかも誰かの鼻の先の如く、ゝみたいに、形良い角が上を向く、ハズなのですが…何故かつんっ!の先っちょがへにょり、とへたれてしまう。ちゃんと冷たい卵で作ってるのにーなんでー??と首を傾げたのですが、考えてみたら卵が新しくなかった…もしかしてその所為ですか。確かに本にも「鮮度が落ちると腰が弱くなる」みたいなことが書いてあったような…だからかなぁ。やはりつんっ!には鮮度が必要なのか。あまり混ぜすぎると水分が分離しちゃうよ?みたいな脅しが書いてあったので、それは怖いよぅ、と途中であきらめ、まぁ何とかなるでしょうよ所詮メレンゲだもの卵白泡立ってりゃいいんだもの。オーブンペーパー敷いた鉄板の上に絞り出し…たら流石に角が立たないだけある。むしろそれは流出したんじゃ…的な状態に(笑)。だらだら出て行ったよアイツら!! 途中で何とか絞り出したけど! でも、やっぱり角が立たないので、こう…イメェジするメレンゲの、つんっ!と形良く尖った先っちょは出来ず、何となーくうなだれたような、まるで福岡銘菓ひよ子*3のようなフォルムに…まぁいいや…。
そんで110℃のオーブンで小一時間。70℃くらいの設定が出来たら、2時間くらいじっくり焼くと真っ白いメレンゲが出来るらしいのですが、うちのオーブンレンジはそんなに微調整は出来なかった。ので110℃で1時間コース、軽く焼き色が付いたらストップして、そのまま冷まします。と、こんなんなりました。
…何か…本の写真と違うんですが…(笑)。
でも、食べてみたらさくっカリッシュワッだったので、ヨシです。歯にとてもくっつきました。食べ過ぎてベロが痛い。今度は新しい卵でリベンジしたいです! 目指せつんっ!なゝなメレンゲ!!